• 概要
  • 活動情報 2019年5月08日 更新

2019年3月に発生したサイクロン「イダイ」発生から1カ月が経過~長期支援のニーズ増加~
子どもたちへの緊急支援活動にご協力ください

サイクロン「イダイ」がモザンビークとその周辺国に甚大な被害を及ぼしてから1カ月が経過しました。被災した子どもたちの中には、夜尿症や、悪夢を見る、不安を感じるなどの深刻なストレスによる症状が出ている子どもたちがいます。

セーブ・ザ・チルドレンは、モザンビーク中部の港湾都市ベイラにある避難所で生活している子どもたちとその家族を対象に、被災前後の状況について話を聞きました。

話を聞いたすべての家族は、嵐の中で自宅や持ち物を失ったと話しています。また、多くの子どもたちが以前よりもそばから離れなくなったり、あるいは、以前よりも攻撃的になったと話していました。

イネスさん(11歳)は、最大の被害を受けたブジに住んでおり、父親は、自宅が倒壊するときに背中と首を強く打ちました。そして、イネスさんが救助ボートで避難するとき、父親ときょうだい2人と離ればなれになり、それ以降、家族に会っていません。イネスさんが描いた絵には、倒木に囲まれ、死亡した人や溺れた人たちが描かれていました。

イネスさんが描いた絵

セーブ・ザ・チルドレンの精神保健・心理社会的支援の専門家マリア・ワエードは、次の通り訴えます。

「私たちは、サイクロンで被災した子どもたちの長期にわたるウェルビーイングへの影響を深刻に懸念しています。大切な人や見慣れたもの・場所を一瞬で失うという経験は、本来子どもたちが体験すべきでないような、とても恐ろしいものです。そして、そうした経験は、洪水の水が引いた後も長期にわたって子どもたちに影響を及ぼします。」

食料支援、学校や家屋の再建といった緊急の支援を必要としている一方で、被災の経験から回復するために長期にわたる支援も必要としています。

今、あなたのご支援が必要とされています。
ご協力をお願いいたします。

モザンビーク サイクロン緊急支援-数時間で死に至るコレラの新たな脅威に直面する子どもたち

セーブ・ザ・チルドレンが、緊急支援活動を行っているモザンビークでは、現在、子どもたちが洪水と汚染された水のために、コレラという新たな脅威に直面しています。コレラは、治療を施されなかった場合、数時間で死に至る急性下痢症で、感染拡大をすぐに食い止めることができなければ、山火事のようにあっという間に広がります。

世界保健機関(WHO)によれば、通常、80%の症状は、経口補水液で治療できますが、コレラの流行を抑えるために最も有効な方法は、それを未然に防ぐことです。

セーブ・ザ・チルドレンは、モザンビーク政府や他の人道支援団体と共同で、バケツやビニールシート、テントといった緊急支援物資の提供をするとともに、コレラなどの感染症の流行を防ぎ、子どもたちが保健医療サービスを受けられるように緊急保健医療チームを派遣するなどの活動を行っています。

しかし、サイクロンが上陸した地域は壊滅的な被害を受けており、さらにコレラの感染拡大が懸念される今、子どもたちとその家族にさらなる支援が必要です。

セーブ・ザ・チルドレンの緊急支援チームを主導するマシェル・ポウは、次の通り話します。
「子どもたちの命を守るために一刻の猶予もありません。セーブ・ザ・チルドレンは、モザンビーク政府とともに緊急支援活動を行っています。」

モザンビーク サイクロン緊急支援活動へのご協力をお願い致します。

寄付金の使いみち

皆さまからのご寄付は、今、支援を必要としている子どもたちやその家族への緊急支援活動に活用させていただきます。

例えば、
約1,500円ポリタンクや石けんを含む、基本的な衛生キットを1セット提供できます。
約5,000円で防水シートやロープを含むシェルターキットを2家族分提供できます。

今後の活動
・感染症などの流行を防ぐとともに、子どもたちが保健医療サービスを受けられるように、現場に緊急保健医療チームを派遣しています。
・緊急支援物資の提供
・子どもの保護や精神保健、心理社会的支援の提供
・移動式の保健医療クリニックの活動

#アフリカ南東部サイクロン緊急災害支援募金