• かつて殺処分対象だったが、現在は災害救助犬として活躍する夢之丞

日本では年間10,000頭以上が殺されています

日本では悲しいことに、いまだに年間約1万頭もの犬が人の手で「処分」されています。私たちはかつて犬・猫の殺処分が最も多かった広島県で二度と殺処分機を稼働させないため、殺処分対象となった犬の全頭引き取りを2016年4月から開始しました。

殺処分ゼロを発表した記者会見

これまで、約4,000頭を保護、約1,000頭を譲渡・返還し、850日以上にわたり広島県内での「殺処分ゼロ」を維持しています。

広島県の犬の殺処分数の推移

しかし残念ながら、収容される野犬や捨て犬の数が減っているわけではありません。2015年度の県内の殺処分数が792頭だったにもかかわらず、16年度に私たちが保護した犬の総数は約1,400頭、17年度はさらに増えて約1,800頭にものぼりました。これは、毎週30頭ほどを引き取っているペースです。

動物愛護センターから引き取る様子

私たちのシェルターには現在、全頭引き取り前の10倍にあたる約2,400頭の犬が暮らしています。全ての犬が安心して暮らせるように、現在も増築工事を進めていますが、引き取った犬全てに十分なスペースを与えるのは容易ではありません。犬舎によっては、徐々に過密化が進んでいるところもあり、スタッフが散歩や人馴れトレーニングをする時間も不足しています。

ピースワンコ・ジャパンの犬舎
人馴れトレーニングの様子

こうした現状に対し、「過密になるぐらいなら引き取りを制限すべきだ」という意見も聞きます。しかし、引き取りを止めた瞬間に犬たちがガス室に送られ、殺されてしまうことが分かっているなかで、私たちは「殺処分ゼロ」を簡単に諦めるわけにはいきません。助かる可能性がある命を助けるため、全力を尽くす覚悟です。
殺処分機を二度と稼働させないために、皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

お知らせ(2018年9月16日追記)

9月12日発売の「週刊新潮」に、当団体のピースワンコ・ジャパン事業に関する記事が掲載されております。この件についての団体の見解を以下に掲載しております。
【お知らせ】『週刊新潮』9月12日発売号の記事について

寄付金の使いみち

皆さまからの貴重なご寄付は、新しい飼い主が見つかるまでの飼育費(ワクチン代、医療費、フード代他)、災害救助犬やセラピー犬の育成、正しい犬の飼い方や動物愛護の意識を広めるための活動に使わせていただきます。

【3,000円で】保護した犬2頭に狂犬病予防ワクチンを接種できます
【10,000円で】保護した犬1頭に狂犬病予防注射と混合ワクチンを接種できます
【15,000円で】保護した犬3頭分のドッグフード約1カ月分の支援になります