寄付の受付は終了しました。
合計で148,138円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

アフガニスタンの女性が就職し、自立するための教育支援を

寄付受付開始日:2016/06/29

  • 領収書なし
[アフガニスタンの女性が就職し、自立するための教育支援を]の画像
識字教室の様子。参加者の出席率は9割以上であり、熱心に講義に耳を傾けている。

日本国際民間協力会 NICCO

プロジェクト概要

更新日:2016/06/22

当会が過去5年間にわたって支援を実施した、同国西部のヘラート州とゴール州の女性教育に関して、2001年時点では、アフガニスタン全体の女性基礎教育就学率はわずか3%でしたが、2012年にはヘラート州で61.0%、ゴール州で32.1%にまで改善しました。
しかし、依然としてアフガニスタン人女性の5人に1人が非識字者であり、農村部には都市部の3倍の非識字者が存在すると言われています。

農業に携わる女性

また、アフガニスタン労働組合によると、2014年のアフガニスタン全体の失業率は60%に達しようとしており、この状況が今年度中に改善する目途は立っていないとのことです。
加えて、伝統的なイスラムの文化の中には、女性の家事や家内労働以外の就業に対するタブーが存在しており、失業率がほぼ6割に近いという事実に鑑みると、都市部においてさえも、女性の就業を取り巻く環境は非常に厳しいと言わざるを得ません。

女子学生を対象とした英語教室の様子。生徒たちの上達は非常に速い。

寄付金の使いみち

お預かりしたご寄付は、アフガニスタンにおける人道支援の活動資金として、大切に活用させていただきます。



◯持続可能な村落開発

2011年3月から2016年2月まで当会が教育・女性・農業の支援事業を実施した地域における、モニタリングとフォローアップ研修。

現地NGOの協力を得て、現地の女性たちが活動を続けていく体制を強化するためのサポートを行います。



◯女性のエンパワーメント

女性の基礎教育やビジネス・スキル(英語・IT技能)の獲得を目指した、識字教室と職業訓練センターを運営します。



募金の使途の詳細はホームページでもご覧いただけます

活動情報

更新日:2016/08/14

「文字が読めるようになった!」識字・ビジネススキル(英語・IT)教室を実施中です。

私たちは、アフガニスタン西部のヘラート州において、女性を対象とした識字教室やビジネススキル(英語・IT)教室を実施しています。
識字教室では、女性たちが暮らす各地区のコミュニティーや、アフガニスタン教育省識字局の協力のもと、可能な限り参加する女性の負担を減らしながら、授業を実施しています。

今年度は、12地区240名の女性を対象として、識字教室を展開しており、さまざまな理由により教育を受けることができなかった女性が、日々一生懸命に読み書きを勉強しています。

識字教室の様子(ヘラート州・シャマン村)

この識字教室に参加したある女性は、「これまでは何をするにも、周りの男性に助けてもらわなければなりませんでした。でも、文字が読めるようになって、一人で子どもの薬を買いに行けるようになったんです。家族のために、今まで以上の役割を果たすことができるようになりました。」と、喜びの声を届けてくれました。

識字教室の様子(ヘラート州・ノヴィンソフラ村)

また、ヘラート市内では、若い女性を対象として、ビジネススキル(英語・IT)教室を運営しています。アフガニスタンでは徐々に女性の社会進出が進んでいますが、依然として就職における男女格差は非常に大きく、大学を卒業しても多くの女性が希望する職業に就くことができません。
今年度は、就職を希望している女性15名が、それぞれ英語とITの授業を受けています。企業や政府機関などが重視する技能の取得を通して、希望する職業への就職を目指しています。

IT教室の様子(ヘラート州・ヘラート市内)

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
148,138
寄付人数
533
毎月の継続的な応援が大きな支えになります。

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • T-point
    Tポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

日本国際民間協力会 NICCO
はじめまして。NICCOの安田真司と申します。日本人はアフガニスタンに滞在できないため、私は隣国イランの事務所にて、現地スタッフやアフガニスタンの現地団体と連携を取りながら活動していました。識字能力やビジネス・スキルを習得し、就職口を得た女性は、周囲の男性に完全に従属せざるをえなかった従来の関係性の中から、徐々に変化しつつあります。私はアフガニスタン国内に入ることはできませんが、自立した一人の女性として生きることの喜びの声を、彼女たちが時折届けてくれる感謝状の中に認めることができます。皆さまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いします。
この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。

Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします

記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)

※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。

メルマガの配信登録/解除はこちら

注目のプロジェクト