寄付受付開始日:2021/08/16
更新日:2021/09/14
2021年8月14日、日本時間9時半ごろ、ハイチ西部を震源とするマグニチュード7.2の大地震が発生しました。地震から丸1日がたった15日、ハイチ政府はこれまでに1,297人の死亡が確認されたと発表しました。また、現地メディアはおよそ5,700人がけがをしたと伝えています。
参考(AFP通信):詳しくはこちらを参照ください。
首都ポルトープランスでも揺れが感じられ、ハイチ南西部の広い範囲で建物が倒壊するなどの被害が出ているようです。ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が支援事業を実施している南県でも大きな揺れがあり、家の中のものが壊れたり倒れたりしたと報告があります。被害の全容はまだわかっていませんが、PWJスタッフは全員無事が確認されています。
これを受け、ピースウィンズ・ジャパンは、ただちに情報収集を開始しました。現地エンジニアなどを含む調査チームを派遣し、まだ続く余震などにも注意しながら、必要な物資などの調達や被災者への配布を行います。
被災地の方々が一日でも早く通常の生活に戻るための緊急・復旧・復興支援活動に、皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
ピースウィンズ・ジャパンは、2010年に発生したハイチ大地震を受けて現地での支援活動を開始、以来、首都や活動地に事務所を置いて活動を行っています。これまでの取組みについてはこちらを参照ください。
皆様からいただいたご寄付は、ハイチにおける地震被災者支援活動に使用します。
・支援チームの被災地でのニーズ調査
・緊急物資支援(水、食糧、衛生用品、屋根を覆うシートなどの調達・輸送・配布)
・避難所支援
・その他被災地のニーズに応じた支援活動
・支援に伴う事務局運営費
※ピースウィンズ・ジャパン寄付金など取扱規程は下記をご参照ください。
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン寄付金等取扱規程(PDF)
更新日:2021/09/14
マグニチュード7.2の地震により、家屋、学校、病院などが倒壊し、少なくとも2,248人が死亡し、112,763人が負傷、329人が行方不明となりました。地震による被災者の数は690,000人を超えることが調査で明らかになっています。
ピースウィンズ・ジャパンは、地震発生時も被害が深刻な南県レカイ市周辺で事業を実施しており、発災当日から被災状況の調査を開始しました。また、ジャパン・プラットフォームからの助成を受けた事業を、8月18日より開始し、現地の状況と必要とされる支援に関して調査を行うとともに、支援物資が行き届いていないトーベック地域で、地震により負傷または障害を持つことになった方を主な対象に、200世帯分の生活物資の配布を行いました。
今回の地震は、被災規模も広域にわたり、支援もまだまだ足りていない状況です。ピースウィンズ・ジャパンは、一刻も早い復旧・復興のため、継続して緊急支援を実施していく予定です。ハイチの人々が再び希望を持つことができるよう、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
「ハイチの人々のために私たちも頑張る」
緊急支援物資の袋詰め作業に協力してくれたボランティアの女性たちの言葉です。彼女たちも8月14日に発生した地震の被災者で、家族に早急な援助が必要であるにもかかわらず、率先して作業を引き受けてくれました。
効率よく作業ができるよう、PWJスタッフとボランティアの女性たちで話しあい、協力してあっという間に2日間で200世帯分の緊急物資キットが完成しました。
物資の配布地域は、多くの家屋が崩壊しており、まだ支援が届いていません。人々は路上で暮らしていたり、家族を失っている人もおり、とてもつらい日々を送っています。
ハイチの人々が少しでも安心できるよう、PWJは緊急物資の配布を早急に実施してまいります。
ルシアンちゃんは14日の地震で家族も家も失い、それでも今一人で懸命に生きています。
夜の明かりは月の光だけだと話します。幸い近所の人から毎日少しずつ食料を分けてもらっているそうですが、近所の人も被災しているため、生きていくためにはとても困難な状況です。
ルシアンちゃんだけではなく、被災地では家が倒壊して、今も路上で暮らしている人々が何千人もいます。一刻も早い支援と復旧が必要です。
8月19日、20日に、PWJ現地スタッフが、被災地であるMarceline地区とMalval地区に被害状況を調査するためアセスメントに向かいました。
Camp-perrinコミューンにあるMarceline地区は、被害が大きくニュースでも良く報じられています。またMalval地区はSaint Louis du Sudコミューンにあり、どちらも震源地に近い地域です。甚大な被害を受けたレカイの北部に位置します。
震源地に近いMarceline地域では90%の家屋が崩壊し、人々はすべてを失いました。現在住民は屋外で夜を過ごしています。本当に多くの方が早急な支援を必要としています。しかし、被害は広域に及んでおり、また支援を受けていないコミュニティーががたくさんあります。
現在PWJチームは、現地にて地震被災者へ緊急支援を準備しています。
8月14日に発生したマグニチュード7.2の地震は、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の事業地を含むハイチ南西部に大きな被害をもたらしました。
PWJは2018年から南県においてコミュニティレジリエンス強化事業を実施しています。今回の地震災害においては多くの住民の家屋が崩壊または破損してしまいました。
しかしPWJが建設したコミュニティセンターは大きな地震被害はありませんでした。また地震直後の8月16日から17日にかけてトロピカルストームがハイチを横断し地震の被災地にも大雨が長時間続きました。
地震被災者の多くは地震により自宅が破損または崩壊しているため雨をしのげる場所としてPWJが建設したコミュニティセンターを簡易避難所として、雨から守るために安心して一夜を過ごすことができました。
PWJのコミュニティセンターにはソーラーパネルが設置されており夜間でも電気のアクセスがあり、また災害時の通信手段として大切な携帯電話の充電もできるため、たくさんの方が家族の安否確認を連絡するために利用されました。
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認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人々に対して支援活動を行うNGO (Non-Governmental Organization = 非政府組織)です。日本に本部を置き、これまで世界34の国と地域で活動してきました。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
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