• 2

    画像提供:認定NPO法人3keys

  • 概要
  • 活動情報 2017年9月07日 更新

全国で320万人以上の子どもたちが貧困状態に

子どもたちの5人に1人には、頼れる大人がいません。年間10万件を超える虐待や6人に1人と言われる貧困が背景にあります。深刻な悩みを抱えた子どもたちをなるべく早く、頼れる大人や支援団体へとつなげたい。この活動をYahoo!基金は支援しています。

みなさん、日本の子どもたちの現状をご存じですか?
およそ6人に1人、全国では320万人以上が貧困状態で暮らしています。
特に深刻な家庭の場合、虐待や育児放棄などへ発展する傾向があり、事実、子どもの虐待対応件数は毎年1万件ペースで増え続け、最新の調査ではついに10万件を超える数字となってしまいました。
また、地域のつながりが減り、子育てにまつわる親の負荷や責任が増える中で、満足に子どもと話したり、寄り添うことが難しく、中学生の5人に1人が、困ったときの相談相手が誰もいないと答えています。

子どもたちに寄り添う民間非営利団体(NPO)・支援団体は毎年立ち上がっていますが、このような状況は一向に変化の兆しを見せません。
その背景には、子どもたちに支援情報が届いていない現状があります。
大人ですら、民間非営利団体(NPO)・支援団体の違いや支援内容はわかりづらく、子どもたちの力で違いを見分け、自分に最適な団体を見つけるのは不可能に近い状況です。

深刻な悩みを抱えながら、誰にも相談できずにいる子どもたちほど、なるべく早く頼れる大人や支援団体とつながってほしい、そんな思いを持ち、認定NPO法人3keys(スリーキーズ)は2016年4月、10代の子ども向けに支援団体の検索・相談ができるポータルサイトMex(ミークス)東京版(外部サイト)を立ち上げました。10代の子ども向けに特化した、支援サイトです。

Mex(ミークス)東京版

2016年12月末時点でのMex(ミークス)東京版への訪問者数が約40,000件、そのうち掲載されている支援団体へのコンタクト数が約1,300件と、とてもニーズが高いことがわかりました。

全国の中高生は、文部科学省による学校基本調査によると約700万人いるとされています。困ったときの相談相手が誰もいない子どもが5人に1人なら、誰にも相談できない悩みを抱えた子どもたちが全国で140万人いると推定されます。

Mex(ミークス)東京版を「全国版」にすることで、掲載できる支援団体を大幅に増やすとともに、子どもたちの悩みの解消につながるようなコラムやインタビュー記事を配信するなど、より親しみやすさや信頼感を高めて、子どもたちが気軽に支援団体や地域とつながり、地域全体で子どもたちを見守り、育てる仕組みづくりを目指します。

Mex(ミークス)全国版イメージ

※2017年6月27日、全国の子どもたちを支援対象とするMex(ミークス)全国版がスタートしました。本サイトは、すべて個人・法人のみなさまからのご寄付によって運営しています。

寄付額が2倍に

当募金には、Yahoo! JAPANからのマッチング寄付が適用されます。あなたからのご支援を倍にして、支援先団体に届けます。

マッチング寄付は、Yahoo!基金の口座に入金した募金額に対して、同額をYahoo! JAPANが寄付する仕組みです。マッチング寄付金額には上限があります。上限金額はYahoo!基金が実施している募金すべてを合計して毎月500万円です。ただし、募金毎にマッチング寄付の上限金額を設定している災害緊急支援募金はこれに含みません。上限を超えても支援はおこなえますが、超過分のご支援はマッチング寄付の対象にはなりません。

支援先団体概要

認定NPO法人3keys(スリーキーズ)は、虐待や貧困が原因で、児童養護施設や母子生活支援施設などに保護されている子どもたちに、ボランティアによる学習支援・進学指導を行ったり、深刻な悩みを相談する大人が周りに誰もいない子どもたちに相談窓口を設けたり、適切な支援施設への橋渡しなどを行っています。
ホームページ:http://3keys.jp/(外部サイト)

