寄付受付開始日:2025/12/01
![[2025年11月 スリランカ サイクロン緊急支援(ピースウィンズ・ジャパン)]の画像](https://donation-pctr.c.yimg.jp/dk/donation/projects/1764565860/204b2850-ce74-11f0-ab6c-a78225d01d5b.jpeg?q=75&w=1100)
更新日:2025/12/01

サイクロン「ディトワ」は2025年11月28日、スリランカを直撃しました。スリランカ防災管理当局が11月30日に発表した最新の情報によると、これまでに334人が犠牲となり、370人が行方不明、被災者は110万人超に上ったとされています。
この事態を受けて、ピースウィンズは緊急支援を決定。ピースウィンズが運営する災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」の看護師1名と、ピースウィンズの調整員を含めた緊急支援チームが出動します。
ピースウィンズは、現地でニーズを調査し、これまでの災害支援、人道支援の知見を活かして、被災者の方々に必要とされる支援を届けます。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
スリランカでのこれまでの活動
26年続いた内戦が終結した2009年から、国内避難民に対する食糧支援や再定住に必要な仮設住宅等の提供を行いました。2011年からは、内戦の影響を受けた地域において、緊急支援から復興・開発を目指し、内戦によって荒廃してしまった農業インフラの整備(農業用灌漑(かんがい)設備、精米所、牛舎などの修繕・建築)、有機農業の促進などによる農産物の高付加価値化など、主に農業を通じた生計向上支援を行っています。
また、弊団体が本部を置く神石高原町の有機農家を専門家としてスリランカへ招いた研修の実施や、スリランカから神石高原町へ農家や農業指導員を、農業技術研修のために招聘(しょうへい)するなど、有機農業を通じた国際交流にも取り組んでいます。
■領収書の発行について
ピースウィンズ・ジャパンは広島県の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当団体へのご寄付は税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。
1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
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※当団体からの領収書発行時期:寄付手続き日から約2カ月~3カ月程で発行いたします。
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詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
メールアドレス:support@peace-winds.org
皆様からいただいたご寄付は、2025年11月末にスリランカで発生したサイクロンを受けて、被害を受けた被災地・被災者支援活動に大切に活用させていただきます。
・避難所での聞き取り、支援ニーズ調査
・物資支援
・そのほか被災地で必要とされている支援
※ピースウィンズ・ジャパン寄付金など取扱規程は下記をご参照ください。
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン寄付金等取扱規程(PDF)
#グッドギビングマーク認証団体
"#Donationdeduction"
更新日:2025/12/11

ピースウィンズの国際人道支援のスタッフと空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”のメンバーで編成された緊急支援チームが、スリランカの被災地で活動を開始してから約1週間。街や村をのみ込んだ濁流が引き、復旧に向けて浸水した家の片づけや掃除が始まっている地区がある一方で、いまだ冠水状態が続きボートでしかアクセスできない村や、土砂災害で道路が寸断され、現在も孤立している集落があります。
こうした復旧の進捗(しんちょく)に格差が日に日に大きくなっていくなか、ピースウィンズは関係各所と密に連絡をとり、どこで何が足りていないのか、何が必要なのか、可能な限り多くの被災したエリアに脚を運び、きめ細やかな支援活動を続けています。
迅速に支援を届ける体制を構築

一時、避難所は最大1,400以上開設され、57,790世帯204,597人もの方が避難していましたが、2025年12月8日の時点で避難所は690カ所まで減少しています。この数字の推移から想像できるように多くの人が家に戻ることができていますが、それでも発災から1週間以上がたった現在も22,218世帯69,861人の人たちがまだ家に戻ることができていません。
道路には、家から運び出された家財道具が並べられ乾燥させる様子があちこちでみられる。
ピースウィンズの緊急支援チームはいくつかのチームに分かれて主に支援が行き届いていないと言われている地域を訪問。夕方、各チームが事務所に戻ると、それぞれの情報を共有し、翌日の計画を立てていきます。
各エリアの被災状況はさまざまですが、共通していたのがおむつや生理用品をはじめとする、衛生用品の不足。ある避難所では、399人の避難者に対して歯ブラシが10本程度しかなかったり、120人の避難者に対してトイレが3つしかないなど、公衆衛生の課題が確認されたりしました。
こうしたニーズと状況を聞き、ピースウィンズは不足しているという衛生用品と掃除関連の用具を手配。翌日には届けると同時にあらたなニーズを聞き出したり、また別の地区へのニーズ調査にまわるなど、迅速に支援物資を届ける体制を構築しながらできる限り多くのエリアの調査を進めてきました。
いまだ被害状況がつかめない山岳地域

