寄付受付開始日:2025/04/21
更新日:2025/04/21
NPO法人CoCoTELIは、精神疾患の親をもつ子ども・若者支援を行うNPO法人です。
海外では子どもの5人に1人いると言われている精神疾患の親をもつ子ども。彼ら・彼女ら自身の罹患率(りかんりつ)は他の子どもと比べて2.5倍高いというデータもあります。
しかし、日本において彼ら・彼女らとその親を対象とした制度的な支援体制、民間も含めた組織的な支援はさまざまな社会的背景から育っていません。また、日本における調査研究もまだまだ少ない状況です。
そんななかで、精神疾患の親をもつ子ども・若者が社会から見えない存在となり、さまざまな困難を経験しながら生きていることが多くあります。
そんな、精神疾患の親をもつ子ども・若者を取り巻く課題感の中で、CoCoTELIは現在日本において希薄である精神疾患の親をもつ子ども・若者支援の土壌づくりにチャレンジしています。
現在はそのファーストステップとして、住む地域が関係のないオンライン上で居場所づくりや相談支援を行っています。
Slackを用いたオンラインの居場所では、「#不安-悩み共有room」「#今日のハッピー」「#愚痴モヤモヤ吐き出しroom」などの悩み等を吐き出すことができる掲示板や月に4回のZoom交流会の開催、そのほか子ども・若者主導のイベント開催などを行っています。
また相談支援では、日頃他者を優先して生きることの多い彼ら・彼女らが安全・安心に自分を主語に考えたり、話せたりする時間づくり、伴走を行っています。
そんな相談の中で見えてくる生活課題、困難に対して、子ども・若者にとって1人でつながるハードルが高いことも多い地域資源との間に入ることで連携を図り、状況改善を目指しています。
今後は、「当事者に寄り添う」→「仕組みをつくる(モデルケース)」→「仕組みを広げる」のステップを踏んでいくことで、1団体としての個別支援だけでなく、社会の仕組みとの課題解決を目指していきます。
■領収書の発行について
・当法人は寄付金控除の対象団体ではないため、税控除の対象とはなりません。何卒ご了承ください。(2025年4月21日現在)
・1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
・お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。
※当法人からの領収書発行時期:寄付手続き日から約2カ月~3カ月程で発行いたします。
※領収書の日付は、お客様が寄付手続きを行った日、またはプロジェクトオーナーに入金された日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)のいずれかになります。具体的な日付については、プロジェクトオーナーにご確認ください。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
NPO法人CoCoTELI
メールアドレス:info@cocoteli.com
お問い合わせフォーム
精神疾患の親をもつ子ども・若者に質の高い支援を届けていく、相談に対応できるキャパを広げていくために、現場の支援スタッフの人件費に当てさせていただきます。
更新日:2025/05/21
4月活動報告
相談支援
<実績>
新規公式LINE追加:9(昨年同月比 +6)
公式LINE追加→相談:5(チャットでの相談含む)
Zoomを用いた相談数:17回/12人
※公式LINEやSlackのDMでの相談も多く、対応していますが、チャットでの相談は日常的かつ回数化することが難しいため除いています。
<スタッフの所感>
4月の公式LINEの追加件数は9件と、2025年が始まってから少しずつ増加傾向にあります。ただ、追加後のファーストコンタクトから相談に至るまでの間の離脱は多く、課題は大きく残っています。
相談につながる子ども・若者は、X等のSNSや検索経由での流入が多いです。勇気を出してLINEを追加してくれた方が次の一歩を踏み出しやすくなるように、仕組みや対応の工夫を重ねていきたいです。
また、5月から新たにソーシャルワーカーの方が入社し、今まで、2.5人体制で相談対応も含めた現場、ファンドレイジング、バックオフィス業務(一部委託)などを行っていたところから、対応可能件数も増えていく予定なので、今までキャパの問題から力を入れることができていなかった「つながる・出会う」というフェーズにも力を入れていきます。
オンラインの居場所
4月のオンラインの居場所は以下日程で活動を行いました。
<実績>
新規参加数:3人(全体参加者数:88人)
投稿数:700投稿 / 44人
イベント開催数:12回※
※雑談から家族のことまでお話しする「交流会」を4回、「人との関係性を良くするためのコツを考える会」などの当事者発案イベントを4回、「キャリア」をテーマに外部ゲストを呼んだイベント1回、大学院生ボランティアの方に開催していただいている勉強をテーマにした「放課後room」を2回、家族の悩みに特化しお話しする「つどい」を1回行いました。
<スタッフの所感>
新年度が始まり、職場や学校の環境の変化に伴って負担を感じる方が増えているように思います。特に職場においては、人間関係のトラブルや業務量の増加などにより、不安や悩みを抱えるケースが多く見受けられました。
そうした中で、たとえばセルフケアに関するちょっとした情報が届くだけでも、ふと一息つくきっかけになったり、自分自身をいたわる時間を思い出す助けになるのではないかと感じています。交流会やイベントに参加しなくても、少しでも安心できる要素に触れられる選択肢が増えていくようなオンラインの居場所を目指していきます。
研修/登壇等
<実績>
・SVhk × AVPN | Youth Mental Wellbeing Webinar
・兵庫県立大学 福祉社会学
<スタッフの所感>
初めての海外シンポジウムでの登壇がありました。理事の小澤いぶきさんにご登壇いただき、日本のウェルビーイングに関する取り組みやCoCoTELIの取り組みについてシェアいただきました。
僕自身は英語が得意でないので、理解できていない部分も多いですが、登壇されていた他団体のお話からの学びも多くあり、国内だけでなく、国外に目を向けていくことの大切さも改めて感じる時間となりました。
兵庫県立大学の福祉社会学の授業では、CoCoTELIの取り組みを中心にお話しさせていただきました。
学生の皆さんからたくさんのご質問をいただき、それぞれがとても鋭く、新しい言語化にもつながる時間となりました。大学等でのお話しは、今後の社会をつくっていく若者たちに課題を知ってもらうという意味だけでなく、実際に現在悩んでいる精神疾患の親をもつ子ども・若者に活動を届けるきっかけにもなることが考えられます。
引き続き、課題について知っていただく機会を増やしていけたらと思います。
webメディア/podcast更新
<実績>
webメディア2記事、Podcast2回分を公開しました!
