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合計で204,064円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

【シリア危機】生活難に置かれる人々の日々の暮らしを支えたい

寄付受付開始日:2016/01/21

  • 領収書なし
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ヨルダンで出会ったシリア難民の女の子たち。習いたての英語で一生懸命話してくれました。生活難のため学校に通えない子や、やめてしまう子もいます。

わかちあいプロジェクト

プロジェクト概要

更新日:2018/07/12

そこで暮らす人々のために~誰もが人間らしい暮らしを送れるよう、「わかちあい」の心を

国際協力NGOわかちあいプロジェクトでは、ヨルダンに避難するシリア難民と生活に困っているヨルダン人を支援しています。増え続ける難民の人々や、受け入れ国住民の生活難を支えるため、ご支援をよろしくお願いします。

ヨルダンでは、シリアから避難してくる人が増えるにつれ、難民キャンプの外で暮らす人々が増えました。難民キャンプで暮らせば食料や医療などを受けられますが、難民のうち約85%は難民キャンプ以外、ヨルダン人が普通に住んでいる町や村に暮らしています。彼らは、家賃や光熱費、食費、衛生用品と私たちの日常生活で必要なものを、自分でまかなわなければなりません。

ヨルダンで避難生活を送るシリア難民の人々

そして、ヨルダンでは暮らす人々が増えたので、家賃や食糧、せっけんやシャンプーの日用品、洋服、すべてのものの価格が高騰しています。ですが、シリア難民はヨルダンで働くことが認められていないので、避難生活が長引き持ってきたお金も次第になくなり、日々の生活がとても苦しくなりました。また、物価の高騰はヨルダン人の人々、特に貧しい人々の生活に大きな問題となっています。

長い危機が続いて解決の見通しの立たず、援助してきた諸外国や国際機関は、援助を続けることに疲れが見られます。資金不足により活動を休止する機関も出ており、必要とされる支援が圧倒的に不足しています。

ヨルダンで避難生活を送るシリア難民の人々

わかちあいプロジェクトでは、ジャパン・プラットフォームの支援を受け、2014年より難民キャンプの外でくらすシリア難民と彼らの住む地域の生活に困っているヨルダン人に、衛生物資の支給や、特定のお店で使える衛生クーポンを配布する支援を実施してきました。

助成金を得て事業を実施していますが、まだまだ足りません。どうかご理解いただき、皆さまのご寄付をお願いしたいと思います。いただいたご寄付は、現地パートナーと相談して、現地でより必要とされている支援に使わせていただきます。

増え続ける難民の人々を支えるため、ご支援をどうぞよろしくお願いします。

ヨルダンで避難生活を送るシリア難民の人々

寄付金の使いみち

ヨルダン北部、イルビド県・マフラック県の難民キャンプの外で暮らすシリア難民、および、同地区ヨルダン人の貧困層が、暮らしていくために最も必要としている支援に活用させていただきます。各家庭で必要な物資が異なっていることを受け、それぞれの人が必要な物に交換できるクーポン(商品券)を配布しています。

【クーポン使用例】
→石けん、シャンプー、洗剤、歯ブラシなどの日用品
→赤ちゃんのいる世帯は、おむつや粉ミルクに
→女性のいる世帯は生理用品に
日常で必要な衛生用品を購入するのに、限られた自分のお金を使わなくて済む分、子どもの教育費をまかなうというような、副次的な効果もあります。

関連サイト:http://www.wakachiai.com/projects/refugee/jordan/

活動情報

更新日:2018/07/12

難民生活を送る人々には赤ちゃんからお年寄りまで大勢の人がいます。支援はまだまだ足りてません。

2014年度には、難民生活により厳しい生活が続き、衛生面がおろそかになっている現状を少しでも改善できるよう、衛生キットの配布を行いました。

衛生キットには、石けん、シャンプー。歯ブラシ、洗剤など、生活に不可欠な日用品10点が入っています。2回にわけ、約3千世帯を対象に配布しました。2015年度には、長引く避難生活により、世帯によって必要な物資が多様化していることから、特定のお店で衛生用品と交換できるクーポン(商品券)を配布しました。2015年10月、3度目のクーポン配布事業を実施し、わかちあいプロジェクトの事業がきちんと役に立っているか、続けてほしいか、変えてほしいところはないかなど、支援した方や支援を手伝ってくださった団体に聞きました。

