寄付受付開始日:2025/04/25
更新日:2025/04/24
日本では悲しいことに、いまだに年間9,017頭の犬猫が殺処分数されています。そのなかで、猫の殺処分数は犬の約3倍以上の6,899頭。そのうちの4,036頭が子猫でした。(2023年度、環境省)
この現状を踏まえ、猫の保護活動をしている方たちのお声に耳を傾けたところ、多くの方が「保護猫たちの避妊去勢手術や病気やけが、感染症対策にかかる費用など譲渡までにかかる医療費が高額で、活動を続けるのが難しい」とおっしゃっておられ、活動費用について大きな課題があることが分かりました。
もし、猫たちが新たな家族と出会うまでの医療費をサポートできたら、ボランティアの方たちの負担を少しでも減らすことができ活動を後押しできるのではないか。そして、動物病院と連携し、医療支援の仕組みをつくることができたなら……。そんな思いから、私たちは新たに猫の保護支援活動「ピースニャンコ」を開始いたしました。
ピースニャンコは「西東京ふれあい譲渡センター」内に事務所を設置し、ここを本拠地としてピースニャンコの活動にご賛同くださるチームメンバー(猫の保護団体)の皆さまと連携しながら、西東京市獣医師会の協力のもと、医療支援活動を強化・拡大してまいります。
■領収書の発行について
ピースウィンズ・ジャパンは広島県の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当団体へのご寄付は税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。
1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
※お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。
※当団体からの領収書発行時期:寄付手続き日から約2カ月~3カ月程で発行いたします。
※領収書の日付は、お客様が寄付手続きを行った日、またはプロジェクトオーナーに入金された日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)のいずれかになります。具体的な日付については、プロジェクトオーナーにご確認ください。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
メールアドレス:support@peace-winds.org
皆様からいただいたご寄付は、猫の保護・譲渡活動を行うボランティア団体や個人の皆さんが負担している避妊去勢手術や、命を守るための医療費支援活動などに大切に使わせていただきます。
・動物病院での医療費支援
・避妊去勢手術のための医療費支援
・その他、高額医療費支援
・移動手術車での医療支援
・ピースワンコの譲渡センターを活用した譲渡促進支援
※支援対象は、連携団体が保護した猫に限ります。
※認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンへのご寄付は、寄付金控除の対象となります。
詳しくはこちら
※寄付金取扱規程は下記をご参照ください。
詳しくはこちら(PDF)
更新日:2025/04/30
ピースニャンコのチームメンバーの一人である「GOGO groomers」の代表、猪野わかなさんが預かった小さい命。その命から考える動画を紹介します。
多頭飼育の現場で生まれた子猫たち。母親が全く面倒を見ずに育児放棄されていた生後3日の白猫とサビ猫を保護しました。
子猫たちはどちらも80gもありません。少しだけ大きい白猫はどうにか少しずつでもミルクを飲みますが、サビ猫は上手に飲むことができません。口に入れても鼻から出てきてしまい、口と鼻がつながっている口蓋裂があることが分かりました。
猪野さんは昼夜を問わず3時間ごとにミルクと排せつのお世話を続けますが、サビ猫はどうしても飲むことができません。
避妊去勢をせずに、同じ場所で多頭飼育をすると、繁殖し続けて血が濃くなり、それが生まれてくる子が弱かったり小さかったりする要因の一つでもある、と猪野さんは話します。
ミルクを飲むことができなかったサビ猫は残念ながら2日後に息を引き取りました。
避妊去勢せず無責任に増やし続けることで、この子たちのようにせっかく生まれてきたのに苦しむ命があります。
白猫はミルクを順調に飲み、すこしずつ体重も増えました。14日後には目が開き、歩き始めます。そして27日目。白猫には新しい家族が見つかりました。新しい生活が、まもなく始まります。
小さな身体で生まれた2匹の子猫たち。虹の橋を渡っていったサビ猫の分まで、白猫は、きっと幸せになると信じています。
この様子をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ ピースニャンコTV動画(24分04秒)をご覧ください。
多頭飼育崩壊の現場は避妊去勢もされていないため、出産しても母猫の状態が悪い、育児をしない、また血が濃いために生まれてくる子猫に先天性心疾患があるなど深刻な状態のことが多く、今すぐに解決しなければならない問題です。
このような現場で保護を必要とする猫は増え続けており、医療費の負担も大きな課題です。皆様の温かいご支援が、一匹でも多くの猫を救う力となります。どうかご協力をお願いいたします。
この度、ピースニャンコでは、新たな取り組みとして「医療&搬送支援」をスタートいたしました!
