寄付の受付は終了しました。
合計で19,714,795円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

【ウクライナ危機】
ロシア侵攻に伴う緊急支援
(ピースウィンズ・ジャパン)

寄付受付開始日:2022/02/25

  • 領収書あり
[【ウクライナ危機】 ロシア侵攻に伴う緊急支援 (ピースウィンズ・ジャパン)]の画像
(2022年4月28日 ウクライナ・キーウ州ボロディアンカ)

認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2025/12/01

ウクライナ国内外への避難民に食料や生活物資を支援するのに加えて、爆撃によって破壊された幼稚園を修繕したり、小学校に学習機器を提供したり、女性のための巡回医療などを行ってきました。

ロシアがウクライナ全土に対する軍事作戦を開始してから3年9カ月が過ぎましたが、戦闘終結の気配はなく、最近では電力などの社会インフラの破壊が続き全土で長時間の停電が起きるなど、人々の暮らしは厳しくなる一方です。

ウクライナの首都キーウと隣国モルドバの首都キシナウに事務所を置くピースウィンズは、ロシアによる攻撃が始まった直後から支援事業を行ってきましたが、まだまだ支援の手が届いていない人々が数多くいます。ウクライナの人々が笑顔を取り戻す日が来るまで私たちは活動し続けます。私たちに力を貸してください。

▼今後の活動予定
1.戦闘の激しい東部・南部地域の人々への現金支給
2.特別支援学校などへの物資提供
3.爆撃で破壊された建物の修繕
4.巡回医療や社会心理的支援の提供

<寄付受付期間延長のお知らせ>
ウクライナでは、侵攻開始からまもなく3年半近くがたとうとしていますが、戦闘は激しさを増し、犠牲者の数は増えるばかりです。戦時下での暮らしが長引くことによって、子どもも大人も疲弊し、心と体にかかる負担は日増しに大きくなっています。ピースウィンズは、ウクライナ各地の人々の声に耳を傾け、それぞれのニーズにあった支援を続けていますが、残念ながら助けを必要とする人が減ることはありません。ついては、寄付受付期間の延長をお願いし、引き続きみなさまからのご支援をお願いします。(2025年6月10日更新)

寄付金の使いみち

皆様からいただいたご寄付は、ウクライナ緊急支援活動に使用します。

(想定される支援例)
・被害を受けた方への緊急支援
・食料支援
・緊急物資支援
・その他被災地のニーズに応じた支援
・支援に伴う事務局運営費

※現地の状況によって支援内容・活動内容が変更・追加となる場合があります。

※ピースウィンズ・ジャパン寄付金など取扱規程は下記をご参照ください。
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン寄付金等取扱規程(PDF)

"#ウクライナ緊急支援"
#グッドギビングマーク認証団体
"#Donationdeduction"

活動報告

更新日:2025/12/01

ズヴィアヘル市で女性や子どもを支援する施設を整備しています(2025年12月1日更新)

2022年のロシア侵攻後、軍の駐屯地もあるジトーミル州ズヴィアヘル市(首都キーウから西に約220キロ)では、多くの市民が戦地で命を落としました。同時に、家族を失った女性や子どもが心の問題を抱えるケースが急増し、深刻な社会問題となっています。加えて、前線となった地域からこの地へ逃れてくる国内避難民の心のケアも必要になりました。

ピースウィンズは、ズヴィアヘル市で、女性や子どもなど戦争の影響を受けた人々を支援する拠点づくりを進めています。

戦地で命を落とした市民の名前と顔写真を入れた追悼看板の数は、残念ながら今も増え続けています(2025年9月25日 ウクライナ・ジトーミル州ズヴィアヘル市)

市にはもともとこうした心のケアを専門的に行う施設はなく、戦争の影響で新たな施設を整備する財政的な余裕もありません。そこで、本プロジェクトでは、市が所有していた既存建物を一部改装し、戦争の影響を受けた女性や子ども、近隣で暮らす国内避難民や地元住民に対して法的、社会的、心理的支援を専門的に実施する常設施設「ファミリーハブ」として新たに活用することを目指しています。

※ピースウィンズは、すでに今春(2025年)から、地元NGOであるエレオス・ウクライナと連携して、市内の仮拠点で「ファミリーハブ」の事業を一部実施しています。前回2025年8月25日更新の記事にて、仮拠点での活動の様子を紹介しています。

