【2025年9月 アフガニスタン地震 緊急子ども支援】子どもと女性を守るために(チャイルド・ファンド・ジャパン)

寄付受付開始日:2025/09/02

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倒壊した建物と被災地の人々(2025年9月、アフガニスタン)

認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2025/09/02

【アフガニスタン地震】被災地の子どもと女性を守るために

【800人以上が死亡 - 子どもたちと女性が命の危機にさらされています】

地震で倒壊した建物の様子(2025年9月、アフガニスタン)

2025年8月31日深夜、アフガニスタン東部を震源とするマグニチュード6.0の地震が発生しました。震源の深さはわずか8〜10kmで、特に山岳地帯は壊滅的な被害を受け、800人以上が死亡、2,800人以上が負傷しています。

アフガニスタンは、今回の地震が起こる前から、数十年にわたる紛争などにより、2,290万人が人道支援を必要とする深刻な状況にありました。これは、国民の約半数にあたる人数で、そのうち1,200万人は子どもたちです。教育、就業などの女性の権利の侵害も深刻です。

今回の地震は、こうした深刻な人道危機に拍車をかけるものとなってしまいました。

【子どもと女性を守るために - あなたの力を貸してください】

地震で倒壊した建物の様子(2025年9月、アフガニスタン)

チャイルド・ファンドは、イタリアのメンバー団体が2002年からアフガニスタンで活動し、特に、子どもたちや女性を対象に、食料支援、生計支援、災害リスク軽減などを行ってきました。2023年に起きた大地震の際にも、310世帯に越冬支援と緊急食料支援を行いました。

今回の地震に対しても、チャイルド・ファンドは緊急支援を実施します。最も被害が大きいクナール州を中心に行う予定です。

すでに現地スタッフが現場へ向かい、ニーズ調査を進めています。具体的な支援内容はその調査をもとに決定しますが、特に子どもと女性を中心とした支援を行う予定です。

子どもたちと女性の命を守るため、あなたの力をお貸しください。

寄付金の使いみち

皆さまからいただいたご寄付は、アフガニスタン大地震の被災地でチャイルド・ファンドが実施する子どもたちや女性、家族への緊急支援活動に活用いたします。
具体的な支援内容は現在進めている現地のニーズの調査をもとに決定しますが、過去の地震の際の支援では、食料、水、衛生用品の支援などを行ってきています。

※約20%を支援を届けるための管理運営費に活用させていただきます。

活動報告

更新日:2025/10/29

【アフガニスタン地震】被災した子どもたちへ緊急支援計画を策定(2025年10月29日更新)

2025年8月31日に発生した、アフガニスタン東部を震源とするマグニチュード6の大地震。余震も相次ぎ、被害は広範囲に及んでいます。

現地当局によると、これまでにおよそ8,500世帯(約5万6,000人)が被災し、死者は約2,000人、負傷者は3,600人を超えています。家を失った多くの人々は、寒さの厳しい山間部で屋外や簡易の避難所で生活しており、夜間の冷え込みによる低体温症の危険も高まっています。

避難所の様子(2025年9月24日、アフガニスタン)

地震によって、学校や病院、水道設備、電力網など、地域の基盤となる施設も大きな被害を受け、多くの家庭が安全な水を確保できない状況にあります。衛生環境の悪化による感染症の拡大も懸念されています。

地震でけがを負ってしまった子ども(2025年9月24日、アフガニスタン)

今回の地震では、特に女性や女の子たちが深刻な影響を受けています。女性が集まって学ぶ活動や、防災に関する啓発活動が制限されているため、女性が災害への備えや避難方法を知るための情報が十分に得られていない状況があります。さらに、一部の地域では文化的な慣習により、女性や女の子の救助が後回しにされるなど、命を守るうえで不平等な状況も起きています。

チャイルド・ファンドは、イタリアのメンバー団体が中心となり、被災地の子どもたちとその家族への緊急支援を続けています。すでに、緊急の食糧支援などを行ってきましたが、現地のニーズ調査をもとに、さらなる支援計画を作成しました。

・被災した子どもとその家族約4,000人への緊急食糧支援
調理せずに食べられる食糧の配布、現地での食糧購入のための現金給付を実施し、約4カ月分の食糧を確保します。

・家屋を失った約7,000人への避難生活支援
毛布、冬用衣類などの冬を越すための物資の配布に加え、軽度な損壊住宅への修繕費支援を行い、安全な生活環境の回復を目指します。

