伝統工芸の未来を拓く
「つくり手とつかい手をつなぐ」プロジェクト

寄付受付開始日:2021/03/12

  • 領収書あり
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佐賀の伝統工芸を日本中、世界中に広めるプロジェクト

認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2024/10/31

ピースクラフツSAGAへの支援をお願いします!

ピースクラフツSAGAとは、国際協力分野で25年以上の歴史を持つ認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが、日本国内の地域活性化を目的に立ち上げた事業のひとつです。

佐賀県には、よく知られる有田焼・伊万里焼や唐津焼だけでなく、肥前びーどろや名尾手漉和紙など、豊かな自然と長い歴史に育まれた伝統工芸が数多くあります。

しかし、生活様式の変化に伴い、伝統工芸品の生産量や売り上げは激減し、つくり手も減っているのが現状です。

8つの活動を通じて「つくり手とつかい手をつなぐ」ことで、伝統工芸を日本中、世界中に広げ、未来へとつないでいくことが私たちの使命です。

活動1 伝統工芸事業者への助成
2024年度は協力団体との共同事業として、7事業者に50万円から20万円の助成金を支給しました。製作促進、売上増、認知度向上などにつながる取り組みを支援しています。

活動2 国内外のデザイナーらとの商品・作品開発
「ピースクラフツSAGA EDITION」事業として、国内外のデザイナー、アーティストなどとともに伝統工芸事業者と新たな商品・作品開発に取り組んでいます。

活動3 新規販路開拓
伝統工芸事業者の売上増につながるよう、新たな販路開拓や販売の場づくり、コーディネートなどを行っています。2024年夏には、ピースクラフツSAGAのオンラインショップをリニューアルオープン、佐賀空港での販売など販路を拡大しています。

活動4 国内外展示会・見本市・イベントへの出展
国際工芸フェアなど海外での展示会や国内見本市などへ出展しています。伝統工芸事業者も一緒に出展することで、ものづくりやビジネスの最先端情報を共有します。

活動5 ウェブサイト・SNSなどでの情報発信
ピースクラフツSAGAサイトでは、佐賀の伝統工芸品やつくり手、工房・ショールームなどの紹介を行っています。SNSでは事業者の最新情報も発信しています。

活動6 生活者のニーズ調査・市場調査
生活者(つかい手)のニーズをアンケート、ヒアリング、統計資料などを通して調査しています。その結果を伝統工芸事業者と共有し、商品開発やマーケティングに活用してもらいます。

活動7 伝統工芸事業者との情報交換
ふるさと納税品の反響やニーズ調査・市場調査の結果を伝統工芸事業者にフィードバックし、事業者との意見交換を活発に行っています。

活動8 ふるさと納税返礼品購入による事業者売上増への貢献
ふるさと納税の返礼品として伝統工芸品を扱うことで、事業者の売上増や認知度の向上に取り組んでいます。また、私たちが取り組む伝統工芸支援活動はふるさと納税を原資としています。

寄付金の使いみち

ご寄付は先ほどご紹介させていただいた、佐賀の伝統工芸を支援する8つの活動に使わせていただきます。

これまでの活動実績や最新の活動情報は、ピースクラフツSAGAサイト、Facebook、Instagramでご覧いただけます。

ピースクラフツSAGAサイト
Facebook
Instagram

※※使途や受領後の対応など、寄付金の取り扱いに関しては
ホームページ上の「寄付金等取扱規定」でご覧いただけます。

活動情報

更新日:2024/10/31

2024年助成事業 採択事業者 決定&視察風景

*事業者ニーズに寄り添う、伴走型の助成プロジェクト

視察の様子(三藤窯)

ピースクラフツSAGAでは、佐賀県の伝統工芸事業者の取り組みを支援することを目的に公益財団法人佐賀未来創造基金との共同事業として助成事業を実施しています。
この助成プロジェクトは2020年にスタートし、今年(2024年)で4年目となります。
行政が行う補助金や助成金の支給とは異なり、柔軟に事業者ニーズに応えることのできる取り組みです。

視察の様子(玉峰窯)

2024年度伝統工芸助成事業者を決定いたしました。
決定した7助成事業者様は次の通りです。

■岡野嵩平
灯油窯の導入
■貝山製陶所(有田焼)
上絵用電気窯の導入
■玉峰窯(武雄焼)
次世代への事業継承に向けた試験用窯の整備
■冬山窯(伊万里焼)
鍋島焼と虹彩磁を融合させた商品開発
■NEXTRAD
産地の魅力発信
■宝寿窯(武雄焼)
各地で開催される展示会への出展
■三藤窯(唐津焼)
海外での展示会に向けた「型打ち」技法による新デザインの器作りと生産体制の構築
(五十音順)

今年は、12事業者様からご応募をいただきました。どのご提案も新型コロナウイルス禍後の伝統工芸品事業の再生・発展を見据えた意欲的な取組みとなっており、事業者様方の真剣なお気持ちが伝わってきました。
審査委員会では、事業の存続性・継続性に注視して討議が行われ、上記7事業様が選出されたものです。

この助成プロジェクトの特徴は以下3つです。

1.事業継続、事業発展のための助成金
→事業者の創意工夫による事業継続、事業発展を支援します

2.費用負担を必須としない
→事業経費に対する助成金の割合の上限を設定していないため、
事業者の費用負担が軽くなります

3.視察訪問伴走支援
→専門家も同行した視察を行い、取り組み内容の確認や事業者へアドバイスを行うなど継続的に事業者を支えます

視察の様子(貝山窯)

私たちが取り組む助成プロジェクトはただ単に「お金を配る」支援ではありません。
2024年3月に公募し、2024年4月19日に各分野の専門家による審査委員会を経て決定しました。2024年5月から2024年12月までの助成期間中、専門家も交えた視察を実施し、直接アドバイス、内容修正なども行います。ピースクラフツSAGAの助成事業は事業者に寄り添いサポートする伴走型のプロジェクトです。

視察の様子(冬山窯)

助成の対象となった事業者からは、「後継者を採用でき、事業拡大を目指せた」「行政の助成では対応していない細かな支援」など、助成プロジェクトに対する高い評価の声をいただいています。

伝統工芸事業者は、「需要の減少による収益の減少」「後継者不足による廃業」「原材料・用具などの不足による生産中止」といった厳しい状況に直面しています。困難な状況の中でも希望を持ち、前向きにチャレンジに取り組む事業者がいます。ピースクラフツSAGAは、今後も伝統工芸事業者をサポートしていきます。

視察の様子(宝寿窯)

来年度、2025年も、引き続き佐賀を代表するコミュニティー財団「佐賀未来創造基金」とともに助成プロジェクトに取り組み、これまで以上に伝統工芸事業者の挑戦を後押ししたいと考えています。
皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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寄付人数
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プロジェクトオーナー

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認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人々に対しての支援活動を25年以上にわたって行ってきたNGO(Non-Governmental Organization=非政府組織)です。

近年は国内での課題解決にも力を注ぎ、佐賀県では伝統工芸支援に取り組む「ピースクラフツSAGA」というプロジェクトを推進しています。

私たちの活動は、皆様からのご支援に支えられています。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
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・寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)
・くじ賞品および返礼品の送付

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