改修中の建物は市庁舎からほど近い街の中心部にあります(2024年4月 ウクライナ・ジトーミル州ズヴィアヘル市)
設計図に基づき打ち合わせをする工事関係者(2025年8月 ウクライナ・ジトーミル州ズヴィアヘル市)
老朽化した床を解体・撤去し、新たな床に入れ替えます(2025年8月 ウクライナ・ジトーミル州ズヴィアヘル市)

元は地域図書館だったこの建物は、図書館の統廃合に伴い空き家となり、その後、観光案内所として一時使われていたものの、コロナ禍やその後の戦争によって観光客が途絶え、そのまま放置されていました。比較的新しい外観に反して内部は老朽化しており、部屋によっては床の全面的な修繕工事も行っています。

2025年5月には地元紙でもピースウィンズの活動が取り上げられました(2025年5月 ウクライナ・ジトーミル州ズヴィアヘル市)

少しずつですが、私たちの支援活動も市民に認知されてきました。改修後は、この建物で「ファミリーハブ」が本格的に稼働します。スタッフ一同、新拠点での活動に向け、準備を進めてまいります。

※この事業は、外務省からのNGO連携無償資金協力や皆様のご支援で実施しています。

戦死した夫の遺志を継いで地域の人々を支えるスタッフの思い(2025年8月25日更新)

ピースウィンズは地元NGOであるエレオス・ウクライナと連携して、首都キーウから西に約220キロのジトーミル州ズヴィアヘル市で「ファミリーハブ」活動を行っています。「ハブ」とは、物事の中心になる場所や存在という意味です。この活動では、戦争の影響を受けた女性や子ども、近隣で暮らす国内避難民や地元住民に対して法的、社会的、心理的支援を提供しています。

「ファミリーハブ」のスタッフであるカテリーナさんは、法律の専門家として公的支援を受けるのに必要な書類づくりを手伝ったり、家庭内暴力が起きた場合の対応について助言を行ったりしています。その彼女自身も戦争で夫を亡くし、幼い子どもを育てるお母さんです。

どんな気持ちで支援活動を行っているのか、聞いてみました(インタビューはロシアからの攻撃により首都キーウで30名以上が死亡する被害があった2025年7月30日の翌朝に行われた)。

ファミリーハブで法律相談に応じるカテリーナさん(右)(2025年6月 ウクライナ・ジトーミル州ズヴィアヘル市)

――連日ウクライナ各地で大規模な攻撃が起きていますが、ズヴィアヘルの状況はどうですか?

毎晩のことですが、昨夜も断続的に空襲警報が鳴りました。ズヴィアヘルでは被害はなかったものの、ウクライナ空軍機やロシアのシャヘド(イラン製とされる巡行型ドローン)が上空を通過する音が聞こえました。戦争状態も4年目に入り、警報が出てもそれ自体はあまり気に留めないというのが、この町の人たちの一般的な反応です。

警報は州単位で「脅威が迫っていること」を知らせるものですが、ローカルのSNSには、どのような脅威なのか、例えば巡航ミサイルなのか、弾道ミサイルなのか、巡行型ドローンなのか、またそれが州内のどの地区に何機向かっているかなど、より具体的な情報が逐次更新されます。こうした情報も含め、人々は自分の判断材料を基に行動していると思います。

「無人機2機ズヴィアヘル方面」と更新されたSNSの画面(2025年7月 ジトーミル州)

――空襲を怖いと思いませんか?

戦争が始まった当初は私も空襲警報が出るたびに反応し、隣家のシェルターに避難していました。でも今は、もうそのように強く反応しません。私の中でこのような変化が起きたのには、はっきりとしたきっかけがありました。それは夫・ティムールの戦死です。彼は軍人として、2014年にはコソボで、2017年にはリベリアで平和維持活動に従事し、退役後はズヴィアヘルに戻って学校を卒業して就職しました。

ロシアの侵攻後にウクライナ軍に戻り、2023年8月に戦死しました。29歳でした。夫との間に3歳になる娘がいます。どうやら水疱瘡(みずぼうそう)にかかったようで、今日は40度近い発熱があって、私の父が面倒を見てくれています。さまざまな思いがありますが、悲しみにくれているわけにはいきません。娘を守るために私が冷静でいなければならないのです。

ズヴィアヘル城址公園にある「愛の南京錠」。多くの市民が大切な人の帰還を待っている。(2025年6月 ジトーミル州ズヴィアヘル市)

――「ファミリーハブ」で法律相談を担当する傍ら、若者のための活動を主宰されていると聞きました。

はい。青少年向けのリーダーシップ・アカデミー「コード・タメルラン」を運営しています。現在、ズヴィアヘル出身の15歳から42歳までの人々が参加しています。7月から10月までの週末、ボランティア、有識者、地方自治体の代表者などが講義を行います。この取り組みの目的は、より良い社会を築くために、地域の若者のリーダーシップ能力や、地域社会や国に影響を与える能力を育むための環境とツールを提供することです。

ズヴィアヘルセンターにて開催した青少年向けアカデミーでのカテリーナさん(2025年8月 ジトーミル州ズヴィアヘル市)

――「タメルラン」とは、どういう意味ですか?

