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【トルコ・シリア大地震】
内戦も続くシリアで子どもたちを守りたい
(チャイルド・ファンド・ジャパン)

寄付受付開始日:2023/02/09

  • 領収書なし
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甚大な被害を受けた被災地シリアの都市アレッポにて崩壊した建物(2023年2月6日)

チャイルド・ファンド・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2023/06/07

【シリアの子どもたちと家族をさらに追い込んだ大地震】

日本時間の2023年2月6日(月)10時17分頃、トルコ南部においてマグニチュード7.8の大地震が発生し、トルコ南部およびシリア北部において甚大な被害をもたらしています。

この地震での死者数は、2023年2月7日(火)時点で4,300人以上にのぼり、負傷者数は13,000人以上にものぼると推定されています。被害者数は今後も増加する可能性があります。

建物や生活基盤にも大きな被害が出る中、夜には0度以下となる厳しい寒さの冬真っただ中。安全とはいえない家に戻るのか、どこか避難できる場所を探すのか、現地の人々は難しい選択に迫られています。

特にシリアでは、長年にわたる内戦によって、子どもたちや家族が住む場所を追われ、苦しい生活を余儀なくされてきました。今回の地震は、そうした厳しい環境にあった人々を一層窮地に追い込むものとなってしまいました。

シリアの都市アレッポの様子(2023年2月6日)

【トルコ・シリア大地震の緊急支援にご協力ください】

チャイルド・ファンドでは、10年以上にわたりシリアで人道支援活動を続けている、チャイルド・ファンド・アライアンスのメンバー団体WeWorld(イタリア)と連携して、被災地シリアにて、緊急支援を実施します。

既に、大きな被害を受けているシリアの都市アレッポにて、緊急チームを立ち上げ、支援活動を開始しています。また、被災地の状況、現地で必要な支援内容などについて、現状調査も継続しており、今後、この調査で明らかになったニーズをふまえて、さらなる支援活動を展開していきます。

私たちは、迅速かつ長期的な支援を行い、被災地の子どもたちと人々が守られるよう、活動していきます。

どうか、あなたのお力をお貸しください。

寄付金の使いみち

皆さまからいただいたご寄付は、トルコ・シリア大地震の被災地シリアでチャイルド・ファンドが実施する子どもたちやその家族への緊急支援活動に活用いたします。具体的には、衛生キットや寝具、寒さをしのぐためのブランケットの支給などを実施します。

※さらなる現地調査のうえ、支援現場で必要とされる緊急支援活動に寄付金を活用させていただきます。
※約20%を支援を届けるための管理運営費に活用させていただきます。

活動情報

更新日:2023/06/07

トルコ・シリア大地震から4カ月。シリアでは厳しい状況が続いています。(2023年6月7日更新)

シリアの都市アレッポにて、水道施設の復元工事をしている様子(2023年2月28日)

2023年2月6日の大地震発生から4カ月が経過しましたが、シリアの被災者の人々は依然として厳しい状況にいます。

約880万人が地震による被害を受け、10,000人以上が重症、そして5,900人以上が亡くなりました。35万人以上が今も住む場所をおわれ、避難所での生活を強いられています。また、住宅や、人々の暮らしを支えるはずのインフラ設備や施設など、2,200以上の建物が崩壊しました。

長期化する内戦、そして大地震による水道施設の破損により、1,355万人もの人々がきれいな水や衛生用品などが手に入らず、2022年から現在も続いているコレラの感染拡大に拍車をかけています。

チャイルド・ファンドは、2023年2月の地震発生後より、トラックによる水の供給を実施しており、これまでに計200万リットルもの水を約4万人以上へ支給しました。さらに、より多くの人々へきれいで安全な水を供給するため、地震直後より実施している、破損した水道施設の状態の調査と復元作業を引き続き実施しています。これまでに、約23万人の人々が再びきれいな水を手に入れることができるようになりました。

また、教育面においては、学校は再開しましたが、3,000近くの学校が損壊し、一部の損壊がひどい学校においては設備が十分に機能していないこともあり、いまだに学校に通えない子どもたちがいます。そして20万人以上の子どもたちが大地震により学校を退学せざるを得ない状況まで追い込まれてしまいました。特に、青年期の子どもたちは、学校に通っていないことで、児童労働や早期婚などの社会問題に巻き込まれてしまう可能性が高まります。

チャイルド・ファンドは、内戦時からシリアの子どもたちを支援してきた知見を活かし、子どもたちを社会の危険から守るための包括的な教育支援を実施しています。また、地震により学校に行けなくなってしまった子どもたちが勉強についていけるよう、補習授業の支援なども実施しています。

現在は、短期的な緊急支援のフェーズが終了し、中期的な視点にたった支援活動に移行しつつあります。引き続き、水道設備の補修に取り組むとともに、子どもたちを守るための包括的な教育環境の整備、避難所から自分の家や親せきの家などに戻っていく家族への支援などを行っていきます。

皆さま、シリアの子どもたちを守るため、引き続きどうぞご協力ください。

トルコ・シリア大地震から2週間。シリアでは厳しい状況が続いています。(2023年2月21日更新)

シリアの都市アレッポの学校にて、被災者の受け入れの準備をしている様子(2023年2月15日)

