• 難民キャンプに避難してきた人たちから聞く話の内容は想像を絶するようなものばかり

ミャンマーでの迫害を逃れてバングラデシュの難民キャンプにようやくたどり着いたロヒンギャ難民たちに身体と心のケアを

1970年代後半からの度重なる迫害にもかかわらずミャンマー国内に踏みとどまっていた110万人のロヒンギャの内、60万人もの人々が、過去2カ月の間に隣国バングラデシュのコックス・バザールに避難してきました。新しく流入してきた難民たちは、既に過去の大脱出によって逃れてきた数10万人のロヒンギャ難民たちが暮らすキャンプの周辺に雨風をしのぐ簡易テントを張って、一時的な仮住まいにしています。

そのほとんどは女性、子ども、そして高齢者で、非情に過酷な経験をして逃れてきたため、多くが深い心の傷を負っています。迫害や暴力からは逃れられたものの、今尚厳しい環境の中での暮らしが続いています。

難民の半数以上が18歳未満の未成年者や子どもたち。笑顔の奥に隠された心の傷が癒えるのはいつの日か。
新たに難民キャンプに避難してきた難民たちは劣悪な環境で暮らしている

世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド/MdM)は、今年2017年6月からバングラデシュでロヒンギャ難民を含む医療アクセスが限られた人々に対して、メンタルヘルスとジェンダーに基づくバイオレンス(GBV)に対する治療プログラムを実施していました。しかし、今回の緊急事態を受け、9月中旬からコックス・バザールにおいて、難民たちのための医療支援のプログラムを開始しています。

活動は現在クトゥパロング難民キャンプ、バルカリ難民キャンプ、そしてポティボニア周辺で、現地のパートナーであるGONOSHASTHAYA KENDRA(GK)と行っています。
基礎的医療サービスの提供、GBVの被害者を含めた心のケア活動などが中心です。

MdMとGKが運営するヘルスセンターに医療相談や診断を受けに来る難民たち
バルカリ難民キャンプを訪れたMdMフランス理事長のフランソワーズ・シヴィニヨンの証言

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