河口付近の冠水した地域では、幸いなことに洪水警報が出てから多くの人が迅速に避難し、命を守れたといいます。しかし、いまだ200人近くの人が行方がわからず、その多くは山間部に集中していることが予想されています。
もっとも多くの犠牲者が確認されているキャンディ(Kandy)やヌワラ・エリヤ(Nuwara Eliya)、バドゥーラ(Badulla)は、島の中部に位置する山岳地帯で、斜面に家が建てられた小さな集落が点在。今回の豪雨で大規模な土砂崩れがあちこちで発生し、なかには村がまるごと流されたという被害もあったエリアです。
このエリアへの支援が急務とされていますが、容易にアクセスできない状況が続いています。支援を難しくしているのが、依然として軟弱な地盤でふたたび土砂崩れが起きる危険性が高いこと。支援する側も慎重にならざるをえない状況で、被害状況がまだ十分に把握しきれていません。
それでも地元の支援団体や関係各所と密にコンタクトをとり、最大限の安全を確保しながら可能な限りアプローチし、必要な物資や支援を届ける方法を模索しています。
物資とともに笑顔を届ける

ニーズ調査は、1日で終わりというわけではありません。一度訪れた地域でも、次の日にはまた新たな課題やニーズが生じていることがあり、何度も脚を運ぶ必要があります。今回、スリランカを襲った洪水被害は、平野部と山間部とでは被害状況が異なること、さらに被災地域が局地的ではなく、広範囲にわたることが特徴として挙げられます。被災者の悩みや課題も、さまざまです。

こうした状況で取りこぼしのない支援を行うには、被災した集落を地道に、丁寧にまわっていくしかありません。ひとつでも多くの脆弱(ぜいじゃく)な被災地に赴き、ひとりでも多くの被災者に会いに行く――その先々で物資とともに、笑顔を届ける支援を続けています。
スリランカを直撃し、広い範囲で洪水や土砂崩れなどの被害をもたらしたサイクロン「ディトワ」。現地当局の発表によると、2025年12月3日の時点で死者数は479名にのぼり、行方不明者350名、1,289棟の家屋が全壊規模で被災(浸水などの一部被害は44,556棟)していることが報告されています。
災害発生から6日がたっても一部地域は水没したままで、多くの道路が寸断。空路やボートなどでしかアクセスできない孤立した集落などもあり、被害の全容はまだ明らかになっていません。
ピースウィンズは、発災直後から現地駐在員が被災状況の調査を進めながら一部物資支援も開始。日本からも、海外人道支援チームの調整員、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の医師と看護師、調整員で編成された緊急支援チームを派遣。現地スタッフとも合流し、初動調査も含めた支援活動を行っています。
避難したくても避難できない

今回の豪雨により、島内でもっとも大きな流域面積を誇るマハウェリ川が氾濫し、広い地域で洪水被害が発生。農地などはほぼ壊滅状態で、家だけでなく、多くの人が生活の基盤をも失いました。
比較的土地が平らな河口付近のエリアでは、冠水は激しいものの避難して命を守った方が多い一方で、Badulla(バデゥーラ)やKandy(キャンディ)などの山間部では、大規模な土砂崩れが多発的に発生。同地域では斜面に建てられた家が点在していたことも要因となり、多くの方が犠牲になってしまいました。

また、貧困層が多い地域では、家が浸水して生活は困難な状態でも、浸水した家で生活する方もいます。農作物が被害に遭い、唯一残された財産で生き残った家畜までも手放してしまっては、生きていけない、という声も多く聞かれました。
「誰かが来てくれたことが嬉しいんだ」笑顔を届けた“小さな支援”

