【ネパール】自然災害復興と災害に負けない地域づくりを支援

寄付受付開始日:2022/04/25

  • 領収書あり
[【ネパール】自然災害復興と災害に負けない地域づくりを支援]の画像
野菜を集荷所に持ってきた農家

認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2023/11/10

ネパールでの自然災害からの復興と災害に負けない地域づくりを支援する活動にご協力ください。

歴史的なレンガ造りの建物が立ち並び、美しい田園風景を望むことができるネパール。しかし、町中で「修復中」と書かれた寺院や、建物を取り壊してできた空き地などが見られ、いまだ2015年に起きたネパール大地震の爪痕が残されています。ピースウィンズ・ジャパンでは、ネパールの人々とともにネパール大地震からの復興に取り組んでいます。

地震直後のシンドゥパルチョーク郡(2015年)

ネパールは頻繁に地震の被害を受けます。

震災からの復興へ取り組んでいるシンドゥパルチョーク郡の住人

また、地震の影響で水脈が変化し水源が乏しくなったことで、地域の人々の生活用水や収入源である農業の継続に大きな影響を及ぼしており、人々の生活の基盤が不安定な状況が続いています。

ピースウィンズ・ジャパンの主な支援内容
・地震後の緊急支援活動
・給水施設整備
・農業を通じた生活基盤の強化
※詳細はこちらをご参照ください。

災害の多いネパールの人々に対して私たちにできること
ネパールは地震だけなくヒマラヤ山脈の氷河の融解の影響による洪水や浸水、国土の多くが山脈であるため、地滑り、土石流、土壌侵食などの気候変動の影響を受けるリスクが高い国の一つとされています。雨期になると毎年、ネパール各地は洪水被害に見舞われ、2021年6月~10月には死者の発生した洪水が約50件も発生しました。

洪水により町の中心部が水没したメラムチ地域(2021年6月18日)

しかし、これだけ災害が多発する状況下においても、ネパールの人々の防災に対する知識や意識は低く、人々の災害に対するレジリエンス(回復力)を高めることが急務となっています。

ピースウィンズ・ジャパンでは引き続き自然災害からの復興に向けた人々への支援の実施、そして災害に強い地域づくりに力を入れていきます。
皆様からの温かいご支援をお待ちしております。

PWJネパールでは、Instagramで現地駐在員がネパールでの日常と活動をアップしています。
ぜひフォローよろしくお願いいたします!

Instagramはこちら

寄付金の使いみち

皆様からいただいたご寄付は、ネパールでの事業に活用させていただきます。
・自然災害からの復興支援事業
・災害に強い地域づくりのための防災関連事業
・当団体が本部を置く神石高原町と連携した事業
(現地の方を神石高原町に招き、研修として農業技術の取得や中山間地域での農業を活用した地域づくりの学びの提供、住民交流による地域貢献など)

※ピースウィンズ・ジャパン寄付金など取扱規程は下記をご参照ください。
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン寄付金等取扱規程(PDF)

活動情報

更新日:2023/11/10

2023年11月3日にネパール西部のジャージャルコット周辺(首都カトマンズから西に約300km)でマグニチュード5.6の地震(2023年11月9日更新)

2023年11月3日(ネパール時間23時47分、日本時間2023年11月4日3時2分)にネパール西部のジャージャルコット周辺(首都カトマンズから西に約300km)でマグニチュード5.6の地震が起こりました。

被害を受けたネパール西部のジャージャルコット地区周辺地域(2023年11月4日 ジャージャルコット地区)

ピースウインズが提携している現地団体から11月4日日本時間14時55分に、緊急の支援要請が送られてきました。地震は、その後も何度かマグニチュード5弱の余震がつづいたようです。
米地質調査所(USGS)によれば、2023年11月4日昼時点で137人死亡、負傷者155人以上とされています。犠牲者が増加する可能性が高いこと、自宅の倒壊を恐れて数千人が外に避難をしているとのことです。

伝統的なレンガづくりの家屋が多いため、多くの家屋が倒壊した(2023年11月4日 ジャージャルコット地区)

