寄付受付開始日:2024/10/10
更新日:2025/02/12
国連WFPは、紛争激化の直後からパレスチナへ緊急食料支援を行っています。
国連WFPの目標は、ガザ全域で迅速な食料支援を提供することです。
具体的には、小麦粉や食料の直接配布、パン工場への物資供給再開、栄養不良に瀕している子どもたちへの栄養補助食品の提供が含まれます。食料やその他の物資の商業供給が開始され次第、電子引換券や現金を提供し、食料や必需品を自ら購入できる仕組みを整える予定です。さらに可能な限り早くパートナーと協力し、地域の食料生産支援を再開することを目指しています。
国連WFPはガザ現地で、一人でも多くの命を救えるよう日夜奮闘し支援を継続して参ります。
どうか皆さまのお力をお貸しいただき、苦境の中にある一人でも多くのパレスチナの人々の命を救う活動が継続できますよう、ご支援をお願い申し上げます。
皆様からのご寄付は、国連WFPの「パレスチナ緊急支援」として、食料支援をはじめ、人道支援活動の基盤となる緊急通信と物流支援へ大切に使わせていただきます。
国連WFPは紛争、自然災害やパンデミックなどさまざまな緊急事態に率先して対応する組織です。世界中どこへでも48時間以内に最初の食料を届けることを目指して活動し、その後迅速に支援を拡大します。
また、国連のロジスティックス(物資輸送)チームのリーダーとして、紛争・災害地域に救援物資を届ける役割を担っています。緊急通信の面においても、遠隔地域における情報通信サービスを提供しています。
※活動を支える事務所の管理運営費などのため、最大25%を運営費として大切に活用させていただきます。
■最新情報・お問合せについて
電話:0120-496-819(年始を除く年中無休)
最新情報:公式ホームページ
更新日:2025/02/12
2025年1月19日(日)に待望の停戦が発効したことを受け、WFP国連世界食糧計画の車両が北部と南部からガザ地区に入りました。この停戦により、大規模な食料支援の搬入が可能となり、戦争で荒廃したガザ地区を飢餓の危機から救う第一歩が踏み出されました。
すぐに食べられる食料の小包や小麦粉の袋を積んだトラックは、南部のケレム・シャローム検問所と北部のジキム検問所を通じてガザ地区に入りました。WFPは毎日少なくとも150台のトラックで食料をガザ地区内に運びこむと共に、人道支援を迅速に届けるため、他のパートナー機関への輸送支援も行います。この取り組みはガザ地区の人々の命を救うため、食料やその他の支援物資を届ける人道支援活動の一環です。
「これは重要な第一歩ですが、ガザ地区の支援ニーズは計り知れないほど大きいです。200万人もの人々が、長期にわたって、食料や生きるために必要なものを切実に求めてきました」と、シンディ・マケインWFP事務局長は述べました。「15カ月に及ぶ戦争のあと、全ての検問所が開かれ、効率的かつ効果的に、安定して運用される必要があります。そして人道支援チームがガザ全域を自由かつ安全に移動し、支援を必要としている人々に届けることが不可欠です」。
WFPは、100万人以上が3カ月間生活できる量の食料支援を、ガザ地区との境や搬送ルート上に事前に配置しています。それらはすぐに食べられる食料の小包と小麦粉、温かい食事用の食材と栄養補助食品を含みます。ヨルダン、イスラエル、エジプトの全ての検問所を活用してガザ地区へ物資を送り込む計画です。
当初、飢餓の深刻化が心配されたガザ地区北部では、食料配給や栄養サービスの増加により、さらなる悪化を食い止められています。それでも紛争が続く限り、ガザ地区全体における飢餓の危険性は依然として高いままです。国連WFPは、毎月ガザ地区全体で100万人以上の人々を支援していますが、南部や中央部への支援アクセスが限られているため、配給量を減らさざるを得ない状況です。そのような中でも、南部のラファから新たに避難してきた家族に温かい食事を優先して提供しています。
また、ヨルダン川西岸地区の状況は急速に悪化しており、大規模なイスラエル軍の作戦によって多くの死傷者が出ています。
国連WFPは2024年9月の第1週だけで、ガザ地区とヨルダン川西岸地区で、ガザの22万4,000人を含む計36万5,000人近くの人々に支援を行いました。しかし厳しい冬が近づく中、ガザ地区の状況がさらに悪化し、道路の損壊により、人々の生存に不可欠な食料、水、医薬品、衛生用品の輸送が困難になることが強く懸念されています。
最新の状況(2024年8月実績)
36万4,985人:ガザおよびヨルダン川西岸全域で支援した人数
253台:国連WFPが2024年8月に4,105トンの食料をガザに運んだトラックの台数
1.77億ドル(約25億円):国連WFPが2025年2月までに活動を続けるために必要な額
140万人:国連WFPの月間支援予定人数
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国連WFPは、飢餓のない世界を目指して活動する国連唯一の食料支援機関です。
災害や紛争時の緊急食料支援、母子の栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、120以上の国と地域で活動しています。
食べることは、生きることの基本です。飢餓の解決は平和への第一歩でもあります。すべての人が当たり前に食べられる「飢餓のない世界」を一緒につくりませんか。
※認定NPO法人国連WFP協会は、日本における国連WFPへの民間の公式寄付窓口です。募金活動、企業・団体との連携や広報活動によって、日本における支援の輪を広げています。2024年外務大臣表彰受賞。
写真:(C)WFP/Giulio dAdamo
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