【パレスチナ・ガザ緊急支援】命の危機にさらされる子どもたちを守りたい(チャイルド・ファンド・ジャパン)

寄付受付開始日:2023/10/18

  • 領収書あり
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(2023年10月8日 パレスチナ・ガザ地区)

認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2026/10/01

【パレスチナ・イスラエルで多くの子どもたち、人々が苦しめられています】
2023年10月7日土曜日の早朝、パレスチナ自治区ガザを拠点とする武装組織とイスラエルとの間で戦闘がはじまりました。

パレスチナの保健省によると、パレスチナにおいて、629人の子どもを含む少なくとも2,215人の人々が亡くなり、8,741人以上が負傷しています。

イスラエルにおいては、外国人を含む少なくとも1,300人が殺害され、3,436人が負傷しています。また、女性や子どもを含む100人以上の市民が捕らえられ、ガザに強制連行されている状況です。

前例のないほどの、この大きな戦闘は、数えきれないほどの両国の国民を苦しめています。

攻撃により倒壊した建物と救出活動をする人々の様子(2023年10月8日 パレスチナ・ガザ地区)

【パレスチナ・ガザ地区の人道危機】
特に、パレスチナ・ガザ地区の状況は極めて深刻です。2023年10月11日から完全に停電してしまい、生きるために必要な水、食糧、衛生設備へアクセスできず、人々の命を危機へ追い込んでいます。また、電気通信設備なども破壊され、人々の連絡手段が途絶えてしまっています。

イスラエルやエジプトとの国境はすべて閉鎖されたままで、必要な食料、医薬品、発電所の稼働に必要な燃料の輸出入に影響が出ています。

【チャイルド・ファンドの緊急支援】
チャイルド・ファンドは、メンバー団体であるイタリアのWeWorldが中心となり、ガザ地区において1997年以来、30年近く支援活動を続けてきました。家庭におけるインフラの改善を通じて、水や衛生、保健に関連した支援を行うとともに、保健・教育施設でのニーズにも焦点を当てて活動してきました。

現在は、安全上の理由から活動を中断せざるを得ない状況にありますが、エジプト国境からのルートなど、安全な支援ルートを調査しています。ルートが確保でき次第、国連のクラスターシステム(※)と連携しながら、早急にニーズを調査し、緊急支援を行っていきます。これまでの長年の活動における経験や知識を活かし、ガザ地区において、物資の支給、水や衛生用品の確保など、必要な支援を行っていく予定です。

パレスチナの子どもたち、そしてその家族が紛争下でも生きていけるよう、支援を進めてまいります。子どもたちの命を守るため、皆さま、どうぞご協力ください。

(※)国連機関やNGOが連携し、それぞれの専門性を生かしたグループをつくって人道危機への支援を行っていく仕組み。

攻撃を受けたガザ地区の様子(2023年10月7日 パレスチナ・ガザ地区)

<寄付受付期間延長のお知らせ>
ガザ地区では現在も激しい攻撃が続き、長期化する人道危機の中で、子どもたちの食や健康をはじめ、教育や心の傷も大きな課題となっています。引き続き、子どもたちへと支援を届けるため、寄付受付期間を延長いたします。(2026年5月18日更新)

■領収書の発行について
・2026年10月1日(木)以降の新規ご寄付分より、領収書の発行が可能です。

・チャイルド・ファンド・ジャパンは、東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当法人へのご寄付は税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。

・1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。

・お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。

※当法人からの領収書発行時期:当法人への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)の翌月末までに発行いたします。
※領収書の日付は、お客様が寄付手続きを行った日、またはプロジェクトオーナーに入金された日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)のいずれかになります。具体的な日付については、プロジェクトオーナーにご確認ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。

領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン
メールアドレス:inquiry@childfund.or.jp
お問い合わせフォーム

寄付金の使いみち

皆さまからいただいたご寄付は、パレスチナ・ガザ地区でチャイルド・ファンド・アライアンスのメンバー団体が実施する子どもたちやその家族への緊急人道支援活動に活用させていただきます。

(想定される支援例)
・水の配給
・衛生用品の配布
・その他必要物資の配布

支援活動の内容は現地の状況・ニーズに合わせて変更・追加になる場合があります。現地で支援活動を行うスタッフが日々状況やニーズを適切に把握し、臨機応変に活動内容を設定していきます。

※ご寄付の一部(20%を上限)は、現地に支援を届けるための管理運営費に使わせていただきます。

"#Donationdeduction"