webメディア
▼統合失調症を有する親をもつ学生時代と大人になった今(サクラさん:仮名、34歳)
Podcast
▼#5「当事者から見る虐待や依存症」ゲスト:風間 暁さん(特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)社会対策部/NHK Eテレ 木曜20:00〜『toi-toi』制作委員・準レギュラー)
▼#6「どんどん他責にして生きていこう」ゲスト:風間 暁さん(特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)社会対策部/NHK Eテレ 木曜20:00〜『toi-toi』制作委員・準レギュラー)
<スタッフの所感>
実際の相談の中で「記事を読んで勇気づけられた」という声もありました。
また、悩み事に関する検索ワードからの流入も少しではありますが増えてきており、運用次第で「子ども・若者と出会う」という面でも大きな価値を発揮する可能性を感じています。
「他の同じ立場の人たちはどうやって生き抜いているのだろうか?」というような声もある中で、メディアやpodcastが、相談しなくても情報を得てヒントを探っていけるような場になっていくことを目指して、今後も継続的に発信をしていきます。
スタッフブログ
4月はスタッフブログを1記事更新しました!
▼スタッフブログ#11:専門職的価値とピアサポート的価値
2023年度活動/会計報告書(PDF)
※2024年度の活動報告書は、公開し次第更新させていただきます(2025年7月下旬予定)
受賞(一部)
・公益財団法人こころのバリアフリー研究会「第10回こころのバリアフリー賞」
・公益財団法人パナソニック教育財団「2024年度 子どもたちの“こころを育む活動” 特別賞」
・Forbes JAPAN2024年12月号「今注目のNPO 50」
・Forbes JAPAN2024年10月号「ForbesJAPAN 30 under 30 世界を変える30歳未満」
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
CoCoTELIは、精神疾患の親をもつ子ども・若者支援を行うNPO法人です。自分自身も当事者である代表の平井(詳しくはnote「精神疾患を持つ家族がいる人に寄り添いたい訳」)と友人が2020年に学生団体として活動をスタートし、23年5月にNPO法人化。本格的に活動を進めています。これから10年、20年、30年かけて皆さんと一緒に、精神疾患のある本人もその家族も生きやすい社会をつくるために、精神疾患の親をもつ子ども・若者支援にチャレンジしていきます。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。
NPO法人CoCoTELI(以下、当法人と称する)は、個人情報の重要性を認識し、個人情報に関する法規制等の精神に則り、当法人の社会的責任として、下記の方針に従って適切な取り組みを行ってまいります。
1.個人情報のご提供
当法人では、ご入会、ご寄付、セミナーやボランティア活動にご参加いただく際、また資料請求、お問い合わせをいただく際に、ご本人の同意に基づき、公正な手段を用い、目的の達成に必要な範囲内で皆様から個人情報をご提供いただきます。
2.個人情報の定義、個人情報の収集
「個人情報」とは、個人に関する情報のうち、氏名、生年月日、電話番号、住所などの当該個人を特定することができる情報(当該情報だけでは個人が特定できなくても他の情報と容易に照合することで特定できるものを含みます)を言います。
当法人は、利用者の皆様から個人情報を収集する際は、あらかじめその目的、利用内容をお知らせしたうえで、個人情報の収集をいたしております。
3.個人情報の利用
ご提供いただいた個人情報は当法人のミッションに基づき、以下の目的のために使用します。
寄付金に関する領収書の送付
4.個人情報の第三者への開示
当法人では、ユーザーの皆様の個人情報に関して、ご本人の同意を事前に得た場合を除いて、原則として第三者への開示はいたしません。ただし、以下の場合は除きます。
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法令に基づき開示の要請がある場合
人の生命、身体または財産の保護のために開示の必要があり、本人の同意を得ることが困難である場合
その他、「3.個人情報の利用」を実施するにあたり、当法人が必要と判断した場合 なお、第三者への提供を行う場合、該当第三者に対しては、該当個人情報の適切かつ厳重な管理を求めてまいります。
5.法令の遵守
当法人は、関連する各種法令又は規範を遵守し、皆様の個人情報の管理運用体制を適宜見直し、改善していくよう努めます。なお、この個人情報保護方針に関して変更が生じた場合には、当サイトにて公表いたします。
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