寄付受付開始日:2025/07/18
![[【2025年ミャンマー地震支援】支援の手が届いていない人々へ生活物資を届けたい。(NICCO)]の画像](https://donation-pctr.c.yimg.jp/dk/donation/projects/1752462452/aefbe9f0-605f-11f0-8340-c75bf245ddc1.jpeg?q=75&w=1100)
更新日:2025/07/14
日本時間2025年3月28日午後3時20分、ミャンマー中部のサガイン地方を震源とするマグニチュード7.7の大地震が発生しました。第2の都市マンダレーや首都ネピドーなどで大きな被害が出ており、家屋の損壊・倒壊、水道・電気・通信などの寸断、収入の減少などにより生活が安定しないほか、住民らは感染症や健康面のリスクも懸念されています*。
NICCOでは、2025年5月、マンダレーにて、支援が行き届いていない221世帯と300人の高齢者および子どもに対し、生活物資と食料を配布しました。なおも物資不足に苦しむ方々への支援を引き続き行うため、新たにクラウドファンディングを実施することを決定しました。
*OCHA:国連人道問題調整事務所

▼現在のミャンマーの様子
ミャンマーのマンダレーにあるシンガイやミッターという地域では、地震によって農業用の水路や農道が壊れ、多くの農家が仕事や収入の手段を失い、貧しい暮らしを強いられています。また、工場で働いていた若者たちも、工場の倒壊や閉鎖により職を失っています。
これらの村は他の地域からのアクセスが悪いため、地震が起きてから今まで、外からの支援がほとんど届いていません。こうした状況を改善し、人々が少しでも早く安定した生活に戻れるよう、壊れた家の修理や、日々の暮らしに必要な物資の支援が急がれています。
▼これまでにNICCOが行ったミャンマー支援
NICCOでは、2025年4月から現地提携団体と連携し、地震による被災者支援に向けた調査を実施しています。5月下旬から6月上旬にかけて、当会スタッフが現地へ行き、提携団体と調整しながら、マンダレーにて、支援が行き届いていない221世帯と300人の高齢者および子どもに対し、ビニールシート、蚊帳、歯ブラシや毛布などの生活物資、粉シリアルなどの食料を配布しました。
過去にはサイクロン災害支援(2008年)や少数民族帰還民支援(2013年~2016年)等を実施しました。
ミャンマー少数民族支援(過去の活動内容)

▼このプロジェクトで実現したいこと
マンダレーにあるシンガイやミッターで被災した人々へ、必要な生活物資を提供します。
プロジェクトの内容は以下の通りです。
(1)物資の選定・調達
当会の現地スタッフが現地のニーズを調査し、必要な物資を選定します。
選定された物資をヤンゴンにて調達し、マンダレーまで輸送します。
(2)物資の配布
マンダレーの配布拠点で、支援が行き届いていない世帯を対象に、調達した物資を配布します。
■領収書の発行について
・日本国際民間協力会 NICCOは、内閣府認定の認定を受けた公益社団法人です。そのため、当会へのご寄付は寄付金控除等の税制上の優遇措置の対象です。
・1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
・お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。
※当会からの領収書発行時期:当会への入金が完了した翌月末までに発行いたします。
※領収書の日付は、お客様が寄付手続きを行った日、またはプロジェクトオーナーに入金された日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)のいずれかになります。具体的な日付については、プロジェクトオーナーにご確認ください。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
公益社団法人日本国際民間協力会 NICCO
メールアドレス:info@kyoto-nicco.org
お問い合わせフォーム
皆さまからいただいたご寄付は、2025年3月28日に発生したミャンマー地震とそれに関連する災害で被災した、マンダレーにあるシンガイやミッターにおいて支援の行き届いていない人々へ生活物資を配布するための活動費として主に次のような活動のために大切に活用させていただきます。
・避難生活を支える生活物資の配布支援
・上記活動のための現地調査、支援調整、情報発信にかかる費用(通信費、交通費、人件費など)
"#Donationdeduction"
更新日:2025/12/09
この度は私たち日本国際民間協力会(NICCO)による「ミャンマー地震支援ー支援の手が届いていない人々へ生活物資を届けたい」のプロジェクトにご支援いただき、誠にありがとうございました。
~結果と支援活動について~
皆様のご支援のおかげさまをもちまして、153,554円を集めることができました。頂いた資金は、マンダレーにあるシンガイおよびミッター地域に住む地震被災者の生活基盤回復に必要な生活物資の配布活動に使わせていただきました。たくさんのご支援、本当にありがとうございました。