提携団体からの情報では、現地の病院は多くの傷病者に対応しきれず、負傷者は他の病院へ搬送されており、現地の自治体からは救援要請が出ています。ネパール政府は人命救助のためにヘリコプターを派遣、首相は現地訪問を急きょ行うとのことです。
ピースウインズは提携団体と組んで、医療支援、食糧支援、簡易建物の支援、衣料支援を計画しています。

山岳地帯であるため、冬季が始まるこれから厳しい冷え込みが予想される(2023年11月4日 ジャージャルコット地区)

皆様からの温かいご支援をお待ちしております。

ネパール人女性による農業研修@広島県神石高原町が終了しました。(2023年4月21日更新)

2023年3月始めピースウィンズが本部を置く広島県神石高原町にネパール人女性研修生3名がやってきました。約3週間にわたり滞在し農業生産者の方や加工工場、道の駅等流通施設など多種多様な方々を訪問し、研修や体験を行ってきました。

神石高原町の道の駅「さんわ 182ステーション」での研修風景

研修生のMayaさんは、「日本という先進国で、最先端の技術を使った農業がおこなわれている様子をたくさん知ることができました。また、必ずしも機械や大掛かりな設備がなくても、私たちがネパールで取り入れられるアイデアもたくさん学びました。ネパールに持ち帰って、たくさんの人に広めたいと思います」と話していました。

特に、彼女たちもネパールで栽培しているトマトや唐辛子については、栽培から加工まで熱心な質問が尽きない様子でした。

自分たちの地域でも取り組んでいるトマトの栽培方法について熱心に耳を傾けていました。

また、地域のどこを訪問しても温かく迎えられ、農業を軸とした研修ではありましたが、それ以外にもさまざまな学びを得られたようで3人の研修生は以下のように語っていました。

「若い人たちが少ない地域で、お年寄りがいきいきとやりがいを持って農業や加工製品づくりに取り組んでいる様子がとても印象的でした。ネパールでも若い人が都市部に流出してしまうという問題を抱えているので、農業だけでなく、こうした地域活性化のための取組みに触れることができたのは、私たちにとっても希望になりました」

ネパール帰国後、3人はそれぞれの地域で精力的に活動を行っています!

ピースウィンズは引き続き、ネパールの事業地と神石高原町を結び、農業を軸とした事業を継続して参ります。みなさまの暖かいご支援をよろしくお願いいたします。

「作を肥やさず土を肥せ」土づくりから販売まで!(2023年2月7日更新)

ピースウィンズ (PW)は、2015年地震の被害を受けたシンドゥパルチョーク郡にある中山間部の集落で、安全な水へのアクセス改善と野菜栽培の技術指導をしています。

今回のルポでは、野菜の栽培から販売に至るまでの活動を紹介したいと思います。
「食べる農業」から「売る農業」をテーマに農業を通じて農家の収入向上を目指しています。

(栽培前)
水が乏しいシンドゥパルチョーク郡では、飲み水などの生活用水を優先しないといけないため、農業に使用できる水が限られています。また、雨がほとんど降らない乾季になると、ますます水が少なくなってしまいます。そのため、雨の多い雨季に水をためられるように、人工池などの灌漑(かんがい)設備の資材を提供し、建設方法を伝授しました。

また、一年を通じて野菜を収穫できるように、ビニールハウスを建てるためのビニールを提供し、ビニールハウスでの野菜の栽培方法を伝授しました。

竹で作ったビニールハウス

(栽培前~栽培)
ネパール国内での新型コロナウイルスによる行動制限も緩和され、農家を集めて農業栽培のワークショップが開催できるようになりました。日本の「作を肥やさず土を肥せ」という言葉があるように、基本的な土づくりや苗木づくり、また換金性の高いトマトの栽培方法を指導しました。ワークショップが終わったあとも、農業専門家とスタッフが地域を巡回し、野菜の生育状況の確認や栽培方法についてのアドバイスを行っています。

トレーニングで苗づくりを行った女性

(栽培~販売)
また、「売れる野菜」を目指すため、農家の経営能力向上に対するトレーニングを実施しました。このトレーニングでは、農家に対して基本的な帳簿のつけ方や「どのようにして自分たちの野菜に付加価値をつけて売るか?」というバリューチェーンに関する講座などを行いました。その結果、地域では独自に旬を遅らせて野菜の販売を始める農家も現れ始めました。