食料を中心に、各地から支援物資は集まりつつありますが、支援が十分に行き届かない場所や被災者もいます。ピースウィンズの緊急支援チームは、こうした大きな支援からこぼれてしまった被災者を救うために、関係各所と密に連絡をとり情報を収集しながら、孤立した集落も含めてできるだけ多くの地域をまわり、必要な支援を本当に必要とする人々に届けています。

そうした活動のなかで、ある村で浸水した家から道路に家財を持ち出し、子どもたちと笑いながら歌をうたい、踊っているご家族に出会いました。そのなかのある女性がピースウィンズのスタッフを見つけると、まだ膝下くらいまで浸水している家に招き入れ、あきらめた顔でこう話してくれました。
「知り合いの家に避難していたけれど、道路が通れるようになったと聞いて戻ってきたの。でもこのとおり、全部が水浸しよ。」
それでも笑いながら「掃除を手伝ってくれる?」と、すぐに笑顔に戻ったといいます。
子どもたちも母親の後ろに隠れながら、少しはにかんだ顔でスタッフをみています。これだけの被害を受けているのに、なぜこんなにも笑顔でいられるのかと疑問に感じていたところ、現地の移動をサポートしてくれているドライバーがこう教えてくれました。
「孤立していた場所に誰かが来てくれたことが嬉しいんだ」

日に日に状況も変わり、一度訪れた地域でも翌日にはまた異なるニーズや課題が表面化することもあります。限られた滞在時間のなかでできる限り多くの地域をまわり、支援からこぼれてしまう被災者が出ないようなきめ細かい支援活動を続けていきます。

スリランカに上陸したサイクロンが、大規模な洪水・土砂崩れによる被害を引き起こしています。スリランカ当局によると、2025年12月1日朝の時点で355人が死亡、366人が行方不明となり、被災者は115万人超に上っているといいます。
DMC|Situation Report on 2025.12.01 at 09.00 a.m(PDF)
ピースウィンズはこの甚大な被害の発生を受けて、緊急支援チームの派遣を決定。先遣隊として看護師1名、調整員1名が12月1日に日本をたち、空路で現地に向かっています。
サイクロンの上陸から数日、広がり続ける被害

2025年11月末、東南アジアを襲った複数のサイクロンによって各地に被害が出ています。スリランカを襲ったサイクロン「ディトワ」は、11月27日にスリランカに上陸したあと、数日にわたって豪雨や暴風をもたらしました。サイクロンが去った後も、ダムの決壊による洪水の発生や土砂崩れなどで、被害は拡大し続けています。
スリランカのディサーナーヤカ大統領は、11月28日付で国家非常事態を宣言。日本やインド、米国、モルディブ、中国、オーストラリア、パキスタンなど、各国が緊急援助の提供を発表しました。
被害状況を把握し、1人でも多くに支援を

ピースウィンズの現地スタッフは、行政の担当者などを通じて被害状況や被災者についての情報収集を続けています。サイクロン被害を受けて陸の孤島となった地域には空軍が食糧などを運んでいるものの燃料が届かず枯渇。また、現在水やココナッツ、野菜などが不足するなかで、買い占めが起こっているという情報もあります。
スリランカはピースウィンズにとって、内戦が終結した2009年から拠点を置き、支援を続けている縁の深い国です。内戦によって荒廃してしまった農業インフラの整備、有機農業の促進などによる農産物の高付加価値化など、主に農業を通じた生計向上支援を行ってきました。

現地の事情に精通するスリランカのスタッフと、日本から合流する緊急支援のスペシャリストが1つのチームとなり、困難のただ中にあるスリランカの人々を1人でも多く救えるよう、最善を尽くします。
皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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認定NPO法人ピースウィンズ ・ジャパンは、日本に本部を置き、国内外で紛争や災害、貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人々を支援する国際NGOです。大西健丞により1996年に設立され、世界各地に支援を届け続けています。
ピースウィンズが運営する、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」は、国内外の災害被災地にいち早く駆けつけ、専門的な支援活動を行っています。
日本国内での社会課題の解決を目的とした活動にも力を入れており、地域活性化や子ども支援、犬や猫の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動などに取り組んでいます。
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