軍曹だった夫ティムールのコールサイン(軍内の識別名)です。この活動は私が発起人となり、市や仲間の協力も得て実施しているものですが、ティムールの価値観を反映しています。

彼は強いだけではなくスマートで、優しさと繊細さを持ち合わせた人間でした。そして周囲の人々を助け、多くの若者のメンターでもありました。私たちは地域の若者たちに、優れたリーダーになる方法、知識や経験をマネジメントする方法、そしてそれを地域レベルのみならず、国全体のレベルで実践する方法を教えたいと思っているのです。

カテリーナさんらが管理するメモリアルパークのホワイトシダー。戦没者の記憶を後世へ。(2025年7月 ジトーミル州ブロニキ村)

法律家という職業柄かもしれませんが、自らの経験を語るカテリーナの口調がとても落ち着いているのが印象的でした。ズヴィアヘルの状況は、激しい戦闘のあるウクライナ東部地域や、集中攻撃の続く首都キーウとは少し違います。暮らしは一見穏やかですが、空襲警報や無人機の音が響く夜が日常化する異常なものです。

この町には軍の駐屯地があるため、不安を抱えながら家族の帰還を待つ人、不幸にも家族を亡くした人、凄惨(せいさん)な戦場で心身のダメージを抱えて市民生活に復帰しようとする人など、戦争の被害を受けて支援を必要とする多くの人々がいます。ピースウィンズは、「ファミリーハブ」活動で、こうした方々を引き続きサポートしていきます。(インタビュアー:モルドバ事務所 久貝隆介)

※この事業は、外務省からのNGO連携無償資金協力や皆様のご支援で実施しています。

戦時下のウクライナで不安を抱える10代への心のケアを実施しています(2025年6月11日更新)

ロシア軍が侵攻を開始してから4年目のウクライナ。戦争が長引く中で人々が抱える不安やストレスはますます大きくなっています。とりわけ、自分の気持ちや考えを十分に表現できない未成年の心の負担が心配です。

ピースウィンズは2025年2月からウクライナ北部チェルニヒウ州で12~16歳の子どもたちを対象に、心のマネジメント力を高めるためのグループセラピーを実施しています。チェルニヒウ州は侵攻してきたロシア軍に一時期占領され、兵士による暴力など、民間人に対するさまざまな人権侵害があったとされる地域の一つです。

臨床心理士によるグループセラピーは、子どもたちがリラックスできる安全な場所で行われ、10代が抱える不安やストレス、トラウマやPTSDへの対処法を学ぶためにさまざまな活動を実施します。

セラピーを受ける前に行った参加者アンケートでは、61.9%が「“常に”もしくは“頻繁に” 不安を感じる」と答えていましたが、3回のセラピーを終えた多くの生徒が、「不安を感じる頻度が少なくなった」と回答しています。たとえば13歳のゾフティアさんは、「緊張して不安なとき、どのように呼吸すれば楽になるのかが分かって良かった」と話してくれました。

自分の気持ちを整理してグループのメンバーに共有する生徒(2025年3月 ウクライナ・チェルニヒウ州)
臨床心理士のカテリーナさんが親しみやすい雰囲気でセラピーを実施(2025年3月 ウクライナ・チェルニヒウ州)

ウクライナの困難な状況は続きます。ピースウィンズはこれからもウクライナの人々に寄り添う支援を続けていきます。みなさまからのご支援よろしくお願いします。

国内避難民400人に衛生用品を配布しました(2024年12月3日更新)

ピースウィンズは10月下旬、ウクライナのザポリッジャ州で、国内避難民400人に衛生用品キットを配布しました。

衛生用品キットを受け取る女性(左)(2024年10月 ウクライナ・ザポリッジャ州)

ウクライナ南東部のザポリッジャ州は、8割におよぶ地域がロシア軍の占領下にあるため、州都ザポリッジャ市には占領された地域から逃れてきた多くの避難民が暮らしています。

現地でどんな支援が必要とされているのかピースウィンズが調査したところ、衛生用品が足りなくて困っている人の8割以上が支援を受けられていないことがわかりました。そこで、高齢者や障害者、子どもが3人以上いる保護者など400人を対象に、歯ブラシ、歯磨き粉、せっけん、シャンプー、洗剤、トイレットペーパーなど、合わせて10品を配布しました。

