台風30号(ハイエン)による被害において、レイテ島・タクロバンに支援が集中しており、もともと貧困で同じように大きな被害を受けた隣のサマール島南東部には、支援は行き届いていない状況です。サマール島はフィリピン諸島でも東に位置し、台風ハイエンが一番初めに上陸した島でもあります。特に島の南東部にある東サマール州の被害は大きく、死者251名、約75,600世帯(31万人)が被災を受けています(11月16日時点フィリピン災害リスク削減管理委員会発表)。11月8日の発災から3週間が経過した今も、これらの地域では未だ生き延びるために必要最低限の衣食住も整っていないような状況です。
SVAは、現地カウンターパート(西サマール開発財団Western Samar Development Foundation, Inc:WESADEFウェサデフ)との被災地訪問、調査をもとに、緊急支援物資の配布を行っています。
参考URL
フィリピン台風第一報現地入りしたスタッフのレポート
エルナー二郡第四村。海岸に面したこの村は高潮の影響も大きく、ほとんどの家が全壊していた。お預かりしたご寄付は以下のように活用いたします。
12月5日より、東サマール州エルナーニ郡、パダン村、およびカルメン村で蚊帳、鍋、フライパン、調味料、魚の干物、石けん、下着、生理用品などの物資を配布します。
また12月13日より、被害家屋の修理用素材と工具(1家族あたり:トタン板6枚、合板2枚、金槌1丁、鋸1丁、釘1箱など)の提供を行う予定です。
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