活動報告

更新日:2026/05/13

【2026年5月21日(木)】オンライントークセッション~支援スタッフが語る 中東人道危機の中の子どもたちと支援~ (2026年5月13日更新)

2026年5月21日に緊急支援に携わるスタッフによるトークイベントを開催

チャイルド・ファンドは、現在中東で深刻化している人道危機に対して、主にレバノンで緊急支援を続けています。このたび、この緊急支援の事業を中心的に管理・運営する、イタリアのチャイルド・ファンドのスタッフが来日。これにあわせて、トークセッションイベントを開催します。

今回のイベントでは、チャイルド・ファンド・ジャパンのスタッフとの対談形式で、現地の状況と支援の様子をお伝えします。特にレバノンにおける子どもや女性たちが置かれている現状、支援現場での課題、そして今後の計画について、写真やスライドを交えながら詳しくお話しします。

チャイルド・ファンド・ジャパンのスタッフが通訳を務めますので、どなたでもお気軽にご参加ください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

【イベント概要】
〔日 時〕2026年5月21日(木)19:00~20:30
〔場 所〕 オンライン (チャイルド・ファンド・ジャパン事務所からのライブ配信)
〔対 象〕 中東の人道問題に関心のある方など、どなたでも
〔参加費〕 無料
〔申込み〕こちらの申込フォームからお申し込みください

【プログラム】
・チャイルド・ファンドの概要と緊急支援の概要説明
・トークセッション
中東(特にレバノン)の現状、子どもと女性たちの状況、支援活動
・質疑応答

【お問い合わせ】
メール:inquiry@childfund.or.jp TEL : 03-3399-8123(平日10:00~17:00)

【パレスチナ・ガザ緊急支援】停戦後も続く苦難。子どもたちに水と衛生、教育の支援を届けています(2026年5月1日更新)

2025年10月の停戦合意以降も、ガザ地区では空爆や砲撃、銃撃といった敵対行為が続いています。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、停戦発表から2026年3月末までに673人のパレスチナ人が命を落とすなど、依然として厳しい状態が続いています。

なかでも「イエローライン」と呼ばれる境界線沿いでは、人道支援施設へのアクセスが制限・禁止されています。水と衛生、教育、栄養、心のケア。あらゆる分野で危機が迫っています。

水・衛生システムの85%以上が損傷または機能を停止しています。多くの家族は、最低基準の半分以下という極めて限られた量の水で生活しています。また、未処理の下水やゴミが健康へのリスクを増大させています。

97%以上の学校が損壊している他、多くの学校が避難所に転用されています。そのため、63万人以上の学齢期の子どもたちが教育の機会を失いました。そして、100万人以上の子どもが心のケアを必要としています。

深刻な食料不安も直面しています。ほとんどの幼児が極度の栄養不足に陥っており、急性栄養失調のリスクが高まっています。

廃墟となった校舎と子どもたちが授業を受けるテント(2026年3月 パレスチナ・ガザ地区)

■チャイルド・ファンドの緊急支援
チャイルド・ファンドは、こうした現地の状況を踏まえながら、支援活動を行っています。主な活動は以下の通りです。

〈水と衛生の支援〉
・安全な水:15,960人以上(うち子ども7,500人以上)に供給
・衛生用品キット:最も支援を必要とする1,930以上の世帯(約9,650人)を対象に配布
・衛生啓発活動:家庭での安全な水の扱い方や感染症予防を伝えるセッションを実施し、367人が参加

手の洗い方を教わる子どもたち(2026年3月 パレスチナ・ガザ地区)

〈教育支援・心のケア〉
・「臨時の学習スペース」における補習教育:3,410人の子どもたちに実施
・心のケアや心のサポートキット:735人の子どもたちに提供

キットを受け取る子どもたち(2026年3月 パレスチナ・ガザ地区)

また、「世界水の日」に合わせ、イベントも開催しました。ガザ地区各地で子どもたちが中心となって、演劇を通じて、水の循環や安全な水のため方と取り扱いなどについて啓発しました。イベントを終え、衛生普及アシスタントが充実したイベントであったと話します。「とても長く、疲れた一日でした……。ですが、ポジティブなエネルギーと意義のある仕事に満たされた、あらゆる面で素晴らしい一日でした。」

■暑い季節に向けた備えが必要です
気温の上昇とともに、水不足や感染症のリスクがさらに高まります。チャイルド・ファンドは、これからの季節に向け、下記の活動に力を入れてきます。