2025年11月、両地域における被災者1,050世帯(約3,800人)を対象に、屋根修復のための防水シート、ソーラーランプ、蚊帳や蚊取り線香、寝具用敷マット、ブランケット、鍋やフライパンなどのキッチンセット、せっけんや歯ブラシなどの衛生用品セットを配布しました。
受け取った被災者からは、以下に示すようなたくさんの喜びの声が聞かれました。
・自分で買う余裕がなかったのでとてもうれしい。
・このような支援は初めてでとても感謝している。
・支援には大変満足しているが、なお厳しい生活環境のため、さらなる支援を要請したい。
・支援が届くまでは、電気もなく、安心して住める家もなかったため、ソーラーランプと防水シートは、大きな助けとなった。


多くの被災者が農業従事者で、年に一度の収穫だけが生計の頼りだったため、地震で畑が被害を受け、収入が激減しているような状況でした。そのため、生活に必要な物資を購入する余裕もなく、今回のNICCOの活動は彼らにとって大きな助けとなりました。
今後は、配布後1カ月をめどに、配布した物資の使用状況やさらなる支援ニーズなどを調査していく予定です。

~さいごに~
突然の自然災害に国境は関係ありません。政治や信条にかかわらず、どこの国であっても、困っている時にはお互いに助け合うことが大切だと私たちは考えます。特に私たちは地震大国に住み、これまで多くの国の方々に支えられ、その苦難を乗り越えてきたからこそ、その使命を持っていると感じます。
私たちNICCOは、微力ではありますが、現地住民の皆様と協力し、この度の支援を実施することができました。これは、ご寄付をくださった皆様のご協力があってこそ、実現できたことです。私たちの活動に共感し、ご寄付を頂いた皆様に深く感謝申し上げます。
これからも、NICCOは皆様の温かいご支援とご関心を賜り、「駆けつける、そばにいる。」の心で、国内外の被災地への支援活動に努めてまいります。改めまして、今回ご支援いただいた皆様に心から厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
本日は、地震後のミャンマーでの暮らしについて、お伝えします。
ミャンマーでは、地震以前から、多くの人が安全な飲み水を手に入れることが難しく、医療施設も十分に整っていない環境で暮らしていました。特に農村部や内戦の影響のある地域では、その状況はさらに深刻でした。
そして地震後、彼らの生活は一層悪化しました。
数万棟の建物が倒壊したことで、19万人が家を失い、屋外や仮設シェルターで眠るようになりました。また、安全な飲み水やトイレなどの衛生施設、住居を確保できない状況となりました。
また、約370万ヘクタールの農地と360万頭の家畜が被害を受け、さらに灌漑(かんがい)システムも影響を受けました。国民の半数が農業で生計を立てているため、国全体の食料安全保障や生計手段が大きく脅かされ、ミャンマーの経済とサプライチェーンに大きな打撃を与えました。
地震により、20万人以上が国内避難民となり、テントや下の写真のような簡易的な仮設の住まいで暮らしています。マンダレーやザガイン地域では、数千世帯が基本的な保護のないまま、こうした厳しい環境下での生活を余儀なくされています。

NICCOでは、こうした困難な生活を送る人々を対象に、生活物資支援を行うため、現地での準備・調整を進めています。

皆さんこんにちは、現地プロジェクトコーディネーターで医師のチョーです。
私は15年以上、NGOなどでミャンマー各地のマラリア、結核などの主要な公衆衛生問題の改善に従事してきました。
趣味は、サッカー、水泳、旅行です。友人と話す時間も好きで、心を穏やかに保つために定期的に瞑想(めいそう)もしたりします。
私は、保健医療や人道支援は単なる「サービス」ではなく、思いやりを持ってともに支え合うものだと考えています。
災害地域で活動してきた経験から、真の復興は「共感・協力・立ち直る強さ」から始まると確信しています。これらの価値観を常に大切にし、脆弱(ぜいじゃく)な立場にある人々を支え、地域の人々が希望と健康を取り戻す手助けをしていきたいと考えています。
※安全管理上の配慮により、本文中の人名は仮名で記載しています。