箱の中にはこんな品々が入っています(2024年10月 ウクライナ・ザポリッジャ州)

衛生用品の配布は、避難民の行政窓口(通称「ハブ」)として利用されている建物4カ所で行いました。配布会場の調整や衛生用品キットの受け入れ、配布対象者への電話連絡、配布作業などは、ハブや自治体、そして地域ボランティアの協力を得て行いました。

ハブ代表のインナさんは、自身もロシア占領地域から逃れてきた避難民でありながら、支援活動に携わっています。インナさんは「支援は一時的なものであり、いずれなくなります。それでも、こうした支援に頼るほかない人がまだたくさんいます。日本の皆さまからの支援は本当にありがたいです」と話してくれました。

避難民の支援をするインナさん(右)(2024年10月 ウクライナ・ザポリッジャ州)

ロシアによるウクライナ侵攻は、まもなく4年目に入ろうとしており、今なお大勢の人々が支援を必要としています。ピースウィンズのウクライナ支援事業は、みなさまからのご寄付やジャパンプラットフォームからの助成金によって実施しています。引き続き、温かいご支援をよろしくお願いします。

【ウクライナ】狙われた小児病院に支援を─現地スタッフが語る爆撃の瞬間(2024年7月19日更新)

(インタビュー動画本編はこちらから)

2022年2月に始まった、ロシア軍のウクライナ侵攻。

2年が過ぎて、国際社会の関心が薄れかけた2024年7月8日、キーウ市内の小児病院が爆撃を受け、2人が死亡、10人が負傷しました。

この日はキーウだけでなく東部ドニプロペトロウシク州、ドネツク州など各地への激しい攻撃があり、当局によれば、あわせて33人が亡くなったとされています。

現場はピースウィンズのオフィスからわずか4kmの距離。

爆撃の瞬間の様子を、ピースウィンズウクライナ事業担当の東に聞きました。

ミサイルに襲われたオフマディト小児病院
攻撃があったのは現地の午前。通勤ラッシュも終わって、人々が仕事をはじめたころ、アプリで警報が鳴りました。

いつもはしばらくすると解除される警報に、ウクライナの人々はある意味慣れています。しかし、この日はもう一度警報が鳴って「直ちに避難してください」というアナウンスが流れました。その矢先に、大きな爆撃音が鳴り響いたと言います。

ミサイル落下直後の様子(オフマディット小児病院関係者提供)(2024年7月8日 ウクライナ・キーウ)

東とピースウィンズのスタッフは、提携団体とミーティングを行い、互いに状況を確認してから、支援を開始するために動き始めました。

スタッフが到着した現場は、非常に混乱していました。入口には警察が立っており、規制線も張られていて、大勢のボランティアが押しかけており、ニーズの調査をしようにも近づくことが難しかったと言います。

まず必要なのは衛生用品
攻撃から3日目の2024年7月10日。ようやく安全が確認され現場に入ることができ、病院の医師に話を聞いたり、具体的なニーズや状況を聞くことができました。

現場では病院の関係者ががれきの撤去を行っていました。医療機器の多くが被害を受けていて、どの機器がどれだけ被害を受けているか、何がいくつ必要なのかということを、病院内で確認しているところでした。

病院はほとんど機能しておらず、入院していた患者は市内の6つの病院に転院していました。そのうちのひとつの病院を、東とスタッフは訪問しました。

そこには10人の小児がんを患う子どもたちが搬送されていました。医師にどんな支援が必要か話を聞くと、まず「衛生用品」が上がったといいます。ピースウィンズでは、これまでの多くの緊急支援の経験で、衛生用品のニーズが高いであろうことはわかっていました。早急にウェットティッシュや子ども用の防水シーツを手配して、病院へ運び込みました。

オフマディット小児病院(2024年7月10日 ウクライナ・キーウ)

小児病院だからこそ気をつけなければいけない支援
子どもたちが入院する病院では、衛生用品以外に粉ミルクのニーズがありました。しかし「市販のものは、放射線治療を受ける子どもが摂取できない成分が入っている」と医師からの指摘がありました。病気を患う子どもたちが口にするものは、ただ買って渡せばいいというものではありません。安全に摂取できるよう具体的なリストをいただいて手配して搬入しました。

病院の外に避難した人々(2024年7月8日 ウクライナ・キーウ)

「忘れてほしくない」……薄れていく国際社会の関心
侵攻開始から2年。多くの方々に支えられ活動をしてきましたが、日本を含めた国際社会の関心は薄れつつある、と私たちは感じています。