・緊急水・衛生サービスの強化:
給水車の運行や井戸の改修を通じて安全な水を確保し、公衆衛生リスクを低減します。また、害虫・ネズミ対策として、ゴミ収集の改善や安全なトイレの建設、くみ取りサービスを提供します。

・「臨時の学習スペース」の拡大:
学校に通えない期間が長期化している子どもたちのために、学習スペースと子どもの保護のためのスペースを拡充します。また、トイレや手洗い場も整備し、安全に学べる環境を整えます。

・コミュニティー主導の衛生習慣の普及:
地元の保健衛生委員会やボランティア主導で病気の早期発見、ニーズを特定する仕組みを整備し、衛生習慣を普及させます。

教育の断絶と劣悪な衛生環境は、ガザ地区の一世代全体に、一生の傷を負わせるリスクがあります。ガザ地区の子どもたちが健康と安全を守り、日常の生活を取り戻すことができるよう、どうか引き続きのご支援をお願いいたします。

続く不安定な状況の中で、子どもたちの命と日常を守るために (2025年11月18日更新)

厳しい人道危機が続くパレスチナ・ガザ地区。2025年10月に停戦が発効したものの、依然、状況は極めて深刻で不安定です。

停戦を受けて、もともとの居住地である北部へ戻ろうとする避難民が多くいますが、攻撃によって破壊された北部地域では、生活をすることが極めて困難です。一方で、停戦後も武力行為が続き、新たに避難を強いられる人々もあとをたちません。

これまでに、96%の家族が少なくとも一度は避難を経験し、平均6回も移動しているという報告もあります。多くの人々は壊れたシェルターで暮らし、水や衛生設備、電気へのアクセスが限られています。

北部へ帰還する人々(2025年10月 パレスチナ・ガザ地区)

一部の地域では店が再開し始めているものの、基本的な生活用品の価格は数倍に高騰し、特に乳幼児用品はほとんど手に入りません。半数以上の家庭では子どもの食料が不足し、18%の家庭で子どもが一日中食事をとれなかったと報告されています。学校の建物の多くが機能せず、約65万人の子どもが学ぶ場所を失っている深刻な状況です。

紛争により荒廃した地域(2025年10月 パレスチナ・ガザ地区)

こうした厳しい環境の中でも、チャイルド・ファンドはパートナー団体と協力し、水・衛生・教育の支援を続けています。

ここ1カ月の支援で、給水所の整備により約1万8千人が安全な水を確保できるようになりました。家族用トイレの設置や衛生キット、生理用品、赤ちゃん用おむつの配布も行い、避難生活を支える環境づくりに力を入れています。

衛生状態が悪化していた避難所では、ごみの収集を行い、1万7千人以上が暮らす地域の環境を改善しました。また、病院には清掃用品を届け、医療現場が少しでも安全に保たれるよう支援を継続しています。

途切れてしまった学びを取り戻すためには、子どもたちが安心できる場所が欠かせません。心のケアや補習授業を行う活動には、この1カ月で1万1千人以上の子どもが参加しました。不安の続く日々の中で、短い時間でも「安心できる場所」が子どもたちの心を支える大切な時間になっています。

荒廃した町を歩く少女(2025年10月 パレスチナ・ガザ地区)

現地では200人以上のスタッフやボランティアが活動を支えており、停戦にともなって、これまで立ち入りが難しかった北部地域の調査も始めました。特に弱い立場にある人々へ支援を届けるための準備が進んでいます。

状況は依然として厳しく、支援物資が十分に届けられていません。そうした中でも私たちは、子どもたちの命と未来を守るため、水・衛生・教育の分野を中心に支援を続けていきます。

どうか、引き続き温かいご支援をお願いいたします。

事実上の停戦崩壊。続く困難の中、子どもたちを守るために (2025年6月11日更新)

2023年10月に始まったガザ地区での武力衝突は、1年8カ月以上がたった今も終わりが見えません。ガザ地区に住むおよそ210万人のすべての人が、深刻な食糧不足に苦しんでおり、50万人以上が飢餓に直面しています。特に、生後6~23カ月の子どもたちの9割以上が、必要な栄養をとれていません。

支援地域の様子(2025年2月 パレスチナ・ガザ地区)

2025年3月には、空爆などの攻撃が一気に激しくなり、停戦は事実上崩壊してしまいました。病院などの建物が破壊されるばかりでなく、避難する人々が暮らすテントも攻撃を受け、多くの命が奪われています。支援物資もほとんど届かなくなり、人道支援の活動も大きく制限されています。

支援地域の様子(2025年2月 パレスチナ・ガザ地区)