10月16日は「世界食料デー」です。
本日は地震によって変化したミャンマーの食料事情をお伝えします。
地震以前からミャンマーは深刻な食料不安に直面しており、約1,670万人が紛争やインフレの影響で十分な食料を得ることができていませんでした。しかし、地震によって、状況は急速に悪化しました。農地やインフラの被害によって、作物供給量が減少し、食料価格も高騰しました。最も被害の大きい地域では、約280万人が食料不安に陥り、そのうち約50万人はすでに緊急レベルの飢餓状態にあります。
ザガイン、マグウェ、マンダレー、シャンなどの主要な農業地域にある約370万ヘクタールの農地が地震の影響を受けました。これらの地域は、ミャンマーの穀物生産の約3分の1、とうもろこし生産の約80%を占めるほどの、食物生産での大きな役割を担っており、人々への影響は必至です。
農村部では、食料や調理に必要な日用品を小さな商店に頼っています。地震によって、多くの店が被害を受け、米、食用油、塩などの必需品が著しく不足し、大きな食料不安に直面しています。
「地下水が湧き出して土地が冠水し、農家はゴマ農園を失いました。さらに2つしかない商店が壊れ、人々の生活は一層困難になっています。すでにサプライチェーンが途絶し調理用品などの入手も難しくなり、地震前よりも高い価格を支払わなければなりません。」
マンダレーで被災者を支援するボランティアはこう話しています。
NICCOでは、こうした声を踏まえ現地で必要な生活物資を提供できるよう、綿密な調査を続けています。


10月14日は、日本では「鉄道の日」です。
今回は、地震による鉄道への影響について、現地の状況をお伝えします。
ミャンマーの鉄道は100年の歴史を持ち、ゆっくりと景色を楽しむことができる鉄道として知られています。そのミャンマー鉄道は、2025年3月28日の大地震により、ここ数十年で最大の試練に直面しました。
地震発生前、ヤンゴンとマンダレーを結ぶ鉄道は、ミャンマーの交通機関の重要な大動脈で、数百万人の市民にとって不可欠な交通手段となっていました。
地震による被害は相当広く、ミャンマー国鉄はヤンゴン~マンダレーだけでなく、震源地に近い複数の地域路線まで無期限で運行を停止せざるを得ない状況となりました。国の重要な鉄道動脈が停止し、人や物資にとって重要不可欠な交通手段がまひしたのです。
大地震は、歴史あるインワ鉄橋、地域を結ぶ橋や線路を含めた鉄道インフラにも深刻な被害を与えました。一部の路線では引き続き運行を続けていますが、ヤンゴン~マンダレーやピンマナー~タウンドウィンジーなどの主要路線は運行を停止しました。ミャンマー国鉄は全路線での運行再開に向けて復旧を進めているところです。
鉄道網の破壊により、多くの人が必要な生活物資を得られない状況です。
NICCOでは、特に他地域からのアクセスが悪く、支援の手が届いていない地域へ必要な支援を届けます。
現地の声を踏まえ、必要とされる物資を確実に届けられるよう支援を継続しています。

10月13日は、日本では「スポーツの日」とされています。
今回は、ミャンマーで人気のスポーツを紹介します。
スポーツはミャンマーの日常生活や文化において重要な役割を果たしています。
一番人気のスポーツはサッカーで、ストリートサッカーやナショナルリーグまで、幅広い年代が楽しみます。

ミャンマーの伝統スポーツには、「チンロン」と呼ばれる国技もあります。「チンロン」は、籐(とう)と呼ばれる植物で編まれたボールを使って行うチーム競技です。選手たちは、地面にボールを落とさないようにパスをつなぎながら、テンポよく動き続けます。勝敗を競うのではなく、チームワークやリズム、そして動きの美しさが重視される点が、他のスポーツとは大きく異なります。

