寄付受付開始日:2018/07/08
更新日:2018/10/02
西日本全域で発生した豪雨災害は、数十年に1度の大雨との報道の通り、各地では河川の氾濫、土砂崩れ、住宅への床上浸水、全壊・半壊、道路の寸断など、甚大な被害が発生しております。
そして、今も多くの被災者の方々が不安な状況の中、避難所などでの生活を余儀なくされております。
NPO法人ユナイテッド・アースでは、西日本豪雨災害の被災地支援として、災害支援のご協力をお願いしております。現在、さまざまな団体などとも連携して支援を進めています。
ユナイテッド・アースでは国内外にいる3万人以上の仲間より現地の情報を集めた上で、調査と協議を重ね支援先、協力先を決定しています。
具体的な支援内容や支援先に関しては、随時ウェブサイトやフェイスブック、ユナイテッド・アースのメルマガなどで情報を発信しています。
また、皆様からお預かりした救援募金がどのように活用されたのかを、できる限り詳しくレポートとしてお届けしています。
宇和島市支援の経緯と現在の状況は以下のとおりです。
ユナイテッド・アースでは、災害発災直後から先遣隊が各被災地を視察してきました。他県ではすぐに災害ボランティア団体が入り支援活動が始まる中、愛媛県宇和島市吉田町には災害支援団体が1つも入っていませんでした(2018年7月11日時点)。
私たちが現地調査にお伺いした際、住人の女性から「ここまで来てくれる人はほとんどいませんでした。本当にありがとうございます。」と涙ながらにお礼の言葉を伝えていただきました。
そのような状況も踏まえ、私たちユナイテッド・アースは7月16日より宇和島市吉田町に災害ボランティア活動拠点を設置し、本格的な支援活動をスタートしています。
宇和島市では7月5日からの大雨により、7月8日に大雨特別警報が発令され、土砂崩れ、浸水被害、停電、断水等の甚大な被害が発生しました。宇和島市吉田町では11名の方が亡くなるなど、特に大きな被害があり、現在、避難所では180名の方が避難生活をしておられます。
いまだに通行止めが40カ所以上あるなど、被害の全容が明らかになるにはまだ時間を要し、復旧は長期戦になることが見込まれています。
物資の支援だけでなく、家から土砂をかきだす作業が必要な方もいれば、災害後の心理的なケアが必要な方、支援を得るための情報が必要な方など、現場によって、そして個人によって、必要な支援はさまざまです。現地の方々の声に耳を傾け、どのような支援を必要としているのかを把握しながら、状況に応じた支援を行ってまいります。
その上で、特に深刻な問題として、宇和島市吉田町地区、三間町地区に水道水を供給している浄水場の裏山が今回の豪雨で崩壊し、施設が使用不能となっていることです。現段階で復旧の目途はたっておりません。そのため、断水該当地区の市民は応急給水所等でポリ容器に水を受け取り生活しております。宇和島市吉田町はご高齢の方も多く、何度も給水所を往復することは負担が非常に大きいです。
また、特に被害が大きい吉田町立間地区では山崩れによる大量の木が集落に流れ、甚大な被害が起きています。
今後、地元社会福祉協議会やボランティアセンターの方々と連携しながら、一日でも早い復旧復興を目指し、支援を行ってまいります。
なお、皆さまからお預かりした支援金の資金使徒、ニーズ調査に基づいた支援活動の様子は公式フェイスブックページ等を通し、みなさまにお伝えして参ります。
皆さまからの温かいご支援、ご協力を願い申し上げます。
特定非営利活動法人ユナイテッド・アース
事務局一同
更新日:2018/10/02
以下の支援を遂行中です。(2018年7月27日時点)
■土砂撤去
・ダンプでの瓦礫(がれき)運び
・撤去物の分別作業
・床を剥いでいる部屋の押入れの土砂出し
■ゴミ出し
・ユンボでのかき出し
・軽トラでの土砂撤去
■現場の状況確認作業
■水没した資材引き出し作業
■事務局業務
・ボランティアの受け入れ
・ニーズ整理、拠点・物品整理
■炊き出し
・7/27で終了予定
畑も広く、みかんの木には流木や流れてきたゴミもたくさんあります。人の力じゃないとできないこともたくさんあります。それと同じぐらい機械で土砂をのけるなどの作業も必要になります。いろんな力が必要になりますが、今後も自分たちにできることをさせていただきます。
■東日本大震災緊急支援(2011年3月~)
震災後直ちに被災地に赴き、宮城県南三陸町を中心に緊急物資支援から心のケア、産業・雇用の創出など、全国から集った延べ3万5,000人のボランティアとともに、さまざまな復興支援活動を展開してきました。現在も宮城県登米市に拠点を構え、継続した支援を実施。
■熊本地震(2016年4月~)
発災直後から被災地に支援物資を届け、4月22日から阿蘇市内牧に活動拠点を構えて復興支援活動を開始し、産業復興につながる多角的な支援活動を展開。全国から延べ3,500人のボランティアがユナイテッドアースの復興支援活動に参加しました。
■九州北部豪雨(2017年7月~)
2017年7月の集中豪雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市に活動拠点を構えて復興支援活動を開始。朝倉市の基幹産業である農業や果樹園、店舗や商業施設の復旧・復興サポートを中心に支援活動を展開。全国から延べ550人のボランティアがユナイテッドアースの復興支援活動に参加しました。
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