避難生活が 長引くなか、ある保護者はこう話してくれました。

「毎日、子どもを失うのではないかという不安でいっぱいです。学校に通わせるどころか、安全を与えることすらできません。抱きしめようと思っても、私の心臓の鼓動が伝わってしまうので、抱きしめることもできません。」

このような 状況の中でも、チャイルド・ファンドは子どもたちと家族の命を守る活動を続けています。約60人の地域のボランティアと協力し、これまでにさまざまな支援を届けてきました。

水の支援を待つ子どもたち(2025年2月 パレスチナ・ガザ地区)

<これまでに届けた支援>

・90以上の避難所を支援
・飲み水の配布1,100万リットル以上(約2万人に毎日6リットルの水を確保)
・衛生に関する講習会70回以上(2,000人以上の大人に)
・子ども向け衛生ワークショップ48回(800人以上の子どもに)
・病院の清掃2カ所
・家族用の衛生キットの配布2,000セット以上

手洗いの仕方を教わる子どもたち(2024年10月 パレスチナ・ガザ地区)

今後は 、仮設の学習スペースを増やし、学校に通えない子どもたちが安心して学べる場所、そして心のケアができる環境をつくる予定です。

子どもたちの命と未来を守るために。どうか、引き続きあたたかいご支援をお願いいたします。

停戦がもたらすガザ復興への道のり(2025年1月24日更新)

停戦後の現地の様子(2025年1月19日 パレスチナ・ガザ地区)

2025年1月19日、イスラエルとイスラム組織ハマスの間での停戦が発効しました。1年3カ月におよぶ厳しい人道危機にようやく明るい兆しが見えてきました。

しかし、これまでの過酷な戦闘によって、多くの住宅、病院、インフラが破壊され、190万人が避難を余儀なくされました。多くの避難民は、水、食料、避難所などの人道支援を必要としています。

停戦後も、チャイルド・ファンドは子どもたちを中心に、弱い立場に置かれた人々を最優先に支援をしていきます。

戦闘によって破壊された建物(2025年1月19日 パレスチナ・ガザ地区)

チャイルド・ファンドは、イタリアのメンバー団体であるWeWorldが中心となり、2023年10月に戦闘が始まって以来、974,396人に支援を届けました。
現在は、以下のような支援を届けています。

・95カ所で給水車による安全な水19,215立方メートルを届けました。
・7カ所の避難所で水と衛生設備に修理を実施し、5万人以上へ支援を届けました。
・衛生環境を保つため、7カ所の避難所で清掃、ゴミの回収・廃棄の支援活動を行いました。
・家庭用衛生キット3,861セット、生理用品11,450個を配布しました。

今後は、大規模な援助物資の配布ができるように倉庫を設立し、ガザ北部での活動を大幅に拡大する計画です。
優先的な支援内容は以下の通りです。

・医療施設や学校に安全な水や衛生用品を届け、衛生環境を整えます
・食料パックを届けます
・住む場所を失った人たちのために、避難所を建設、再建します
・学用品と学習キットを子どもたちに届けます
・子どもに優しいスペースを設置し、心のケアをします

安全な水を人々に配布する様子(2025年1月9日 パレスチナ・ガザ地区)

【現地スタッフからのメッセージ】
ガザ地区にいる現地スタッフからのメッセージをお届けします。停戦後における支援の展望を語っています。どうぞ、現地で働くスタッフの思いを聞いてください。

【パレスチナ・ガザ停戦合意発効】現地スタッフからの音声レポート

停戦が発効したものの、インフラが壊滅的となったガザ地区において、人々が日常を取り戻すまでには、相当な時間がかかります。
私たちチャイルド・ファンドは、現地の状況とニーズを確実に把握し、引き続き緊急・復興支援を行っていく予定です。
ガザ地区の子どもたちの命と尊厳を守るため、これからも皆さまの支援が必要です。どうかお力をおかしください。

現地のお母さんナジャットさんたちが深刻な現状を話してくれました(2024年11月14日更新)

2023年10月の戦闘開始から1年が過ぎた今も、ガザ地区における深刻な人道危機は、収束の兆しを見せていません。

4人の子どものお母さんであり、スタッフとして現地の支援活動にも携わっているナジャットさん。この1年、私生活を犠牲にしながら人道支援に携わってきた彼女は、自分の生活と支援活動とのバランスに苦しんできたといいます。
「以前は、安全なオフィスで働くことができ、仕事が好きでした。でも今は、現場に身を置くようになり、まったく違った経験をしています」と話します。

