• 食糧品を受け取って帰る親子

ピースウィンズ・ジャパンの支援活動へご協力をお願いします

「砲撃に巻き込まれて、足を失った。病院では治療することができず、痛みを耐えるほかなかった。足を失ったことで、職を失い、家族に頼らざるを得ず、私の人生は壊された」
これはピースウィンズ・ジャパンの支援を受けた、あるシリア人の青年の言葉です。彼は松葉杖(まつばづえ)をつきながら、懸命に訴えかけていました。

支援対象地域の様子

2011年から続くシリア紛争により、現在1,170万人のシリアの人々が支援を必要としています。現地では空爆やミサイル砲撃による戦闘が日常化し、人々は恐怖と不安を感じながら、生活を送っています。
また、戦火を逃れ避難ができても、家や仕事がなく、日々の食べ物にも事欠く生活を強いられています。この状況に対して国連は、シリア国内の650万人は深刻な飢餓状態にあり、さらに250万人が飢餓状態に陥る危険性があると、警鐘を鳴らしています。

ピースウィンズ・ジャパンは現地の提携団体と協力し、2017年1月からシリア国内で支援をおこなっています。これまで31,347世帯の避難民と帰還民に食糧配布と給水支援をおこないました。
また、冬には気温が氷点下まで下がるシリアで、冬を越すために1,850世帯の子どもに冬服を配布しました。

ピースウィンズ・ジャパンが配布した食糧

そして現在、ピースウィンズ・ジャパンでは爆撃を受けて住めなくなった家の修理や、子どもが地域で教育を受けられるように、破壊された校舎の修理も支援しています。

住居修繕支援の様子

ピースウィンズ・ジャパンが配布した食糧キットを受け取ったハリ(30歳)さん。食糧品店で働く彼は、年老いた両親と10人の兄弟をたった一人で養っています。

 以下は、ハリさん(仮名)からいただいたコメントです。

ピースウィンズ・ジャパンが配布した食糧を受け取ったハリさん

「今は質素な家にみんなで暮らしています。兄弟も仕事を探していますが、なかなか就職できません。物価も上がって、生活はとても厳しいです。たとえ1カ月分でも、食糧キットはとても助かります。節約できた分でほかに必要なものを買うこともできます。何より、食糧キットは家族みんなを笑顔にします」

ピースウィンズ・ジャパンは提携団体とともに、シリアの人々の生活再建に手を差し伸べ続けてまいります。
皆さまからの温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

寄付金の使いみち

2011年3月に勃発したシリア危機の影響を受けた人々への人道支援実施のために使用させていただきます。また、調査や物資購入の際に発生した費用としても使用させていただく予定です。

なお、さまざまなサポートをするためにご寄付のうち最大15%は運営費(事務所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)として活用させていただきます。また、今回の支援が終了した場合、今後のレスキューおよび被災者緊急支援の準備に活用させていただきます。