寄付受付開始日:2018/10/02
更新日:2021/09/01
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)[本部=広島県神石高原町、代表理事=大西健丞]は9月28日(金)にインドネシア・スラウェシ島で発生したマグニチュード(M)7.5の地震被災地へPWJスタッフ2名を被災地パル市に派遣し、10月4日(木)より支援活動を実施しています。
今回の地震による被災者支援および復旧支援のために使用させていただきます。また、調査や物資購入の際に発生した費用としてもご使用させていただく予定です。
なお、さまざまなサポートをするためにご寄付のうち最大15%は運営費として活用させていただきます。また、今回の支援が終了した場合、今後のレスキューおよび被災者緊急支援の準備に活用させていただきます。
更新日:2021/09/01
2018年9月28日に起きた地震災害後にピースウインズ・ジャパンでは緊急支援、そして復興支援活動と約3年間にわたって活動してきました。
最後のフェーズとして2020年10月~2021年6月に農業再開のための灌漑(かんがい)用井戸の建設・整地・種の配布、そして防災・減災能力向上のための支援を行いました。コロナ禍の中、日本から現地の提携団体と密に連絡をとりながら実施し、また2021年4月~6月にはようやくビザが取れ、日本から現場に訪問しモニタリングを行いました。
本事業の支援を受けて、ひ益農業グループの収入が向上し、それを使って新たな種を購入して農業を継続できるようになりました。また、有機堆肥・農薬の製造方法を習得したことで、高価な化学肥料にかかる支出を抑えることができ、家計の経済的負担も軽減されたことも確認されました。
さらに、震災後、都市や他の地域に季節労働者や日雇い労働者として出ていた農民が、本農業再開支援事業を聞きつけ、地元の村に戻ってきた例も見られ、災害後に土地を離れていた者たちが元の村に戻ることで、ひ益コミュニティー全体に活力が戻り、今後の経済的発展にもつながったと言えます。
地域防災に関しては、災害リスク分析手法や具体的な災害対応方法を学ぶことに加え、コミュニティー住民が地元行政や関係省庁との良好な関係を構築できたことで住民の災害に対する不安感が軽減されました。
皆様からのご寄付により、当地域の復興に大きく貢献できたことを報告いたします。
2018年9月28日に起きたマグニチュード7.5のインドネシア・スラウェシ島地震は、液状化現象による地滑りや津波を引き起こし、死者4,300人以上、避難者17万人以上という大きな被害をもたらしました。大規模な地盤沈下や地滑りの被害は甚大で、世界でも類をみない災害と言われています。
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、2018年の震災直後から現場に入り、現地提携団体と協働で物資配布などの緊急支援から仮設住宅建設、その後の給水施設・トイレ建設および農地復旧支援に至るまで継続した支援活動を実施し、2020年8月末までに計8,776 世帯34,523人に支援を届けることができました。皆さまのご支援、誠にありがとうございました。
復興は徐々に進んでいますが、いまなお液状化現象の被害により農業や漁業を再開できず生活に困窮している人々は多く存在し、次の災害に備えた有効な対策を講じられていないのが現状です。
そこでわれわれPWJは2020年10月19日から、災害リスクが非常に高いとされるスラウェシ島シギ県において、農業再開支援と防災・減災能力向上支援事業を開始しました。
農業再開支援においては灌漑(かんがい)用井戸の建設・整地・種の配布を、防災・減災能力向上支援においては住民主体の防災計画策定および避難訓練などを実施する予定です。
現在インドネシアは、東南アジア諸国の中でもとりわけ新型コロナウイルスの感染が拡大していますが、活動においては細心の注意を払い、感染対策を心がけ、被災者およびスタッフの安全、健康を第一に事業を進めてまいります。
皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
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認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人々に対して支援活動を行うNGO (Non-Governmental Organization=非政府組織)です。日本に本部を置き、これまで世界33の国と地域で活動してきました。また東日本大震災や熊本地震、九州北部豪雨の際にも出動し、支援を行いました。
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