2023年2月6日の大地震発生から2週間が経過し、シリアの被災者の人々は依然として厳しい状況にいます。

この地震の影響により、9,000以上の建物が全壊もしくは半壊しました。1万1千人以上の人々が屋外で生活することを強いられており、5万世帯以上の家族が避難所を探しています。しかし避難所も、冬の寒さに対応しておらず、衛生状態も良いとは言えません。

これまで、被災を免れた学校、および、モスクや教会が、避難してきた家族のための一時的な避難場所として使われてきていますが、教育局は、アレッポの倒壊していない学校において、2023年2月15日より段階的に学校教育を再開することを発表しました。しかし、報告されている出席率は非常に低いです。

チャイルド・ファンドは、避難所において、必要な物資を供給するなど、避難者に対し適宜必要な支援をしており、これまでに、寝具とブランケット1,504枚を支給しています。また、水道設備の破損で、水の供給が深刻である状況に対応するため、トラックによる水の支給を行っており、これまでに計73万7,000リッターの水を15,925人へと支給をしています。

皆さま、シリアの子どもたちを守るため、引き続きどうぞご協力ください。

トルコ・シリア大地震から8日。最新のシリアの状況をお伝えします。(2023年2月14日更新)

チャイルド・ファンドの水の支援を待つ子どもたち(2023年2月9日、シリアの都市アレッポ)

2023年2月6日の地震発生から8日が経過し、トルコ・シリア両国で亡くなった方は3万人以上と、東日本大震災を上回る被害となってしまいました。

特に、12年も続く内戦の渦中であったシリアの北西地域においては、約90%の410万人もの人々が、地震以前から人道支援を頼らざるを得ない状況にありました。その多くが、子どもたちや女性です。

チャイルド・ファンドは、避難所において、必要な物資を供給するなど、避難者に対し適宜必要な支援をしています。これまでに、寝袋、衛生キット、ブランケット1,250枚などを支給しています。また、水道設備の破損で、水の供給が深刻である状況に対応するため、トラックによる水の支給を行っています。写真に写っている人々は、配布されたタンクを手に水の支給を待っているところです。これまでにアレッポの約2,000世帯へと支給をしています。

寝具の支給をするスタッフと被災者の人々の様子(2023年2月13日、シリアの都市アレッポ)

皆さま、シリアの子どもたちを守るため、引き続きどうぞご協力ください。

チャイルド・ファンドのスタッフが主導して水の支給を行っている様子(2023年2月9日、シリアの都市アレッポ)

今回の地震によって、トルコ・シリア両国で亡くなった方は3万3千人を超えました(2023年2月13日更新)

建物の崩壊も続き、シリアのアレッポでは、37の施設が部分的に損壊し、3つの施設が全壊し使用できなくなったと報告されています。また、地方を中心に多くの地域で水の供給が不安定になり、2022年から流行が続いているコレラの状況がより悪化することも懸念されています。

チャイルド・ファンドは、現在、病院と連携した被災者救援、衛生キットや寒さをしのぐための毛布の支給などの支援を実施しています。また、水の供給が不安定な地域で、被災者には水を入れる容器を配布し、その容器にトラックで水を支給しています。

今後も、こうした支援を継続しつつ、状況の変化に応じて活動内容を柔軟に変えながら支援を行っていきます。

皆さま、シリアの子どもたちを守るため、引き続きどうぞご協力ください。

シリアの現地の状況について最新レポートが届きました(2023年2月9日更新)

今回の地震によって、トルコ・シリア両国で亡くなった方は1万5,000人を超え、シリアにおいては、2,900人以上の死者が確認されています。建物の倒壊やインフラの崩壊、機材の不足など、さまざまな要因によって捜索・救援活動は困難を極め、今後も死者・負傷者の数は増えていくのではないかと予想されます。

いま、シリアでは全土で学校が一時的に閉鎖されています。地震以前、何百万人もの子どもたちが、2011年から続く内戦の影響により、教育を受けることが難しい環境にあり、チャイルド・ファンドのメンバー団体WeWorldは教育を保障するための活動を続けてきました。しかし今回の地震を受け、子どもたちは再び、教育の機会から遠ざかってしまうこととなりました。

被災地および被災者の状況を調査しているWeWorldのスタッフと避難している人々の様子(2023年2月8日、シリアの都市アレッポ)

現在、アレッポでは被災を免れた13の学校、および、モスクや教会が、避難してきた家族のための一時的な避難場所として使われています。WeWorldは避難所において、必要な物資を供給するなど、避難者に対し適宜必要な支援をしています。

チャイルド・ファンドは、引き続き迅速かつ長期的な支援を行い、子どもたちの保護と健康が優先されるように活動していきます。

皆さま、シリアの子どもたちを守るため、どうぞご協力ください。

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プロジェクトオーナー

チャイルド・ファンド・ジャパン

チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より、アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動をしています。活動をとおして人と人とが出会い、お互いに理解を深め、つながることを大切にしています。
現在は、フィリピン、ネパール、スリランカにおいて、スポンサーシップ・プログラム(子どもたちと地域を支援しながら、支援者が現地の子どもと手紙などで交流できるプログラム)を中心に活動している。
また、子ども支援に取り組む国際的なネットワーク組織「チャイルド・ファンド・アライアンス」に加盟し、連携して世界中の子どもたちを支援している。

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