寄付受付開始日:2022/11/16
更新日:2024/05/28
現在スリランカは、コロナ禍による外貨不足などから、1948年の独立以来最悪とも言われる経済危機に見舞われています。ウクライナ危機による食糧価格の高騰も相まって、食料品のインフレ率は90%にまで上昇し、人々の生活に壊滅的な影響を与えています。
さらに深刻なのが燃料不足。ガソリンスタンドには長蛇の列ができ、公共交通機関も運行本数が激減したり、運賃が高騰したりしており、人々の日々の生活の足が奪われています。
チャイルド・ファンド・ジャパンの支援する貧困地域では、以前から低収入などで厳しい生活を強いられていた中、今回の経済危機によってさらなる深刻な影響を受けています。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、スリランカの人々の生活を支えるため、自転車支援プロジェクトを実施します。
現地では、交通機関の代替として、自転車が注目されていますが、急速な需要の高まりにより、品不足・価格の高騰が起こっています。スリランカ政府関係者からも、日本への自転車支援の要請があがっています。
こうした状況をふまえ、チャイルド・ファンド・ジャパンは、在スリランカ日本国大使館の協力のもと、日本の5つの自治体から提供を受けた放置自転車をスリランカへ届けます。約450台を支援し、チャイルド・ファンド・ジャパンの支援する地域の人々へ届けます。
日本の放置自転車が、海を隔てたスリランカの人々の生活を救います。
皆さまからいただいたご寄付は、自転車をスリランカの人々へ届けるための輸送や保管にかかる費用などに活用させていただきます。(自転車本体は、各自治体の協力により無償で提供を受けることができる予定です)
また、寄付金の20%は、自転車が現地の人々へ確実に届くようにするためのモニタリング費用など、運営管理費として活用させていただきます。
更新日:2024/05/28
「日本の放置自転車が経済危機下の人々の生活を救う!スリランカ自転車支援プロジェクト」をご支援くださり、誠にありがとうございました。皆さまの心温かいご支援に心より感謝いたします。
スリランカでは、2022年に起こった経済危機の影響でガソリンなどの燃料費の大幅な高騰。子どもたちが通学の際に利用するバスの運賃も大幅に値上がりしました。
そこで、チャイルド・ファンド・ジャパンは子どもたちの教育を支える支援として、日本の自治体から回収した放置自転車をスリランカの子どもたちに届ける活動をスタート。
そして、2024年4月にスリランカの子どもたちへ自転車を実際に届けることができました!
最終的に、5つの自治体から自転車の提供を受け、整備・修理を行った上で、スリランカの8つの支援地域(117校区)へ配布しました。支援の対象となったのは、特に経済的に厳しく、学校からの距離が遠い、12~16歳の子どもたち517人です。
自転車の贈呈式では、「日本で、この自転車を先に使った人がしてくれたのと同じように、自分の弟や妹、周りの子どもたちがまた使えるよう、大切に使いましょう。」「これからもスリランカと日本の友情を大切にしましょう。」と確認しあっていました。
子どもたちはとても緊張した面持ちでしたが、自転車を受け取ると一気に顔がほころんでいました。翌日には、早速寄贈された自転車をこいでいる姿も。
スリランカの経済危機は、食料品の価格が以前の水準まで戻るなど、一時期と比較すると大幅に改善されています。
しかし、ガソリンなどの燃料は経済危機前の2倍程度で高止まりしており、依然として人々の生活に大きな影響を与えています。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、これからも子どもたちの権利を守るため、さまざまな支援活動を続けていきます。
各自治体からの放置自転車の回収がスタートしました。こちらの写真の自治体では、およそ100台をご提供いただき、トラックで搬送しました。
今後も各自治体からの回収を進め、集まったところでスリランカへ出荷する予定です。
皆さまからのご支援は引き続き受け付けておりますので、ぜひご協力のほどよろしくお願いいたします。
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チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より、アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動をしています。活動をとおして人と人とが出会い、お互いに理解を深め、つながることを大切にしています。
現在は、フィリピン、ネパール、スリランカにおいて、スポンサーシップ・プログラム(子どもたちと地域を支援しながら、支援者が現地の子どもと手紙などで交流できるプログラム)を中心に活動しています。
また、子ども支援に取り組む国際的なネットワーク組織「チャイルド・ファンド・アライアンス」に加盟し、連携して世界中の子どもたちを支援しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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