モニタリングを行うスタッフと農家

(販売)
最後に各農家が収穫した野菜を売るため、卸売用に納入する集荷場を設置しました。これまで、農家が野菜を自ら背負って運び、小売業者を見つけて個別に卸していました。集荷場がオープンしたこれからは、農家がグループを作って皆で集荷場に出荷し、集まった野菜の運搬作業を皆で協力して効率よく行ったり、販売量や品数を多くしたりすることにより公正な価格での取引ができるよう目指します。

最終年度となる今年次は集荷場の運営がより持続的なものになるためフォローアップを行っています。

収穫を行う農家

引き続き、シンドゥパルチョーク郡での農業の取り組みを持続的・発展させるために地元農家・行政・各団体のつながりを深めながら事業を進めて参ります。皆様の暖かいご支援をお待ちしております。

地震復興支援の「水×農業」プロジェクト 最終年度をスタート(2022年12月14日更新)

ピースウィンズ (PW)は、2015年地震の被害を受けたシンドゥパルチョーク郡にある中山間部の集落で、安全な水へのアクセス改善と野菜栽培の技術指導をしています。3ヵ年計画の本事業は、最終年度を迎えました。復興へむけた最後のひとがんばりを支えています。

水を運ぶ女性と子ども(事業実施前の調査時)

地震によって、給水施設が破損したり、地殻変動により水源が枯渇したりするなどして、水へのアクセスが限られていました。アクセスがない、というのはつまり、水が入った重いボトルを持って、山道を上り下り、毎日何往復かしなければならない生活です。大変な思いをして手に入れた貴重な水は、本当に必要な場面でも、節約することを迫られます。

例えば、以下のような思いを抱えることになります。
・ 子どもの体を洗いたいけど、週1回までにしておこうかな
・ 洗濯した方がいいけど、もう何回か着ておこう
・ トイレに流す水がもったいないから、屋外排せつにしよう
・ 水くみに時間も体力も使ってしまって、勉強や仕事が思うようにできない

ピースウィンズは、このような課題を抱える計22村、600世帯以上の人々に、給水システムを建設してきました。今年は、5村、約280世帯を支援します。エンジニアとして7年以上も私たちと一緒に働いてきてくれた、現地提携団体ISAP(読み:アイサップ)スタッフのスシルさんは、意気込みを語ってくれました。

給水施設建設前に住民へ説明するスシルさん

「最終年度の今年は、今までで最もチャレンジングな内容です。
去年の倍以上となる、280世帯以上に水を提供する計画です。
雨期が終わったので、どんどん建設を進めていきたいです。」

水源には取水口(Intake)、ためておく貯水槽(RVT)、そこから各世帯の蛇口(Tap Stand)までつなげるパイプなど、給水システム全体を建設します。

スシルさんが作成した研修用の給水施設模型

水源には取水口(Intake)、ためておく貯水槽(RVT)、そこから各世帯の蛇口(Tap Stand)までつなげるパイプなど、給水システム全体を建設します。

ダダガウン村 標高の高い山間地域

水が得られると、生活や衛生環境を改善することができるだけでなく、その水を農業に使うこともできます。特に、野菜栽培をはじめることができると、「食べる農業」ではなく「売る農業」ができるので、収入向上につながります。

農業は人が言うほど難しくなく、楽しいと語る20代のトマト農家

今まで、多くの栽培技術を伝えてきました。今年は、スタッフの巡回訪問に注力します。
害虫の被害、肥料の種類、成長具合は畑によって異なるため、畑を一軒一軒訪問し、より多くの収穫量と、より多くの現金収入につながるよう、サポートします。この事業は、外務省日本NGO連携無償資金や個人・法人の皆様のご支援を受け、ネパール政府や地元の方々のご協力を得て実施しております。

引き続き皆様からのあたたかいご支援をお待ちしております。

震災復興に取り組む村々に、新たな農業のノウハウを!(2022年8月15日更新)

日頃よりあたたかいご支援をありがとうございます。

ピースウィンズ・ジャパン(以下、PWJ)では、ネパール地震の影響がいまだ色濃く残るシンドゥパルチョーク郡の集落で安定した水を供給する事業と農業を活用した生活向上の支援を行っています。先日、農業支援を行っている地域にスタッフが訪問しましたので、活動の一部を紹介したいと思います。

