2026年ベネズエラ地震被災者緊急支援活動(アムダ)

寄付受付開始日:2026/06/30

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被災地ラ・グアイラの様子(2026年6月29日、ベネズエラ)

特定非営利活動法人アムダ

プロジェクト概要

更新日:2026/06/30

緊急支援活動の実施を決定

2026年6月24日午後6時頃(日本時間2026年6月25日午前7時頃)、ベネズエラ北西部でマグニチュード7.2と7.5の地震が続けて発生しました。

AMDAは地震発生後から、支部の協力を得て、現地での被災状況などの情報収集を開始しました。

国連によると、地震による死者は1,719人、負傷者は5,000人以上で、今後も増えると予想されています(2026年6月29日現在)。

この状況を受け、AMDAは被災者緊急支援活動の実施を決定しました。被災された方へ支援を届けるため、地元のニーズに沿った活動をしていきます。

【AMDAのこれまでの主なベネズエラでの支援活動】
1999年12月 ベネズエラ大洪水緊急救援プロジェクト

被災地ラ・グアイラの様子(2026年6月29日、ベネズエラ)

■領収書の発行について
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詳しくはヘルプページをご参照ください。

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特定非営利活動法人アムダ
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寄付金の使いみち

皆様からいただいたご寄付は、ベネズエラ地震被災者緊急支援活動に大切に活用させていただきます。

・現地調査、支援調整、支援活動にかかる費用 (交通費、人件費など)
・食糧、医薬品などを含む物資支援
・その他、被災地・被災者が必要とする支援

※現地の状況に応じて、支援内容は追加・変更になることがあります。また、現地の必要が満たされてなお余剰資金がある場合には、今後起こりうる海外緊急支援活動のために大切に活用させていただきます。

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活動報告

更新日:2026/08/10

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追加派遣を決定(2026年8月10日更新)

2026年6月24日に相次いで発生したマグニチュード7.2および7.5の地震により、ベネズエラでは甚大な被害が発生しました。国連人道問題調整所(UNOCHA)によると、この地震による死者は5,546人、負傷者は16,740人に上り、被災地では1,500回以上の余震が観測されています。(2026年7月31日時点)

AMDAは、多くの建物が崩壊するなど地震による被害が特に大きかったラ・グアイラ州にて、医療支援活動を行っています。日本人医師・看護師が2026年7月31日に活動を終えた後も、現地医師や調整員らからなるAMDAチームは、ラ・グアイラ州の仮設診療所で、そこに集まった地元のボランティアメンバー(医師、看護師、臨床心理士など)や他団体と協力し、引き続き患者さんの対応にあたっています。

AMDAチーム(2026年8月5日、ラ・グアイラ州)

2026年7月31日には、通常を大きく上回る208人の患者さんが仮設診療を訪れ、このうち127人は、この日に特別に設けられた歯科診療を受診しました。週末の休みを挟み、8月3日からは通常の診療体制に戻り、8月3日は74人、8月4日は37人、8月5日は93人の患者さんを診察しました。

特に、せきや気管支けいれん、気管支炎などの呼吸器疾患や症状が多くみられたほか、高血圧や糖尿病などの慢性疾患が増悪しているケースもありました。また、胆のう炎が疑われた患者さんは、近隣の病院へ紹介しました。

医療支援活動の様子(2026年7月31日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年8月5日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年8月5日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年8月5日、ラ・グアイラ州)

現地で求められる医療支援は、単発的な救急対応から、通常の診療へと移行してきています。こうした状況を踏まえ、AMDAは今後の支援を検討・調整するため、2026年8月9日に日本人看護師1名をベネズエラへ派遣しました。

AMDAは引き続き、現地の医師と密に連携しながら支援を継続していきます。

派遣者からの報告(2026年8月7日更新)

AMDAは、2026年7月31日に鈴木医師、藤本看護師が現地を離れた後も、地元ベネズエラの医師を中心に、ラ・グアイラ州カラバジェダ町の仮設診療所で医療支援活動を継続しています。
仮設診療所では、ボランティアとして活動する地元の臨床心理士らと連携し、患者さんを身体面・心理面の両面から支えています。

活動を終えた鈴木医師と藤本看護師から活動報告が届きました。

派遣者からの報告(2026年7月30日、ラ・グアイラ州)

さらに、鈴木医師からは次のとおり報告がありました。

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患者さんの中には、ご家族やご友人を亡くされた方や、厳しい暑さの中で行方不明となっているご親族を捜索されている方も多くおられました。また、身近な方を亡くされていなくても、被災後の環境の変化によるストレスや罪悪感を抱えている患者さんも見受けられました。そのような方々をサポートするために、現地のカウンセラーや臨床心理士がボランティアとして参加してくれていたことに、大変感謝します。

