• ハラパンの森林火災

  • 概要
  • 活動情報 2017年5月18日 更新

インドネシア・スマトラ島ので森林火災が起きています

スマトラ島にあるハラパンの森は、さまざまな生き物が暮らす多様性に満ちた熱帯雨林です。

スマトラの野生生物

しかしながら、毎年森林火災により、広大な森林面積が消失しています。2015年は特に大規模で深刻な事態となりました。インドネシアの森林は泥炭地であり、いったん泥炭に火がつくと消火が困難なため、火災の予防策が大変重要です。しかし予防策や森林火災を止めるための資金・人手・設備が足りないのです。

森林火災の様子

そこでバードライフは、現地のNGO「ブルーン・インドネシア」と協力し、森林火災防止のための啓発キャンペーンを行うとともに、火災の監視塔や、消火設備の配備、緊急時の人員を集めるためのプロジェクトを開始しました。
森林を火災から守ることができれば、生き物の生息地を守ることができます。
プロジェクトを進めるために、継続的なご支援をお願いいたします。

2016年3月に起きた森林火災の消火活動の様子

ご支援いただき、誠にありがとうございました。(2017年5月18日追記)

ハラパンの森の保護プロジェクトの進捗状況の確認と、今後の取組に向けた打合せのため、4月下旬にバードライフのスタッフがハラパンの森を視察しました。
現在、ハラパンの森では火災が発生した際に、すぐに検知できるよう、パトロール隊や消防隊の機能を強化し、消化訓練なども定期的に実施されています。

消防隊の訓練の様子

森の中には消火用のタンクも設けられており、できるだけ早く消火活動に取り掛かる工夫がされています。

森の中に設置されている消化タンク

今回の皆様からのご寄付は、消火活動の際に水をくみ上げるポンプの維持管理に使用させていただくことに決まりました。ご寄付くださり誠にありがとうございました。

消火用のポンプとホース

ハラパンの森では、森林火災への対策のほか、森林火災の跡地を森に戻す活動や、森林の遷移の状況を確認するモニタリングなど、さまざまな活動を実施しております。本プロジェクトの募金は締め切らせていただきますが、今後ともバードライフの活動にご支援いただければ幸いです。

詳しい視察報告はこちらもご覧下さい

2020年までの戦略として「種の保全」「生息地の保全」「生態学的持続可能性の促進」「人々への働きかけ」を4本の柱とし、下記の9つの保全プログラムを推進しています。

1.絶滅危機の回避
2.重要生息環境(IBA)
3.渡り鳥とフライウェイ
4.海鳥と海洋の保全
5.森林保全(Forests of Hope)
6.気候変動
7.移入種への対策
8.地域住民の自立に向けた支援
9.地域住民の問題解決能力の獲得・向上の促進

寄付金の使いみち

いただいたご寄付は、下記の活動や設備をはじめとする、プロジェクト運営費に使用します。
・森林パトロール
・森林復元のための植林
・森林火災防止のための啓発キャンペーン、チラシや教材作成
・消化設備のメンテナンス