ミャンマーの伝統ボクシングである「ラウェイ」も歴史の長い独自のスポーツです。こぶし、肘、膝、すね、さらい頭突きを使う世界で最も過酷な格闘技と言われ、その危険さゆえにラウェイの選手たちは、その勇気や強さで人々から尊敬を集める存在です。

その他には、チンロンを競技化した「セパタクロー」、学校や村ではバレーボールやバドミントンなども人気です。さらに、ボートレースも伝統的なスポーツの一つです。
このように、ミャンマーのスポーツは古くからの伝統を継承しながらも、現代的な文化を取り入れ、双方の良さが共存している点が特徴です。
大地震から6カ月が経過し、長引く避難生活によって、被災者の心のケアが大きな課題となっています。スポーツは、心身の健康を育み、人々の笑顔や希望を取り戻す大きなきっかけとなります。
NICCOは、ミャンマーの豊かな独自のスポーツ文化を尊重しながら、現地に寄り添った支援を継続していきます。
10月10日は、日本では「銭湯の日」とされています。
今回は、ミャンマーでの入浴事情と、地震によって生じた変化について、現地の状況をお伝えします。
地震前の入浴事情
もともとミャンマーの農村地域では川、湖、運河などの自然の水場を使って入浴することが、長い歴史と文化に根差した慣習となっています。また、手動式ポンプを使って水をくみ上げ、屋外や簡易的な屋内のスペースで入浴することも一般的です。一般家庭では、大きな水がめやタンク、井戸に水をためることで日常的に水を利用できるようにしています。
地震後の入浴事情
しかし、ミャンマーを襲った大地震は、重要なインフラを破壊し、入浴環境にも深刻な影響を及ぼしました。
地震によって、井戸、排水管、トイレなどを含む水供給システムが破壊され、数百万人がきれいな水やトイレなどの適切な衛生設備を使えない状況に陥りました。地盤の変動により、手押しポンプは機能しなくなり、不衛生な水しかくみ上げられなくなりました。コミュニティーの人々は川や運河の水に頼らざるを得ず、その結果入浴場所が過密となり、プライバシーが確保できない状況となっています。
「私たちが手押しポンプを使えなくなってからは、運河の水が使える場所に行くか、壊れていない手動ポンプを探して使うしかないですが、そこにはたくさんの人が集中します」
現地で被災者支援をするボランティアの声から、今も被災者が直面する深刻な入浴環境が見えてきます。
NICCOではこうした地震の影響を受けた人々に対し、必要な支援物資を提供できるよう調査を進めています。


NICCOは、2025年5月、被害の大きかった第2の都市マンダレーのシンガイとミッターの2地域において、被災した221世帯に対し、家屋修繕用のビニールシートやマラリア予防の蚊帳、粉シリアルなどの食糧を配布しました。
また、高齢者や子どもなど300人に、ブランケットや歯ブラシセットを提供しました。
両地域は他地域からのアクセスが困難であり、地震発生以来、外部からの支援が届いていないことから、今後も継続的な支援が求められています。
現在NICCOでは、現地連携団体と連携をして、現地で不足する生活用品に関するニーズ調査を実施しています。
引き続き皆さまの応援をよろしくお願いします。

地震発生から6カ月が経過しました。
現在NICCOでは、現地の提携団体と連携し、必要な物資と調達できる物資を調整しています。
今回の災害では、慣れない避難生活や先の見えない不安、そして家族、とくに子どもを守らなければならないという責任感から、多くの被災者が深い精神的な苦痛を抱えていることが分かりました。
現地での聞き取りでは、
「こんなことは今まで経験したことがなかったので、とても怖かった」
「子どもたちが心配で仕方ない」
「今でも恐怖を感じる」
といった声が多く寄せられました。
特に、社会的に立場の弱い家族や小さな子どもを抱える家庭では、精神的なダメージが大きく、継続的な心理的サポートの必要性が強く感じられます。
NICCOは、こうした社会的に立場の弱い家族を対象とした生活用品の配布に向けた準備を進めています。

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