それはウクライナの人々も同じで、「忘れてほしくない」という言葉を支援の現場でよく耳にします。私たちが日本から支援に来たことを伝えると「そんな遠い国の人たちが支援してくれる、心を寄せてくれている」ということに、感謝を伝えていただくこともあります。

今回のミサイル攻撃は日本のメディアにも取り上げられましたが、時間がたてばまた関心は薄れていってしまうかもしれません。「忘れてほしくない」と訴えるウクライナの人々に対してひとりひとりの関心と支援が続くことで、ウクライナの人々の不安な心も支えることができます。

ぜひ日本の皆さんにも、あらためて日常を奪われたウクライナの人々に関心を持っていただければと思います。

ミサイルで破壊された病院を調査、被災した住民にあたたかい食事を支援(2024年7月12日更新)

ピースウィンズは2024年7月10日、ロシア軍による大規模攻撃で被害を受けた2カ所の病院と支援拠点を訪問し、関係者から被害状況や支援ニーズについて話を聞きました。

ミサイルが着弾した小児病院は、透析病棟が倒壊したり高層の建物の窓や壁が損壊したりしたため、建物の修繕に多額の資金が必要とのことです。また、高度治療の機器など多くの医療機器も破壊されました。小児病院に入院していた患者は、州内の他の病院などに転院したことから、ピースウィンズは各病院を訪問するなどしてニーズ調査を実施しています。

ミサイルが着弾したオフマディト小児病院(2024年7月10日 ウクライナ・キーウ)
倒壊した透析病棟(2024年7月10日 ウクライナ・キーウ)

ミサイルの残骸が直撃した私立病院では、医療従事者5人と患者2人の命が奪われ、職員1人が依然として重体となっています。病院関係者によると、建物の一部が大きく損壊したほか、多くの医療機器が破壊されたとのことで、現在、医療機器の損害状況を確認しているとのことでした。

ミサイルの残骸が直撃した私立病院(2024年7月10日 ウクライナ・キーウ)
建物の一部が大きく損壊しました(2024年7月10日 ウクライナ・キーウ)

2024年7月8日の攻撃では集合住宅も被害を受け、被災した住民は近隣の支援拠点である学校に一時的に避難しています。支援拠点の管理者から被災者のための温かい食事のニーズが寄せられたことから、外食チェーン店の協力を得て、20人分の夕食を届けました。

一時的に避難している住民にあたたかい食事を届けました(2024年7月10日 ウクライナ・キーウ)

ピースウィンズは、被災した人々が必要とする支援を一日も早く届けられるよう、今後も緊急支援活動を続けていきます。

小児病院から退避したキーウ市内の病院に支援を開始しました(2024年7月11日更新)

ロシアによるウクライナ各地での大規模攻撃を受けて、ピースウィンズは緊急支援を開始しました。

爆撃を受けた小児病院(2024年7月8日 ウクライナ・キーウ)

2024年7月9日、首都キーウでミサイルが直撃し大きな被害が出た小児病院から移送された患者10人がいる病院にウェットティッシュや防水シートなどの衛生用品、粉ミルクを持参。このうち、ニーズの高かった衛生用品をお渡ししました。

移送された患者は、1歳9カ月から17歳までで多くは子どもでした。

小児病院から移送された患者がいる病院への物資搬入(2024年7月9日 ウクライナ・キーウ)

小児病院から移ってきた医師から、小児がん患者が接種できる食品の希望があった他、ベッドや消耗品などのニーズを確認しています。それぞれ内容を精査した上で支援をする予定です。

小児病院から移ってきた医師(左)にニーズを確認する(2024年7月9日 ウクライナ・キーウ)

今後も、ニーズ調査を続け足りない物資などを届けていきます。

物資を受け取る(2024年7月9日 ウクライナ・キーウ)

皆さまからのご支援でより多くの物資を届けられます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

引き続き支援を求めています

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寄付総額
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目標金額
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寄付人数
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プロジェクトオーナー

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認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン

認定NPO法人ピースウィンズ ・ジャパンは、日本に本部を置き、国内外で紛争や災害、貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人々を支援する国際NGOです。大西健丞により1996年に設立され、世界各地に支援を届け続けています。
ピースウィンズが運営する、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」は、国内外の災害被災地にいち早く駆けつけ、専門的な支援活動を行っています。
日本国内での社会課題の解決を目的とした活動にも力を入れており、地域活性化や子ども支援、犬や猫の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動などに取り組んでいます。

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