日々、仕事の合間を縫って保護活動に奔走する、チームメンバーのボランティア団体や個人の方々。猫たちの医療費はもちろんのこと、病院への搬送にかかる時間や労力は、活動を続ける上で大きな負担となっています。そこでピースニャンコは、より多くの命を救うため、医療費支援に加え、動物病院への搬送サポートも開始することにいたしました。
記念すべき第一弾は、GOGO groomersの2匹の保護猫、きみちゃんとちぢみくんです。
きみちゃんは、毎日、学校へ行く途中に見守っていた高校生からの相談がきっかけで保護に至りました。保護当初は風邪をひき、おびえた様子でしたが、今ではすっかり穏やかになりました。
ちぢみくんは、過酷な環境で暮らしていたところを保護されました。ガリガリに痩せ細り、口内炎の痛みでご飯もほとんど食べられない状態。ひどい風邪と血尿も見られたため、すぐに病院へ。
検査の結果、さまざまな病気が見つかり、すぐに手術ができる状態ではなく、暖かい部屋で、ゆっくり休ませることに。するとちぢみくんは、まるで「もう外には戻りたくない」とでも言うように、布団に体をうずめ、安心した表情を見せたそうです。
元気になったきみちゃんとちぢみくんは、新しい家族の元で幸せに暮らせるよう、避妊・去勢手術、マイクロチップの装着、ワクチン接種を受けることになりました。そして迎えた手術当日。ピースニャンコが2匹をお預かりし、動物病院へと搬送。
改めて動物病院の先生に尋ねると、「猫は繁殖力が非常に強く、1匹から10~15匹もの子猫が生まれる可能性があります。不幸な猫を増やさないため、近隣住民とのトラブルを防ぐため、そして猫自身の病気予防のためにも、避妊・去勢手術は非常に重要です」と教えてくださいました。
避妊・去勢手術、マイクロチップの装着、ワクチン接種を終えたきみちゃん、ちぢみくんは、安心した様子でチームメンバーの元へ。新しい家族との出会いを待つばかりです。
ピースニャンコの挑戦は始まったばかりです。私たちは、ボランティア団体や個人の皆さんの負担軽減を図りながら、譲渡促進にも取り組み、1匹でも多くの保護猫が新しい家庭で幸せに暮らせるよう活動を続けていきます。引き続き、皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
この活動の現場に密着した動画をぜひご覧ください。
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認定NPO法人ピースウィンズ ・ジャパンは、国際協力NGOとして多くの国や地域で難民や災害被災者などの支援に取り組み、国内でもさまざまな社会問題の解決に注力してきました。
猫の保護支援活動「ピースニャンコ・プロジェクト」は、犬の殺処分ゼロを目指して殺処分対象の犬の保護・譲渡活動に取り組んでいる「ピースワンコ・ジャパン」事業の姉妹プロジェクトとして、2024年10月に活動を開始しました。
ピースニャンコの活動にご賛同くださるチームメンバー(猫の保護団体)の皆さまと連携しながら、西東京市獣医師会の協力のもと、人間だけでなく犬や猫も幸せに暮らせる社会の実現を目指し、医療支援活動を強化・拡大してまいります。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
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