寄付受付開始日:2025/04/18
更新日:2025/04/17
かものはしプロジェクトは、日本の「こどもの虐待問題」、インドの「人身売買問題」を解決するための活動をしている団体です。
日本では、児童虐待相談対応件数は増え続け、2020年以降は年間20万件※1を超えています。
虐待により、ケガや身体的な苦痛を受けたり、最悪の場合には命さえ奪われてしまうこどもたちがいます。
また、自己肯定感を持つことができなかったり、対人関係に難しさが生じたり、さまざまな精神的症状を大人になっても抱え続けるケースもあり、こどもの人生に長く大きく影響する可能性があります。
こどもが虐待されない、そして虐待された人が回復できる社会をつくる。
そのために、孤立しがちな妊産婦の支援、児童養護施設などを出た若者の巣立ち※2の応援に取り組んでいます。
※1:平成14年から令和4年までの20年間。こども家庭庁発表「令和4年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数(速報値)」
※2:児童養護施設や里親家庭を出たこども・若者たちの多くが、経済的な後ろ盾もない中、精神的な不安を抱えながら、社会に出ていくことを余儀なくされている
海外の人身売買問題に取り組んできた、かものはしプロジェクト。
日本のこどもたちが置かれている状況を目の当たりにし、
「こどもが、理不尽な暴力にさらされて、尊厳が踏みにじられているのは、インドも日本も同じ」
「海外でも日本でも、暴力や虐待に苦しむこどもをなくしたい」
2019年から、日本での児童虐待への取り組みを行っています。
かものはしプロジェクトは、人身売買問題の解決、児童虐待の予防と回復の支援、またこれらの問題解決のために社会参画を促す活動などを行っています。
本募金へのご寄付はこのような活動全般に使わせていただきます。
使途の例:
・困難な環境下におかれた妊産婦さんが安心して休める居場所を提供
・困難な環境下におかれた妊産婦さんに支援物資を提供
・パートナー団体とともに、親や家族を頼れない若者への支援提供
・親や家族を頼れない若者支援をしている団体の組織基盤強化の支援
また、一部運営費にも使わせていただきます。
こどもたちが「生まれてきて良かった」と思える社会をつくるために、ご協力いただけると幸いです。
年次報告書・財務
更新日:2025/04/17
虐待を予防するために
日本では、年間約50人(※)のこどもたちが虐待死に至っています。
そして、深刻な虐待に至ってしまった人たちの多くが、出産以前からさまざまな困難(経済的困難、精神的不安定、DVなどの複雑な事情)を抱えていたにもかかわらず、頼れる家族がいない、行政に助けを求められない等、社会から孤立していた、という特徴があります。
※こども家庭庁発表「こども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第19次報告)(令和5年9月)」
妊娠期から社会のつながりを育むことが、虐待の予防につながるのではないか。そんな考えのもと、2024年から、孤立しがちな妊産婦が安心して過ごすことができる居場所「ふたやすみ」の運営を行っています。
ふたやすみは、日中の居場所・訪問・宿泊を通じて、妊産婦さんとその家庭に関わっています。居場所にお越しいただいたりご自宅に訪問し、家事や育児のお手伝いをしながら、お話をして、ともに時間を過ごしています。
【妊産婦支援事業】居場所「ふたやすみ」の活動報告
虐待からの回復を支援するために
虐待や親との離別を経験し、児童養護施設などで育った若者たちは、高校卒業と同時に児童養護施設や里親のもとを出ることがほとんどです。
頼れる実家がない多くの若者たちは、経済的な後ろ盾もない中、自ら生活費を工面したり、トラウマなど心の傷からくる精神的な不安を抱えながら、自らの人生を切り開いていかざるをえない状況にあります。
私たちは児童養護施設などを退所した若者たちが、出身の児童養護施設や支援団体とのつながりを持ちながら、安心して巣立つことができるような社会の仕組みづくりに取り組んでいます。
若者たちに寄り添う児童養護施設や支援団体がすでに手一杯な中、支援団体を増やしたり、支援の質を強化することで、若者たちが安心して頼れる場とつながりながら、生きていけるようにパートナー団体と連携しながら活動しています。
また、現場の声を制度に反映させるための政策提言の活動を行っています。
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かものはしプロジェクトは、「こどもが売られてしまう問題」を解決するために2002年に活動を開始しました。
2002年からはじめたカンボジアでの事業は2018年に終了し、2012年からはインドでこの問題に取り組んでいます。
2019年からは日本国内の「こどもの虐待」問題への取り組みを開始しました。
インドでも日本でも、「こどもが虐待や暴力で苦しむことがない社会をつくる」ために、私たちは活動を続けます。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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