寄付受付開始日:2023/10/10
更新日:2023/10/10
2023年10月7日にアフガニスタン西部のヘラート州で発生したマグニチュード6.3の地震を受けて、国連世界食糧計画(国連WFP)は現地で被災者への支援活動を行っています。アフガニスタン当局は、2,000人が死亡、4,000人以上が負傷し、1,400人が避難していると推定しています。(2023年10月8日時点)
地震発生から数時間以内に、ヘラートに拠点を置く国連WFPのチームは、Seya Aab村、Koshak村、Karnil村で被災した700世帯に栄養強化ビスケットの配布を開始しました。被災者の多くが家を失い、所有していたものをすべて失っています。
国連WFPは、最大7万人の被災者に食料または食料を購入するための現金を配給する準備を進めており、すでに2万人分の家庭用食料セットを用意しています。各セットには7人家族の1カ月分の食料となる栄養強化小麦粉、植物油、豆類、塩が入っています。
「今回の地震は、この2カ月でアフガニスタンを襲った2度目の壊滅的な地震で、既に1,500万人が次の食事のあてがないという深刻な人道的ニーズがある中で発生しました」と国連WFPアフガニスタン事務所副代表のアナマリア・サルワナは話します。
アフガニスタンの人口の3分の1が食料不安にあえぐ中、国連WFPのプログラムは、紛争や災害、気候危機の影響を受けた人々が、どこにいても必要な支援を受けられるように展開しています。
国連WFPは、アフガニスタンで最も弱い立場にある700万人が今後数カ月を生き延びるための支援を行うために、4億米ドルを緊急に必要としています。これには、アフガニスタンの厳しい冬を前に、交通手段が断絶される地域に食料を備蓄するための資金も含まれます。
皆様からのご寄付は、国連WFPの2023年アフガニスタン地震緊急支援に活用されます。
食料支援をはじめ、人道支援活動の基盤となる緊急通信と物流支援へ大切に使わせていただきます。
国連WFPは紛争、自然災害やパンデミックなどさまざまな緊急事態に率先して対応する組織です。
世界中どこへでも48時間以内に最初の食料を届けることを目指して活動し、その後迅速に支援を拡大します。
また、国連のロジスティックス(物資輸送)チームのリーダーとして、紛争・災害地域に救援物資を届ける役割を担っています。緊急通信の面においても、遠隔地域における情報通信サービスを提供しています。
※活動を支える事務所の管理運営費などのため、最大25%を運営費として大切に活用させていただきます。
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国連WFPは、飢餓のない世界を目指して活動する国連唯一の食料支援機関です。
災害や紛争時の緊急食料支援、母子の栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、120以上の国と地域に拠点を持ち、活動しています。
食べることは、生きることの基本です。飢餓の解決は平和への第一歩でもあります。すべての人が当たり前に食べられる「飢餓のない世界」を一緒につくりませんか。
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