また、熊本地震の発生後、仮設診療所で活動していたAMDAチームに対し、現地の方々から「地震のニュースを見ましたが、ご家族は大丈夫でしたか」などと心配する声が寄せられました。
大変厳しい環境での生活を強いられている中でも、私たちのことを気遣い、思いやりのある言葉をかけていただき、大変うれしく思いました。
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AMDAは、今後も地元の医療者と連携し、引き続き、被災された方々への支援活動を続けてまいります。

被災地ラ・グアイラ州におけるAMDAの医療支援活動(2026年8月3日更新)

AMDAチームは、2026年7月27日から7月30日(現地時間)も引き続き、ラ・グアイラ州カラバジェダ町の仮設診療所で、ベネズエラの地元医師、看護師と協力しながら医療支援活動を行いました。

活動期間中、7月27日に83人、7月28日に94人、7月29日に65人、7月30日に65人の診察を行いました。
せきや下痢を心配して赤ちゃんを連れて来られたお母さんに、診察の結果、問題ないことを伝えると、安心した表情で帰って行かれました。また、自宅を失い野外で寝泊まりを余儀なくされ、全身に虫刺されの症状がみられる方もいました。

医療支援活動の様子(2026年7月27日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年7月27日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年7月27日、ラ・グアイラ州)

2026年7月30日の午後には、在ベネズエラ日本大使館公邸において駐ベネズエラ日本国特命全権大使 佐藤 靖 閣下と面会し、これまでの活動や現地の状況、今後の支援について報告しました。

駐ベネズエラ日本国特命全権大使 佐藤 靖 閣下と(2026年7月30日、カラカス)

鈴木医師と藤本看護師は2026年7月30日をもって活動を終了し、翌7月31日、帰国の途につきました。

AMDAは、今後も地元の医療者と連携し、引き続き、被災された方々への支援活動を続けてまいります。

医療支援活動の様子(2026年7月8日、ラ・グアイラ州)

被災地ラ・グアイラ州におけるAMDAの医療支援活動(2026年7月28日更新)

2026年6月24日18時4分、一瞬にしてすべてが変わりました。
あれから1カ月たった7月24日、AMDAチームは全員で黙とうをささげました。

被災地の現状
発災から1カ月が経過した現在も、首都カラカスの主要空港として機能していたラ・グアイラ州の空港は閉鎖されたままです。被災地では、多くの建物が倒壊、または倒壊の危険があり、がれき撤去が完了するまでには、なお時間を要することが予測されます。また、今なお行方不明となっている家族を捜索する方もおり、被災された方の中には、テント村での生活を余儀なくされている方もいます。

被災地の様子(2026年7月24日、ラ・グアイラ州)
被災地の様子(2026年7月24日、ラ・グアイラ州)

被災地ラ・グアイラ州におけるAMDAの医療支援活動
AMDAチームは、2026年7月22日~7月26日(現地時間)も引き続き、ラ・グアイラ州カラバジェダ町の仮設診療所で、医療者をはじめとする現地のさまざまな関係者と協力しながら医療支援活動を行いました。

AMDAチームは、7月22日は約100人を診察しました。7月23日は、米国から鈴木医師が合流し55人を診察しました。
この日は、駐ベネズエラ日本国特命全権大使 佐藤 靖 閣下が診療所を訪問され、活動を視察されました。

駐ベネズエラ日本国特命全権大使 佐藤 靖 閣下と(2026年7月23日、ラ・グアイラ州)

仮設診療所には、高血圧などの持病の診察や、がれき撤去作業などでのけが、脱水症状、子どもの発熱や虫刺され、寄生虫など、さまざまな症状の患者さんが訪れました。また、薬だけを受け取りに来る方もいました。

医療支援活動の様子(2026年7月23日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年7月23日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年7月23日、ラ・グアイラ州)

診療所を訪れた患者さんの中には、地震で家族全員を亡くしたと話す方、子ども二人を亡くしたと話す方もいました。身体的な治療だけでなく、心理的な支援も必要とされており、心理士につなげる対応も行われました。

2026年7月24日は87人、7月25日は約40人、7月26日は51人を診察しました。呼吸器系の症状や首・腰の痛みを訴える方が多く、疲労や暑さによる軽度の脱水状態のような症状を訴える方もいました。

医療支援活動の様子(2026年7月25日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年7月26日、ラ・グアイラ州)

活動中、現地のベネズエラ人医師や医学生から話を伺ったところ、「仮設診療所で必要な医療を提供できることに、医師としてのやりがいを感じている」との話があり、「AMDAが活動終了した後もラ・グアイラでの活動に参加したい」という声も聞かれました。

AMDAは、引き続き、被災された方々への支援活動を続けてまいります。

ベネズエラ地震発生から1カ月 AMDA理事長 佐藤拓史からのメッセージ(2026年7月24日更新)

ベネズエラの被災地に到着したとき、目の前に広がる光景に言葉を失い、しばらく立ち尽くすことしかできませんでした。

倒壊した建物は、もはや何階建てだったのかも分からないほど崩れ落ち、そのコンクリートの下には、今もなお家族がいるかもしれない。その場を離れることなく、ただ無事を信じて見つめ続ける人たちの姿がありました。