・安全な水と衛生環境の確保
破損した水源や給水管の修復、仮設トイレの設置、石けんや浄水用錠剤の配布、衛生啓発活動などを通じ、約3万3,000人への支援を計画しています。

食糧の配布をする様子(2025年9月7日、アフガニスタン)

特に女性や子ども、障がいのある人、女性世帯主など、災害の影響をより強く受ける人々を優先的に支援します。支援は現地協力団体と連携し、地域の人々の声を聞きながら実施しています。

被災地は地形が険しく、地すべりや地雷の危険もあるため、支援活動は容易ではありません。それでも、子どもたちが寒さや飢えに苦しむことのないよう、現地スタッフが懸命に活動を続けています。

どうか皆さま、被災した子どもたちとその家族を支えるために、ご協力をお願いいたします。

食料配布などの支援活動を進めています(2025年9月17日更新)

2025年8月31日深夜、アフガニスタン東部を震源とするマグニチュード6の地震が発生し、現地では依然として厳しい状況が続いています。これまでに死者は2,200人以上、そのうち731人は子どもです。今年に入って隣国パキスタンやイランから37万人もの人々が帰還しており、そうした人々も被災しています。支援を必要としている人は現在、推定で498,800人に上り、そのうち265,000人が子どもたちです。

救助を行う様子(2025年9月、アフガニスタン)

山岳地帯の集落は土砂崩れなどで孤立しており、支援物資の輸送は非常に困難で、ヘリコプターによる空輸が頼りとなっています。被災者が今すぐ必要としているのは、雨風をしのぐ緊急シェルター、毛布や衣類、生活必需品、そして食料です。冬の到来が迫る中、この数週間は命を守るための重要な時期となっています。

倒壊した家屋の様子(2025年9月、アフガニスタン)

チャイルド・ファンドは、協力団体と連携して支援を行っており、女性や子どもを中心に10,500食の食料を届けました。また、他の支援団体と協力して被害状況の調査を行っています。

食料配布の様子(2025年9月、アフガニスタン)

今後は、食料配布の拡大、命を守るための緊急支援の強化を進めていきます。同時に、今回の緊急支援だけでなく、中期的な支援活動につなげるための準備も進めていきます。

地震被害に加え、隣国からの強制帰還など、複数の危機が重なり人々の暮らしを追い詰めています。一人でも多くの命を守るため、皆さまのお力添えをどうかお願いいたします。

アフガニスタンの被災地で、食料支給などの支援を開始しました!(2025年9月8日更新)

2025年8月31日深夜、アフガニスタン東部で発生した、マグニチュード6以上の大地震。クナール州をはじめ、震源地周辺にも大きな被害が広がっています。

これまでに 1,400人以上が死亡、3,100人以上が負傷、5,400戸もの家屋が倒壊しました。災害発生から72時間を超え、さらに9月5日未明にもマグニチュード5.2の余震が発生しており、被災者数は今後さらに増える見込みです。道路の寸断もあり、救助活動や物資搬送が非常に困難な状況にあります。

被災した人々は厳しい環境の中で避難生活を余儀なくされており、特に以下の支援が緊急に求められています。
・避難シェルターや越冬支援(テント・毛布・暖房器具など)
・がれきの除去
・安全な水の支給・衛生などの支援
・緊急医療、外傷治療、薬品の提供
・心のケア

チャイルド・ファンドは、緊急チームを被災地へ派遣し、
すでに、2つの病院で1,500食の温かい食事を提供するなど、支援を開始しています。

病院で食料などを支給している様子(2025年9月、アフガニスタン)

今後予定している支援や活動は、次の通りです。
・緊急食糧支援の継続(子どもや女性をはじめ弱い立場に置かれた人々を優先して支援)
・緊急救助活動の拡大
・現地でのニーズ調査を完了させ、女性や子どもの状況を特に考慮した人道支援計画を策定
・中期的な復興支援の基盤づくり

今後も、現地のニーズにこたえながら、被災地の子どもたちと女性を守るために、活動を続けてまいります。
引き続きのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

引き続き支援を求めています

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プロジェクトオーナー

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認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン

チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より、アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動をしています。活動をとおして人と人とが出会い、お互いに理解を深め、つながることを大切にしています。
現在は、フィリピン、ネパール、スリランカにおいて、スポンサーシップ・プログラム(子どもたちと地域を支援しながら、支援者が現地の子どもと手紙などで交流できるプログラム)を中心に活動している。
また、子ども支援に取り組む国際的なネットワーク組織「チャイルド・ファンド・アライアンス」に加盟し、連携して世界中の子どもたちを支援している。

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