寄付受付開始日:2019/07/29
更新日:2022/09/08
地中海に面したパレスチナ自治区「ガザ地区」は、東京23区の6割にも満たない小さな空間です。しかし15年もの間、その周囲はフェンスや検問所などで遮断され、外の世界へ移動する自由を奪われた210万人もの人々が暮らしています。
「天井のない監獄」といわれ、隣接するイスラエルの封鎖政策によって人や物の移動の自由が奪われたガザの経済状況は、悪化の一途をたどっています。人口の半分以上は貧困状態にあり、特に職を得ることが難しく失業率が70%を超える若者世代は、将来への希望を持つことすら困難になっています。
また、人口の半数が18歳以下のガザに住む子どもたちのほとんどは、フェンスの向こうの外の世界を見たことがありません。
この15年間、ガザの人々は幾度となく武力紛争の被害を受けてきました。2021年5月のイスラエル軍による空爆では、200人以上の命が奪われ、10万を超える人々が安全を求めてガザ内で国連の学校施設などへ避難を余儀なくされました。
その傷跡も癒えないまま今年8月には再び激しい空爆を受け、フェンスに阻まれ外の世界には逃げることのできないガザの人々とその社会は疲弊しています。
私たちピースウィンズ・ジャパンは、2015年からガザで支援を行っています。これまでガザの人々とともに、子どもの保健・栄養支援や教育支援、若者の就労支援や職業技術訓練校の運営、紛争被害世帯への緊急物資支援などに取り組んできました。
※詳細はこちらもご覧ください。
また、2022年9月には、武力紛争や経済危機により厳しい心理的ストレス下にあるガザの子どもへの心理社会的支援(心のケア)を開始しました。
ガザでは子どもの80%が心理的なストレスを抱え、不安感や緊張がある、また活動に集中しにくいといった状況が報告されており、15年にわたる閉鎖された空間での紛争・貧困が未来ある世代に大きな影を落としています。
そのため、ピースウィンズ・ジャパンは、地域の幼稚園と協力し、子どもの心の健康を促進する活動や、保護者がいつでも相談できるカウンセリングの実施、より専門的な支援を必要とする子どもへの地域の専門機関と連携した支援などを行います。
ガザの210万の人々を取り囲む状況は依然厳しく、未来への希望を絶やさないためにも、今人々は支援を必要としています。
皆さまのお力を、私たちピースウィンズ・ジャパンにぜひお貸しください!
また、Instagramでも現地駐在員がパレスチナでの日常や活動をアップしています。
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ガザの子どもたちへの心理社会的支援や、若者支援などに活用させていただきます。
なお、さまざまなサポートをするためにご寄付のうち最大15%は運営費(事務所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)として活用させていただきます。また、今回の支援が終了した場合、今後のレスキューおよび被災者緊急支援の準備に活用させていただきます。
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認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人々に対して支援活動を行うNGO(Non-Governmental Organization = 非政府組織)です。
日本に本部を置き、これまで世界33の国と地域で活動してきました。また東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨の際にも出動し、支援を行いました。
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