自然災害の前では、国も文化も違いはありません。

被害の大きかったラ・グアイラでは、ベネズエラ、ペルー、メキシコの医療者と現地ボランティアが一つのチームとなり、それぞれが自分にできる役割を精一杯果たしていました。その一員として、私も医療活動に携わりました。

今回の活動で最も印象に残っているのは、被災された方々の姿です。

活動中、私の食事はいつも地元の誰かが持ってきてくれました。そして、必ず「Gracias(ありがとう)」の一言を添えて。

本当に感謝を伝えたいのは、私の方でした。

大きな被害を受けながらも、目の前の人を気遣い、自然に手を差し伸べる。その姿勢は、ベネズエラという国の大きな魅力なのだと感じました。

帰国した今でも、現地で出会った多くの人たちの笑顔や言葉が、何度も思い浮かびます。

私からも、心から伝えたいと思います。

「Gracias(ありがとう)」

THANK YOU JAPANと描かれた壁の前で(2026年7月、ラ・グアイラ州)

そして、この活動を支えてくださった日本の皆さまにも、心より感謝申し上げます。皆さまからのご支援があったからこそ、私たちは現地で活動を続けることができました。

発災から1カ月が過ぎましたが、復旧・復興にはまだ時間が必要です。現地では今もAMDAの後続隊が活動を続けています。

私自身も、またベネズエラに戻りたいという思いを抱きながら、現地で活動を続ける仲間たちのことを思っています。

AMDA理事長 佐藤拓史

仮設診療所で活動する医療者(2026年7月、ラ・グアイラ州)

被災地ラ・グアイラ州の今(2026年7月23日更新)

活動にご協力いただいている現地の方によると、発災から約1カ月近くたった現在も、多くの方々が避難キャンプのテント生活を余儀なくされています。被災地域の店舗は現在も閉鎖されており、買い物をするには、首都カラカスとラ・グアイラ州の境付近まで行かなければならず、不便な生活が続いています。海外から派遣されていた捜索隊の多くはすでに撤収しており、街は閑散としています。

このような中、AMDAは現地で活動する医療者と協力して医療支援活動を続けています。

被災地の様子(2026年7月19日、ラ・グアイラ州)
被災地の様子(2026年7月19日、ラ・グアイラ州)

被災地ラ・グアイラ州におけるAMDAの医療支援活動
2026年7月14日(現地時間)にベネズエラに到着したAMDA第二次派遣チーム(ペルー在住ベネズエラ人医師1名、看護師1名)は、翌7月15日から連日、仮設診療所において、地元医療者やボランティアの方々と協力しながら、被災された方々の診療にあたりました。

この仮設診療所は、参加するボランティアによって運営されており、活動メンバーは日々入れ替わります。そのため、継続的に現地に滞在し、診療にあたることのできるAMDAチームの医療者は、重要な役割を担っています。

AMDAチームは午前8時から午後6時まで活動し、地元の医療者やボランティアとともに、1日あたり約100人の患者を診察していると報告がありました。

医療支援活動の様子(2026年7月18日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年7月18日、ラ・グアイラ州)

2026年7月18日(現地時間)、AMDA藤本看護師はベネズエラ・バレンシア空港に到着し、翌7月19日から活動を開始しました。7月19日はベネズエラの祝日「子どもの日」にちなんだイベントに参加しました(前回の活動報告参照)。

7月20日(現地時間)、ペルー在住ベネズエラ人医師と看護師からなるAMDA第二次派遣チームは、カラバジェダ町の仮設診療所で約50人を診察しました。
藤本看護師は地元ボランティア看護師と協力し、主に血圧測定や点滴などの処置を担当しました。

医療支援活動の様子(2026年7月20日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年7月20日、ラ・グアイラ州)

2026年7月21日(現地時間)は、活動メンバーが変わり、地元ベネズエラ人医師1人、看護師1人、調整員1人と藤本看護師からなるAMDAチームが、同仮設診療所で地元ボランティア医療者とともに約100人を診察しました。
この日の藤本看護師は、バイタル測定、点滴、吸入、心電図検査、腹部エコーの補助などを実施しました。

医療支援活動の様子(2026年7月21日、ラ・グアイラ州)
医療支援活動の様子(2026年7月21日、ラ・グアイラ州)

AMDAは、引き続き、被災された方々への支援活動を続けてまいります。

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プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人アムダ

特定非営利活動法人アムダは、戦争・災害貧困に苦しむ世界の人々に対して、保健・医療を中心とした人道支援活動を行う岡山市認定の「特定非営利活動法人」です。
1984年設立以来、世界67カ国でプロジェクトを実施。内、緊急支援活動は62カ国261件に上ります(2026年6月現在)。紛争、災害が発生した際、被災者に医療などの緊急支援を行うだけでなく、復興支援も実施しています。また、インドでの母子保健、モンゴル・ネパールでの内視鏡技術移転などの中長期にわたる活動も継続的に行っています。

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