パレスチナ・ガザ地区の農家と子どもたちに「安全な水」を届けるプロジェクト
寄付受付開始日:2016/08/17
寄付の受付は終了しました。
合計で274,651円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。
寄付受付開始日:2016/08/17
更新日:2017/06/29
2014年夏のイスラエル軍による空爆で、1,549人の民間人が命を落とし、その3分の1は児童でした。負傷者は11,000人に達し、戦闘後も継続するイスラエルによる経済封鎖、エジプトからの物資搬入停止により、生活レベルの低下が懸念されています。
このような問題を解決するために、NICCOは2014年8月から、ガザ地区にて緊急支援物資の配布や、農家への苗の配布、井戸復興支援などを続けてきました。
しかし今、人々の生活を支える水不足が深刻化、安全な飲み水を確保することが難しくなっています。NICCOがずっと支援してきた農業活動にも安全な水は不可欠であり、水の問題は、人々の生活に大きな支障をきたしています。
例えば、地下水のくみ上げ過ぎによる水不足や塩水化、そして下水処理施設の不足による地下水の汚染が状況を悪化させています。このことで、ガザの主産業といわれる「農業」用水の不足だけでなく、人々の安全な飲み水までもが十分に供給されていません。
そこで私たちNICCOは農業をサポートするための水再処理施設を建設と、脱塩処理施設の設置を通して、子どもたちに安全な飲み水を提供するプロジェクトを立ち上げました。NICCOの活動によって、住民たちが自分たちの力で生活を取り戻すことを目指します。
・下水処理施設の建設
下水処理した水は近隣農家に送水され、垂れ流しによる海水の汚染と、それによる地下水の汚染を防ぎます。加えて、農家には灌漑(かんがい)パイプと苗の配布やワークショップの実施による包括的な支援を行います。
※(2017/5/30追記)現地での協議の結果、下水処理施設の建設を中止し、JICAと大使館が進めている再処理施設にソーラーパネルの導入という形で参加することになりました。
NICCOとしての建設は中止しましたが、ガザの人々に安全な水を届けるという事業の目的は変わりません。今後もご支援をお願いします。
・小学校への脱塩処理施設の設置
日々すすむ生活水の塩水化を解決するため、脱塩処理施設を設置し、安全な飲み水を提供します。加えて、教員や子どもたちへの安全な飲み水に関するワークショップの実施や活動を支援します。
【皆さまのご支援でできること】
・3,000円で、約25人の子どもたちが、安全な飲み水に関するワークショップを受け、衛生に関する知識を付けることができます。※ワークショップの備品購入や準備にかかる費用として活用します。
・36,000円で、NICCOが支援する農家1世帯が、必要な苗を配布できます。
私たちの活動にご参加、ご支援をお願いします。
更新日:2017/06/29
地下水の塩分濃度の高いガザ地区では、小学校の蛇口から出る飲み水もしょっぱく、子どもたちが安心して水を飲める環境にあるとはいえません。
NICCOでは、現地の提携団体と協働し、脱塩処理による学校の飲み水の浄化事業を展開しています。支援先は、ガザ市内の南西部・ゼイトゥンに位置する朝昼2シフト制の隣接4校。総生徒数は約5,000名です。
パレスチナ政府教育省やガザ現地の施工業者との調整の末、ついに飲み水の脱塩施設を設置する工事を行いました。
このように、設置工事を無事完了することができました!
今後とも応援をよろしくお願いいたします。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします
記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。