• 概要
  • 活動情報 2016年5月18日 更新

熊本地震発生後に、医療支援に関する調査を実施した結果、こころのケアの支援ニーズが確認された阿蘇郡の西原村、南阿蘇村において、子どもと家族のためのこころのケア活動を実施します。

世界の医療団は、医療支援を行う団体として、東日本大震災やネパール地震など、災害時とその後の支援を数多く行って参りました。
今回の熊本地震発生から数日後に、世界の医療団は現地入りし、被災者の皆さまにどのようなニーズがあるかを調査した結果、被害が大きかったにもかかわらず、あまり支援団体が入っていない西原村と南阿蘇村で、こころのケアの支援が急務であることを確認しました。

子どもは地震による揺れ、停電による暗闇、繰り返す余震などがもたらす恐怖体験に対し、対処する能力が備わっておらず、特に幼児はその体験を言葉などで表現することができないため、メンタル面での問題が見落とされがちです。
また、慣れない集団での生活からくる精神的な負担は大人と同様に子どもにも重く、普段以上に保護者やコミュニティでのケアを必要としています。
しかし、被災にともない大人たちが忙しく立ち働いている、大人たちも子どもをケアする心理的な余裕がない、などの理由から、子どもたちのこころのケアは置き去りになっている現状は否めません。

子どもとその家族のストレスや心理的な影響を最小限に抑えるため、中長期的なこころのケア支援が必要です。

子どもの日 親子カフェ開催

5月5日のこどもの日イベント親子カフェには、ボランティアの小児科医、看護師、児童臨床心理士も参加しました。
「子どもたちは地震の恐怖だけでなく、文字通り忙しく働く大人たちに囲まれ不便を伴う避難生活の中で、さまざまなストレスを抱えています。子どもが安心して安全な空間で過ごすことは、心の回復力を強くします。思いっきりの笑顔で遊ぶ、そんな子どもたちの姿をもっとみることができるような環境作りが急がれます。」早川小児科医のコメントです。

親子カフェで子供達と遊ぶ早川小児科医
親子カフェの案内チラシ
プロジェクト担当小児科医からのメッセージ

寄付金の使いみち

被災地の子どもたちが遊べる空間(こどもの広場)の運営費用や児童精神科、臨床心理士、小児科医の専門家派遣に活用させていただきます。