ミャンマー人道危機2021:
今もなお混迷を極めるミャンマーに支援の手を

寄付受付開始日:2022/02/04

  • 領収書あり
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特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム

プロジェクト概要

更新日:2022/02/04

2021年2月以降のミャンマー情勢の悪化から1年。ミャンマー国内では、いまだ国軍と武装勢力の戦闘が止まず、不安定な情勢が続いています。そうした中、避難生活を送る人々や、政情不安によって、さらに困難な状況に陥ってしまった子ども、女性、高齢者、障がい者などへの緊急支援が必要とされています。

現在、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の支援プログラム「ミャンマー人道危機2021」では、加盟NGOがミャンマー各地やタイでの人道支援に取り組んでいます。情勢の混乱から1年となる今こそ、私たちの人道支援にご協力いただけましたら幸いです。

皆さまとともに、困難な状況にあるミャンマーの人々に支援を届けたいと、心から願っています。

皆さんのご支援でできること(例)

【概況】

■ミャンマーでは、武力衝突の激化により、特に女性、子ども、障がい者など脆弱(ぜいじゃく)性の高い人々の保護ニーズが依然として高い状況です。長期にわたる避難状態により、人々は劣悪な衛生環境での生活を余儀なくされており、安全な水へのアクセスとその貯蔵、トイレなどの衛生施設の提供が必要とされています。またIDPサイトでは食料不足の問題も発生しています。

■教育面では、もともと新型コロナウイルス感染拡大による学校閉鎖で、ミャンマーのほぼすべての子どもたちが学習機会を失っており、教育支援、社会心理的サポートが必要とされています。6月1日に多くの地域で学校が再開されたものの、再開前の週には学校への攻撃が急増し100件以上の事件が報告されました。

■医療施設などに対する攻撃は260件が報告されています。医療従事者のストライキや拘束のほか、季節的な大雨などの影響も受け医療体制がひっ迫しており、医療へのアクセス悪化が懸念されます。Covid-19の検査や予防体制も不十分で、ピーク時には毎日約4,000件の新規症例と約400人の公式な死亡登録が報告されています。ミャンマーの一人当たりの死亡率は東南アジアで最も高くなっています。

■国境を越えてタイに逃れた避難民は、安定的な収入源はもちろん、最低限の生活のための食料、水、保健医療、マスクなどの衛生用品不足のほか、保護や教育へのアクセスが急務とされています。今後現地のホストコミュニティーへの負担増も懸念され、当該コミュニティーも含めた支援が必要です。

■支援の実施に際しては、国際機関、現地のホストコミュニティーと連携しながら、受益者はもちろん、現地スタッフや現地提携団体など支援関係者の安全を最優先し、現地のニーズに応じた活動を進めてまいります。また、新型コロナウイルスの感染対策を徹底します。

寄付金の使いみち

皆さまからお預かりした寄付で、ミャンマー国内および隣国(タイなど)に避難している人々へ、食料・物資配布、水・衛生、保健医療、保護、教育などの支援活動を実施していきます。

詳細は、ジャパン・プラットフォームのウェブサイトをご覧ください。

活動情報

更新日:2022/02/04

◆タイ・ミャンマーの国境付近での支援活動(2021年11月~)

▼国境周辺の状況
タイ・ミャンマー国境周辺の治安状況は悪化の一途をたどっています。日々実施される空爆や銃撃戦によって多くの人々が住む場所を追われ、タイや国境周辺に逃れています。国境と戦闘に挟まれ行き場を失った人々は銃弾や砲弾が降り注ぐ中、身を隠しながら生活する状況が続いています。

ある避難民は、「国境沿いの川を避難しているとき、砲弾が頭上を通過し、シュルシュルシュルと物凄い音がして、直後にものすごい衝撃とともに爆音がした。ここで私の人生は終わったと思った」と話してくれました。国境はまさに生死の境界線となっており、逃げ惑う避難民とミャンマー国軍と武装勢力の激しい戦闘で大きな混乱に陥っています。

▼避難生活を送る人々への支援

支援活動では、タイ・ミャンマー国境付近(タイ側)を拠点として、ミャンマー側にいる国内避難民に食料を送り届けています。また、タイ政府、UN、国際NGOと協力して、タイ側に逃れてきた人々に対しても緊急的に必要な飲料水や毛布などの配布支援を実施しています。避難民の中には子どもも多く、長引く避難生活で大きな精神的ストレスを抱えています。

こうした子どもたちが、少しでも笑顔になれるように、1月8日のタイの「こどもの日」に合わせて、絵本の朗読会、お菓子や果物の配布を行いました。

厳しく管理されたタイ側の避難生活では、勉強はもちろんのこと、外出や外部との接触は一切遮断されています。ミャンマー側に帰ることもできず、多くの人々は戦闘が終わることを祈りながら、タイ側で厳しい避難生活を送っています。一方、ミャンマー側では、今も多くの命が奪われ続けています。

戦闘地域は日に日に拡大しており、刻一刻と近づく爆音や銃撃から逃れる避難民が増加する中、人道危機の悪化を防ぐためにも、引き続き、関係機関と連携した支援活動に尽力していきます。

※ 安全管理上、活動団体名と詳細な活動地を記載しておりません。
※ 支援の実施に際しては、国際機関、現地のホストコミュニティーと連携しながら、受益者はもちろん、現地スタッフや現地提携団体など支援関係者の安全を最優先し、現地のニーズに応じた活動を進めてまいります。また、新型コロナウイルスの感染対策を徹底します。

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プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム

ジャパン・プラットフォーム(JPF)とは、国内外での自然災害時・難民発生時の緊急援助をより効率的かつ迅速におこなうためのシステムです。

NGO、経済界、政府が対等なパートナーシップの下、三者一体となり、それぞれの特性・資源を生かし協力・連携して支援を届けます。

この「プラットフォーム(土台)」では、政府からの支援金および企業・個人の方々からの寄付を募ることによって、緊急援助実施時、初動活動資金がNGOに迅速に提供されるため、NGOは直ちに現地に出動、援助活動を開始できるようになります。

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団体のプライバシーポリシー

プライバシーポリシー

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