• 多くの幼い子どもたちが栄養不良で苦しんでいますⒸWFP/Hussam Al Saleh

  • 概要
  • 活動情報 2019年4月22日 更新

シリアの苦しみを終わらせよう

息子の命が消えていく

「息子を助けるために何もできないんです。私にできることといえば、なんとか息子を医者に連れていっても、この子がゆっくりと弱っていく姿を見続けることだけです」

東グータで暮らすアブ・サレーさんは、生後10カ月の息子が成人に必要な栄養価の高い食べ物や清潔な水を手に入れることができないため、5.5kgをわずかに上回る体重は同年齢の乳児の半分ほどしかなく、重度の急性栄養不良に苦しんでいると訴えます。

この悲惨なシリア紛争はついに8年目を迎えました

ⒸWFP/Marwa Awad

シリアでは今もなお、650万人が食料不安を抱え、10人に8人のシリア人が極度の貧困状態で暮らしています。(2019年3月現在)

国連WFPによる食料支援

ⒸWFP

国連WFPは飢餓をなくすことを使命とする国連唯一の食料支援機関です。国連WFPの食料支援や学校給食支援、自立支援プロジェクトは、未来を築いていくための基盤となります。現地での支援の必要性は引き続き高く、国連WFPが支援を続けていくために、現在約1億2,500万米ドルが必要です。(2019年3月現在)

どうか皆様のお力を貸してください。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
国連WFPシリア緊急支援

シリアの人々の希望のあかりを絶やさないために。

ⒸWFP/Hussam Al Saleh

2011年のシリア危機の発生から、国連WFPは支援を必要とする何百万人もの人々に食料を提供するために必要なあらゆることを最前線で行ってきました。


ⒸWFP/Hussam Al Saleh

シリア国内で、国連WFPは毎月4,600台以上のトラックを使用し、全14県の900の配給所に緊急食料支援を届けています。

国連WFPは、定期的な配給が難しく、人道支援の必要性が非常に高まっている包囲された地域では、他機関と連携した輸送車列や航空輸送、そして高度空中投下にいたるまで、画期的な手段を用いて活動しています。

また、国連WFPは、ヨルダンとトルコから国境を越えて、シリア北部と南部の反政府勢力支配地域に食料支援を行っています。
国内外の50以上のパートナーと協力し、毎月400〜500万人の人々に食料を届けています。

寄付金の使いみち

●食料支援
毎月、シリア国内の避難民や紛争の被害を受けた人々に、世帯ごとに食料を提供します。近隣諸国では、シリアからの難民や、受け入れ側の貧しい人々を電子食料引換券で支援します。

●学校給食支援
シリア国内の900近くの学校の子どもたち、およびエジプト、ヨルダン、レバノンの学校に通うシリア難民の子どもたちに栄養価の高い軽食を提供することで、彼らの教育を支えます。

●自立支援
シリア国内での、パンの製造所の修復、養蜂の回復や強化、栄養強化食品の現地生産の促進、国連WFPの倉庫での雇用機会の創出等を通じて人々の自立や生計を支えます。

●栄養支援
シリア国内で、乳幼児、妊娠中および授乳中の母親を対象に栄養支援を行います。これにより母子の栄養不良を防ぐことができます。