衛生物資・クーポン配布の様子。1人ずつ、難民登録証を確認してから渡します。

配布したクーポンを衛生用品と引き換えられる提携店は、ヨルダン政府の公営店です。公営店は全国にあり、一般のお店よりも2~3割安く販売しています。衛生用品は、ブランドは少ないですがひととおりそろっています。かつては生活保護を受けている人などの限られたヨルダン人を対象としていましたが、今は難民支援にも利用されています。

日常使う衛生用品と交換できるクーポンは好評で、次回はいつかと聞かれるくらいでした。日常で必要な衛生用品を購入するのに、限られた自分のお金を使わなくてすむ分、食糧や子どもの教育をまかなえたという、副次的な効果もありました。現地パートナーのルーテル世界連盟(LWF)と、来年もこの事業を続けようと話し合いました。

衛生物資・クーポン配布の様子。1人ずつ、難民登録証を確認してから渡します。

ヨルダンで出会ったシリア難民の女の子たちは、英語を学ぶのが楽しいようで、習いたての英語で一生懸命しゃべろうとする彼女たちと、私も楽しいひと時を過ごしました。クラスメートと一緒に、とても明るく楽しそうな笑顔を見せてくれていますが、彼女の生活は非常に不安定です。彼女たちは、シリア難民で日本の小学校6年生と同じくらいの女の子たちです。ページ上部の写真にあるように、全員制服を着ています。女子生徒や学生は通学に制服着用しなければなりませんが、食料など日々の生活に必要なものが優先されるので、学校に通えない女子も多くいます。

ある女の子のお宅を訪問し、お母さんと話しました。衛生クーポンはとても助かったと言ってくださいました。同時に悩みをうかがうと、「現在は支援を受け家賃無償で住んでいるが、1カ月後に支援が終了するので、引っ越し先を見つけなければならない。でも、家賃があまりにも高く、見つからない」とのことです。

ヨルダンで避難生活を送るシリア難民の人々

ヨルダンでは、シリアから避難してきた難民だけが支援を受けると、ヨルダン人の生活に困っている人々の不満が募り、さらに避難生活が難しくなります。ヨルダン政府は、政策で難民支援を行う時には、難民とヨルダン人の困っている人々を50%ずつに、と決めています。わかちあいプロジェクトでも同様に、シリア難民とヨルダンの貧困層へ支援を行っています。

あるシリア難民世帯のお昼ごはんでは、お米と、小麦粉を練って発酵させて焼いた弾力性のある、インドのナンをしっかりさせたようなパン、レンズ豆のペースト、それからオリーブがありました。おなかは膨れますが、炭水化物ばかりで栄養に問題があります。

衛生物資・クーポン配布の様子。1人ずつ、難民登録証を確認してから渡します。

あるヨルダン人のお宅では、ご主人が病気で働けず、一家の収入は生活保護だけで、ブロックでできた納屋のようなところを借りて生活していました。母屋の家畜小屋のすぐ近くで、家の中にも家畜の臭いが漂っていました。

シリア危機はすぐに解決されることはないでしょう。そして、難民生活を送る人々は赤ちゃんからお年寄りと大勢の人がいます。

わかちあいプロジェクトも助成金を得て事業を実施していますが、まだまだ足りません。どうかご理解いただき、皆様のご寄付をお願いしたいと思います。頂戴したご寄付は、現地パートナーと相談しより必要とされている支援に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

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プロジェクトオーナー

わかちあいプロジェクト
フェアトレードと難民支援活動を通して開発途上国の人々を支える国際協力NGOです。アフリカのソマリア難民救援をきっかけに難民支援活動に取り組み、現在まで継続的にアジアやアフリカ、中東の避難生活を余儀なくされている人々を支援しています。
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