バイクで支援活動へと向かうナジャットさん(2024年9月 パレスチナ・ガザ地区)

ナジャットさんは毎日、自分の子どもたちを残して支援活動へと向かいます。自分も子どもたちも、その日どんな危険にさらされるか分かりません。「子どもたちに行き先を伝えて安心させようとするのですが、とても難しいです。避難を強いられ、親戚たちとも離れて暮らしながら仕事をするというのは複雑です」と話します。

サミさん、タフリールさん夫妻も、何度も避難を強いられました。彼らには5人の子どもがいて、そのうち2人には障がいもあります。暮らしていた家を追われ、2度の避難を経て、現在3回目の避難先であるキャンプで、他の680世帯の避難民とともに暮らしています。

「朝4時に起きて長い列に並び、飲み水をくむのに3時間以上待つんです」とサミさんは話します。

窮状を訴えるサミさん(2024年9月 パレスチナ・ガザ地区)

衛生環境も深刻です。「トイレは複数の世帯に1つしかなく、ひどく汚れています。いつも70人ほどの男女が入り混じって長蛇の列をつくっているので、使うのが恥ずかしくなります」。

人々が過密な環境で暮らすキャンプでは、もはや衛生的であること自体がぜいたくなこととなってしまっています。週に1度しかシャワーを浴びることができないため、病気に感染するリスクも常につきまといます。

ゴミの処理など衛生を保つ支援も重要となっている(2024年7月 パレスチナ・ガザ地区)

私たちは、チャイルド・ファンドのイタリアのメンバー団体WeWorldを中心に、支援を届け続けています。これまでに、水を入れるポリタンク、石けん、おむつ、生理用品、衛生キットなどの衛生用品を4万6,000世帯(合計約32万人)に配布してきました。

先行きが見えない状況の中、これからも人々の命と尊厳を守る支援を届けていきます。引き続き、どうかご支援をよろしくお願いいたします。

現地の女性が衛生の支援について話を聞かせてくれました(2024年8月19日更新)

2023年10月7日の戦闘開始から10カ月が経過しました。パレスチナ・ガザ地区において現在までに、40,000人以上の人々が命を落としていることが報告されており、その7割近くが女性や子どもであることが明らかにされています。

私たちチャイルド・ファンドは、引き続き、イタリアのメンバー団体が中心となり、以下のような活動を行っています。

・1週間で77カ所においてトラックによる水の供給を行いました。また、水を入れるためのポリタンク12,450個を支給しました。
・衛生管理を行うコミュニティーの設立と啓発活動を行いました。
・7,000以上の家族に食料供給できるよう準備を進めています。

水の支給の様子(2024年7月 パレスチナ・ガザ地区)

こうしたチャイルド・ファンドの支援について、5人の娘をもつあるお母さんが、話をしてくれました。

彼女は、思春期を迎えた娘の衛生用品を確保する難しさに直面していました。そんな中、チャイルド・ファンドが主催した衛生啓発セッションや地域の衛生委員会の会議に参加。「身の回りにあるもので代用しながら衛生を保つ方法を学ぶことができ、とても役に立ちました。避難生活下でプライバシーが十分に守られず、物資も少ない中、娘にとって月経はとても不安を感じるものだと思います。ですが、さまざまなアドバイスをもらい、生理用ナプキンも配布してもらうことができました。」と前向きなコメントをしてくれました。

こうした活動に積極的に参加した彼女は、活動から得た学びを、今度は別の避難所にいる妹や女性たちへ広めようと啓発活動を始めるまでに至りました。

衛生管理についてのセッションの様子(2024年5月 パレスチナ・ガザ地区)

終わりの見えない戦闘下、多くの子ども、女性、民間人が被害を受けています。皆さまどうか、引き続きご協力のほどお願い申し上げます。

引き続き支援を求めています

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寄付総額
1,359,100 円
残り日数
あと 61 日
2026/12/11 18:00 まで
寄付人数
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  • PayPay
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プロジェクトオーナー

認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン

チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より、アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動をしています。活動をとおして人と人とが出会い、お互いに理解を深め、つながることを大切にしています。
現在は、フィリピン、ネパール、スリランカにおいて、スポンサーシップ・プログラム(子どもたちと地域を支援しながら、支援者が現地の子どもと手紙などで交流できるプログラム)を中心に活動している。
また、子ども支援に取り組む国際的なネットワーク組織「チャイルド・ファンド・アライアンス」に加盟し、連携して世界中の子どもたちを支援している。

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