<3keysからのメッセージ>
子どもは社会で守り、愛されるべき存在です。
地域に埋もれ、発見・保護などの対処がされず、悲惨な結果となってしまったニュースも目にします。
子どもたちを苦しめる問題や、弱みに付け込む大人よりも先に、手を差し伸べて寄り添ってくれる大人に出会うことができたら、状況も違ったかもしれない、と思うことも少なくありません。
「本当は誰かに相談したい」「誰かに頼りたい」そんな子どもたちを、私たちと一緒に見守り、支えていけるようにご協力いただけたらうれしいです。

3keys代表理事、森山誉恵さんが語る思いを動画(外部サイト)でもご覧ください。

8月23日、Yahoo! JAPAN 「LODGE」にて、第15回『Child Issue Seminar(特別版)』を開催いたしました。

8月23日、Yahoo! JAPANのオープンコラボスペース「LODGE」にて、「医療の現場から考える子どもたちの孤立〜そして大人にできること」と題した「第15回 Child Issue Seminar」を開催し、80名以上の方にご参加いただきました!

第1部の基調講演ではメンタルヘルス医療の最前線で子どもたちと接している、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦氏をお招きし、「孤立」が子どもたちに与える影響や、私たち大人にできることは何なのか、についてお話いただきました。

子どもたちが発信するSOS、そして具体的な接し方についてのお話は、3keysが運営する10代向け支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」にもきっと役立てられると感じました。

第2部では3keysから2016年度の活動報告をさせていただたほか、Yahoo!基金の方にもMex(ミークス)へのご支援についてお話をいただきました。会場運営にご協力いただいたYahoo!基金のみなさま、ボランティアのみなさま、そしてご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

(2017年8月28日追記)

1万人を超える皆さまからのご支援を頂き、Mex(ミークス)全国版もスタートしました

Mex(ミークス)を運営する認定NPO法人3keys(スリーキーズ)の渡邉です。
4月から開始させていただいた本募金ですが、6月26日には支援者数が1万人を超えました。
たくさんの皆さまから本活動へのご理解ならびにご支援を賜り、ここに改めてお礼申し上げます。
また、6月27日には、Mex(ミークス)が全国の子どもたちを支援対象とする全国版をスタートさせることができました。
助けを求めているひとりでも多くの子どもたちへ支援が届くよう、スタッフ一同気を引き締めて邁進(まいしん)して参ります。
Mex(ミークス)はすべて個人・法人のみなさまからのご寄付によって運営しています。
引き続きのご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。

(2017年6月28日追記)

Mex(ミークス)東京版・2016年度のご報告

<サイトの利用状況:2016年4月~2017年3月末時点>
○ アクセス数:53,739人
○ 支援団体へのコンタクト数:1,529回(電話:1,163回/メール:366回)

<カテゴリごとの閲覧数:検索されたキーワード>
○ からだ・こころの悩み:40%(自殺、妊娠、LGBTなど)
○ 家族・学校の悩み:26%(いじめ、親、虐待など)
○ 学習・就労:12%(仕事、不登校、塾など)
○ 犯罪被害:9%(DV、暴力、強姦など)
○ 生活・食事:7%(居場所、話し相手、孤独など)
○ その他:6%(お金、架空請求など)

<メディア掲載>
○ 2016/5/20:Soar
○ 2016/9/2:ハフィントンポストジャパン
○ 2017/3/4:ソトコト(PDFファイルが開きます)
○ 2017/3/23:CSR マガジン
○ 2017/2/19:東京新聞(PDFファイルが開きます)

2017年2月19日付け東京新聞紙面より

<最後に>
Mex(ミークス)は、今までにない取り組みということもあり、2016年度は東京版のみを運営しましたが、想定していたよりも利用が多く、ニーズの高さを実感しました。 2017年度は全国版に拡大し、東京のみならず全国で困っている子どもたちを一人でも多く、適切な支援につなげていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

寄付金の使いみち

集まった資金は、Yahoo!基金を通じて支援先団体である3keysに寄付します。
Mex(ミークス)の全国版に向けた開発等の運営資金として活用される予定です。
10代の子ども向けに特化した支援サイトにぜひ賛同、ご支援をいただきますようお願いいたします。