子どもたちに5歳の誕生日を! ラオスの村医療を向上させたい

寄付受付開始日:2017/10/04

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ラオス東北部にあるフアパン県では、約8人に1人の子どもが5歳の壁を越えられず亡くなっています 。生まれてきた大切な命を未来につなぐため、医療の質向上が必要とされています。

世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド)

プロジェクト概要

更新日:2017/10/04

ラオスで、ひとりでも多くの子どもが5歳の誕生日を迎え、その後も健やかに成長できるように、村落部の小児医療強化に取り組んでいます。

ラオスの東北部に位置するフアパン県では、1,000人中118人の子どもたちが5歳まで生きられず亡くなっています。下痢や肺炎などで亡くなるケースが多く、医療を受ければ救うことのできる命です。もちろん、ラオス政府も改善に取り組んでいますが、特に遠隔地にあるフアパン県のような地域に改善の手が届くまでには時間がかかります。
そこで、私たちは現地の医療従事者や地域の人々と協力関係を築き、この118人が少しでもゼロに近づくように、小児医療の強化に取り組んでいます。

現地のヘルスセンタースタッフに、小児医療に関する知識を伝える世界の医療団の専門家(右から4人目)。
フアパン県は、首都ビエンチャンから飛行機と車を乗り継ぎ1日かかる場所にあります。数村に1つしかないヘルスセンターへたどり着くためには長い山道をいく必要があります。

プロジェクトは大きく分けて2つの活動に分かれています。
・遠隔地のヘルスセンターや郡病院で提供される医療の質の改善。
・村での保健教育の促進。

遠隔地に配置される医療従事者の多くは、過去に学んだ知識や技能をアップデートしたり、疑問を解消したりする機会が圧倒的に不足しています。人員不足の中、たった1人でヘルスセンターに配置されることも多く、相談できる同僚や上司がすぐそばにいないためです。新しい技能を身につけるための研修に出席できることもまれです。
私たちは、こういった医療従事者に小児医療についての研修を実施し、研修後にはきめ細かなフォローアップを行います。同時に、自立発展性の観点から小児医療研修の講師を務めることのできる人材も育成しています。村では、村落健康委員会メンバーを中心として、子どもの成長や栄養、病気の予防などの知識が住民の中に浸透するように活動しています。

村々が山岳地帯に散在し、医療施設は人員不足で各村をじっくり巡回できません。研修を受けた各村の村落健康委員会のメンバーが、村人へ子どもの健康についての知識を伝えます。

活動は、日本やその他の国からラオスに派遣する経験豊かな小児医療専門家の助言に基づいて企画・実施し、医療支援の質を担保しています。
現地では日本人駐在員とローカルスタッフが年間を通じてプロジェクトの運営にあたっています。現地の人々と日々コミュニケーションをとってニーズをくみ取り、皆さまのご支援が適切に、本当に必要な活動に使われるよう運営しています。

5歳未満の子どもを持つ父母から、村落で子どもの医療について困っていることや不安なことを聞き取り、小児医療プロジェクトの活動内容に反映させます。

救えるはずの子どもたちの命が失われることのないよう、まだまだやるべきことがあります。
皆さまの温かい支援が大きな力となります。ご助力のほどよろしくお願いします。

寄付金の使いみち

皆さまからのご支援は、このフアパン県で実施する小児医療強化プロジェクトに活用させていただきます。
同プロジェクトは外務省から一部資金協力を得ていますが、現地のニーズに合った活動をきめ細かく村に届けるためには資金が不足しています。特に、村落で健康教育活動を行う村落健康委員会メンバーの活動費や、医療従事者の小児医療技術向上のための研修参実施用が必要です。

実施されている活動内容等の詳細は、以下の公式ページをご覧下さい。
ラオス小児医療強化プロジェクト(公式ページ)

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プロジェクトオーナー

世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド)
Médecins du Monde(メドゥサン・デュ・モンド)は、1980年に仏パリで設立された国際NGOで、世界各国に医師・看護師等のボランティアを派遣するほか、現地の医療システムの構築や復旧を支援し、皆が基礎的医療へアクセスできるよう活動しています。また、状況を改善すべく、多くの人に現状を伝える「証言(アドボカシー)」活動も行っています。1995年の阪神淡路大震災の際にフランスから緊急医療支援チームが派遣されたことを機に日本に設立された世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド ジャポン)も他の世界14カ国にある拠点と共同もしくは単独で人道医療支援活動を国内外で実施しています。
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