貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を
「若者おうえん基金」

誰にも頼れず苦しむ若者たちに支援を届け、「あなたの将来を応援している人がいる」ことを伝えたい

必要なサポートを受けられず、孤立して苦しむ若者たち

日本には、貧困や虐待、両親の不慮の事故・病気など、さまざまな理由によって親もとで暮らすことができず、児童養護施設や里親家庭などで育つ子どもたちが約4万2千人います。また、「社会的養護」といわれるこのような公的な支援の網から抜け落ちてしまう子ども・若者たちも多数存在しています。

社会的養護を巣立った人をはじめ、困ったときに頼れる養育者や実家などがない若者たちは、一般家庭では“当たり前”とされるサポートを受けられず、学び、働き、暮らすうえで、さまざまな困難に直面します。

大学進学にも経済的理由をはじめ大きな困難をともなうほか、病気などで体調を崩したり、仕事を失ったりすると、住む場所や食べるものにさえ困ってしまうギリギリの状況で生きることを強いられた若者たちが多くいるのです。

ひとたび生活の基盤が崩れてしまうと、それを独力で立て直すことはとても難しく、多くの若者たちがサポートを必要としています。

若者おうえん基金で切実なSOSに応えたい

そんな若者たちを支援のプロである支援団体・伴走支援者の方々とともにサポートし、彼らが将来をあきらめずに生きていける社会づくりに取り組む基金が、「若者おうえん基金」です。

皆さまからいただくご寄付を、若者に寄り添った伴走支援をおこなう支援団体などに助成することで、生きづらさや困難を抱えた子ども・若者たちに支援を届けています。

「見ず知らずの大人が、自分のことを支援してくれているんですね」

当事者の若者が嬉しそうにつぶやいていたと、助成した支援団体の方が私たちに伝えてくださった言葉です。

これからも助成活動を通じて、誰にも頼ることができない若者たちに、「あなたの将来を応援している人がいる」「あなたが抱えている困難をどうすれば解決できるか真剣に悩んでいる人がいる」ということを伝えていきます。

そして、1人でも多くの若者に必要な支援を届けられるよう、皆さまとともに基金を育てていきたいと考えています。

あたたかいご寄付・応援を何卒よろしくお願いします。

■領収書の発行について
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