トマトの水やりの量や頻度を伝えるPWJ農業専門家

村では、多くの農家さんが自給自足のための穀物栽培を行っています。PWJは、こうした自給自足農業を営む農家さんが、農地の一部において換金性の高い野菜も栽培することで、現金収入を得られるよう支援しています。

野菜栽培に取り組み始めた農家さんへは、ビニールハウスなど必要な農業資材を提供し、また農業専門のスタッフが定期的なモニタリングと技術指導を行います。

配布したビニールハウス

トマトを栽培し始めたこちらの農家さんでは、独自の工夫を見ることができました。トマトの茎が折れずまっすぐ上に伸びるために設置する誘引ひもに、クルタ(女性用の民族衣装)の端切れを再利用していました。

端切れを使ったカラフルな誘引ひも

農家さんみんながそれぞれに工夫し、真剣に野菜栽培に取り組んでいるので、私たちが訪問すると、「うちのトマトも見てくれ!」と自分たちの畑に招いてくれます。今回訪れたときも農業専門家やスタッフの助言を熱心に聞いていた姿が印象的でした。

農業スタッフの助言を熱心に聞く農家さん
収穫が待ち遠しいトマト

PWJのこの農業支援を通して、30%~40%収入が増えた農家さんや、野菜の栽培時期をずらして販売することで付加価値を上げ、さらに収入を上げている農家さんもいます。今後、農業を通じた生計向上支援を引き続き進めていきたいと考えています。

PWJは、自然災害からの復興に向けた人々への支援、そして災害に強い地域づくりに力を入れていきます。
皆様のあたたかいご支援をお待ちしております。

震災後の水不足に苦しむ人々に安定した水の供給を(2022年6月20日更新)

日頃よりあたたかいご支援をありがとうございます。

ピースウィンズ・ジャパンでは、現在、ネパール地震の影響がいまだ色濃いシンドゥパルチョーク郡の6つの集落で安定した水を供給する事業を行っています。

対象地は山岳地域であり、地震以前から水不足に悩まされていました。地震の後は、地中の水の流れが変わってしまい、今まで利用していた水場が枯れてしまったり、水量が減ってしまったりして、水の確保がさらに難しくなりました。

子供から老人まで家族みんなで交代しながら、片道1時間ほどかけて遠くの水場まで水くみに行く家庭もあります。洗濯や入浴の回数は減り、トイレに使用する水すらももったいないとなるべく少ない水で用を済ませているため、村人の衛生状況は悪く、健康的な生活を送ることが困難な状況が続いています。

十分な生活用水すら確保できないため、農業用の水の確保はさらに難しく、村の土地は枯れ、収入源である農業は雨期の降水に頼るしかない状況となり、人々の生活は年々苦しくなっています。

水を運ぶ女性

私たちは、こうした集落の各家庭に水道を引く事業を進めています。

5人の子供と、まひを患う義理の母の面倒を見ながら、農業と家事に追われていたスシラ・バンダリさんは次のように語ります。

「今までは、飲み水を確保するだけで精一杯でした。農業は、私が家族を養う唯一の手段です。水がなければ、野菜を作ることも、ましてや売ることもできません。これからは、飲み水の不足に悩むことなく、収入を得て、子どもに教育を受けさせることもできます。」

地域住民との竣工(しゅんこう)式
水道から水が出て喜ぶ子供たち

安定した安全な水の供給は人々の生活の基盤の向上に確実に貢献しています。
今後、水不足に苦しんでいる同地域内の他の集落でも給水施設の建設を進めていきます。また、ピースウィンズ・ジャパンでは引き続き自然災害からの復興に向けた人々への支援の実施、そして災害に強い地域づくりに力を入れていきます。

皆様のあたたかいご支援をお待ちしております。

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プロジェクトオーナー

認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン

認定NPO法人ピースウィンズ ・ジャパンは、日本に本部を置き、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人々を支援する国際協力NGOです。

これまでに世界34の国と地域で活動してきました。日本国内での社会問題の解決を目的とした活動にも力を入れており、地域活性化や犬や猫の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動などに取り組んでいます。

医療を軸とした災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」を運営し、国内外の災害被災地で支援活動を行っています。

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