寄付受付開始日:2007/07/26
更新日:2020/10/23
世界では100万人の子どもたちが「商業的性的搾取」の被害にあっています。
「商業的性的搾取」とは、子どもたちがお金やものと引き換えに性的な行為を強要され、搾取されてしまうことです。国連の定義の中でも「最悪の形態の児童労働」であると言われており、かものはしはその中でも、子どもの「性的搾取を目的とした人身売買」(子どもが売られてしまう問題)を解決するために活動しています。
かものはしプロジェクトは、「子どもがだまされて売られてしまう問題」を根本的になくすために、2002年から2018年までカンボジアで、2012年からインドで取り組みをしています。
インドでは、サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「サバイバーに寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないよう「社会の仕組みをつくる」活動の2つを軸に、現地パートナーと共同しながらさまざまな事業を行っています。
インドで子どもが売られる問題を解決するための資金として使わせていただきます。
月1,000円で4人の鉄道警察官が人身売買取り締まりの研修を受けることができます。
月3,000円で2人の女の子の裁判を支援できます。
月5,000円で、1人の少女が自立するための自分のビジネスを始めることができます。
更新日:2025/04/30
2007年から寄付受付を開始し、12,252人の方から4,729,818円のご寄付をいただくことができました。
皆さまの応援に心から感謝申し上げます。
いただいたご寄付で以下の活動を進め、成果を上げることができました。
・サバイバーとNGOが人身売買についての啓発活動やDV被害者支援、児童婚予防活動等、自分たちと同じような被害者を出さないためのプロジェクトを、NGOやサバイバーたちが自ら計画を立て実施。その活動をサポート。(2024年7月までにサバイバーが主導した啓発などの取り組みは269回、開催されたイベントは283回)
・ソーシャルワーカーによる活動や、サバイバーグループによる保健省への働きかけの成果として、無料の身体的・精神的医療サービスを受けられる施設が増加。
・サバイバーグループの活動が注目を浴びるようになり、メディアに取り上げられる件数も増加。(インド反人身売買リーダー連盟での活動が3年間で200件のメディア発信)
・サバイバーに対して無料法律サービスを提供。法的支援を受けたサバイバーは245名で、そのうち163名が訴訟に参加(2023年2月時点)。
・125名のサバイバーが被害者補償を申請し、うち半数は被害者補償が認められた (2023年2月時点)
インドの経験をいかして新たに日本でも事業を開始いたしました。
それに伴い、新たに立ち上げたプロジェクトに統合するかたちで本プロジェクトは終了させていただきました。
長年の応援本当にありがとうございました。
私たちは、これからもインドでも日本でも、「こどもが虐待や暴力で苦しむことがない社会をつくる」ために活動を続けてまいります。
もしよろしければ、以下から今後も応援いただけると幸いです。
こどもが虐待や貧困で苦しむことのない社会をつくりたい
カンボジアで問題解決を続けてきたかものはしは、2024年までにインドでの「性的搾取を目的とした人身売買」をなくすために、現地パートナーと共同しながら、主に2つの活動を行っています。
1つ目は、サバイバー(人身売買被害者)によりそう活動です。被害にあったサバイバーが自分の人生を取り戻すために、心身回復をサポートし自分の力で生きていけるように、インド現地パートナー団体を通じて支援しています。
2つ目は、社会の仕組みをつくる活動です。被害者が正義・権利を取り戻し、売られない社会の仕組みをつくるために、「加害者の捜査・裁判」や「被害者を支援する仕組みを改善する事業」をインド現地パートナー団体と行っています。
1日でも早く、子どもが売られる問題をなくすためにみなさまの温かいご支援をお願いします。
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かものはしプロジェクトは、「子どもが売られない世界をつくる」をミッションとし活動しています。2002年に設立され、カンボジアで活動を始めました。2012年からはインドでの活動を開始しました。そして、2014年認定NPO法人取得しました。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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