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![[2025年インドネシア・スリランカ豪雨被災者緊急支援活動(アムダ)]の画像](https://donation-pctr.c.yimg.jp/dk/donation/projects/1764740131/e230fdf0-d009-11f0-9ae3-3312c5223731.jpeg?q=75&w=1100)
更新日:2026/01/19
2025年11月下旬より、インドネシアおよびスリランカ周辺で相次いで豪雨が発生し、各地で大規模な洪水や土砂崩れが起きています。
インドネシアでは、スマトラ島を中心に豪雨による洪水や土砂災害が発生し、被害が拡大しています。
インドネシア国家防災庁の発表によると、この豪雨による
・死者:631人
・行方不明者:472人
・負傷者:約2,600人
・被災者:約330万人
に上るとされています。

また、スリランカでも激しい豪雨が発生し、洪水や土砂災害による被害が拡大しています。スリランカ災害管理センターによると、豪雨による
・死者:410人
・行方不明者:336人
・被災者:140万人以上
と報告されています。
(いずれも2025年12月2日発表)
この状況を受け、AMDAインドネシア支部および、AMDAスリランカ支部を中心に、支援活動に向けた準備を進めております。
AMDAは引き続き、両国支部の関係者と連絡を取りながら状況を注視し、必要とされる支援を行っていきます。
■領収書の発行について
・アムダは、岡山市の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当法人へのご寄付は税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。
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特定非営利活動法人アムダ
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皆様からいただいたご寄付は、インドネシア・スリランカ豪雨被災者緊急支援活動に充てさせていただきます。
・現地調査、支援調整、支援活動にかかる費用 (交通費、人件費など)
・食糧、医薬品などを含む物資支援
・その他、被災地・被災者が必要とする支援
"#Donationdeduction"
更新日:2026/03/18
2025年11月のインドネシア・スリランカの豪雨災害において、AMDAは被害が大きいものの支援の手が届きにくい地域を中心に、現地関係団体とともに支援活動を実施いたしました。
インドネシア豪雨被災者緊急支援活動では、スマトラ島アチェ州を中心に医療支援、物資配布、メンタルケアアクティビティ等を通じて、延べ700人以上に支援を届けることができました。
また、スリランカ豪雨復興支援活動では、スリランカ・コロンボ、ヌワラエリヤなどで教育支援、物資支援、医療支援などを実施し、計387人に支援を届けることができました。
皆様のご支援により、AMDAは被災された方々に支援を届けることができました。心より感謝申し上げます。
今後もAMDAは、被災地の関係者とともに状況を注視してまいります。



2026年1月26日、AMDA派遣チームは、今回の復興支援で活動をともにした協力団体、サルボダヤのモラトゥワ本部を訪れました。
サルボダヤの成り立ちや多岐にわたる活動について説明を受けるとともに、各部門を回りながら、今回のAMDAの活動を通じて得られた気づきや今後に向けた提案について意見交換を行いました。
面談の場では、平山医師より、若者の力を活かし、要支援者に対する継続的な医療ケア、ソーシャルサポートを確保していくための提案が示され、今後さらに検討を進めていく方針が確認されました。

また、サルボダヤでは毎週月曜日にディザスターミーティングを開催し、災害対応体制の強化に取り組んでいます。エマージェンシーオペレーションセンターでは、ライフガードやウォーターセーフティなどの訓練が実施されており、これまでに約1,800名が救助資格を取得し、災害時の人命救助に貢献してきました。
各施設の案内を受ける中で、AMDA派遣チーム医師よりトリアージの重要性についての説明も行われ、活動初日に一緒に活動した現地救急医に講習会を依頼しました。
2026年1月27日、AMDA派遣チームは、スリランカ保健省の母子保健を担当するFamily Health Bureau(FHB)を訪問し、担当部署の責任者と面談して意見交換を行いました。
続いて国連開発計画(UNDP)を訪問し、スリランカでの支援活動を通じて感じた問題点や改善点を報告した後、帰国の途につきました。


翌1月28日に日本へ到着し、2026年1月29日にはAMDA事務所にて活動報告会を実施しました。

報告会では、派遣メンバーからスリランカの被災地の状況や、現地での活動内容について報告がありました。
参加者からは、子どもたちが笑顔で写る写真を見て、被災地でどのようにコミュニケーションを取ったのかという質問がありました。
これに対し平山医師からは、被災地で十分に遊べていない子どもたちに少しでも非日常を提供できればという想いから、シャボン玉やバレーボール、折り紙などを活用し、工夫しながら交流を行ったことが紹介されました。
子どもたちの笑顔に触れることで、大人も自然と笑顔になる場面があったとのことです。

また、災害時に妊婦の健康記録をどのように残し引き継ぐか、要支援者との連絡手段をどのように確保するのかといった課題に加え、ユースボランティアの活用も含めた復興に向けた提言についても共有されました。
今後もAMDAはスリランカ支部と密に連絡を取りながら、現地の動きを注視していきます。
2026年1月21日、AMDA派遣チームはコロンボからヌワラエリヤへ移動し、協力団体であるSarvodayaの地方オフィスにて被災状況のヒアリングを実施しました。
行政職員、医療・福祉関係者、教員、ボランティアなど約40名の参加がありました。
ヒアリングでは、家屋の流失・損壊後も再建が進まない状況、学校に120世帯以上が今も避難していること、寒冷な高地環境での防寒物資不足、医薬品不足や感染症リスク、病院の浸水被害などが共有されました。
同日、地域の基幹病院であるDistrict General Hospital Nuwara Eliya(799床・28科)を訪問し、災害発生時に約1,000名の患者・職員が被災する中、外部支援なしで約10日間対応が続けられた状況について説明を受けました。
あわせて、当時の被害状況をまとめた資料および河川氾濫の様子を記録した動画の提供をいただきました。
また、地滑りや道路寸断により、障がいのある人や高齢者の一部が、定期的な医薬品を受け取るために病院へ行けない状況が確認されました。

2026年1月22日、AMDA派遣チームはスリランカ支部ならびに現地関係者とともにヌワラエリヤにて、支援物資の買い出しおよび避難所支援活動を実施しました。
Kandapola Vinayagar寺院の避難所には、被災直後、被害の大きかったコンコーリヤ村およびエスコーリヤ村から約1,800名が避難していました。
生活空間はおよそ350平方メートルに、現在は108世帯414名が避難生活を送っています。
診察では、関節痛、皮膚感染症および高血圧、カンジダ症、糖尿病、白内障などの症状が確認されました。そのほか、ぜんそく、静脈瘤、胃炎、頭痛、甲状腺腫脹などの所見も見られました。

診察後には昼食の配給を行い、あわせて支援物資としてお米を配布しました。

なお、本避難所はヌワラエリヤ地域で最後に残る避難所であり、近日中に閉鎖される予定です。
その後、避難所付近の被害のひどい道路や崖を通り、大規模ながけ崩れがあったところなどを確認しました。
豪雨による被害の大きいヌワラエリヤでの活動最終日となった2026年1月23日、アムダ派遣チームはスリランカ支部、現地協力団体とともに、若者のソーシャルワーク、スポーツ、文化、職業トレーニングに携わるNational Youth Serviceの3名と面会しました。
派遣チームからは、地滑りにより医療機関へアクセスすることが難しいことから「山間部に暮らすお年寄りや障がいをお持ちの方の自宅への定期的な訪問」、「障害者本人と家庭の情報収集ツールとして、同チームが作成したヒアリングシートを利用したアセスメント」そして、「シートを利用したコミュニティー内でのステークスホルダーミーティング」など活動の具体例を提案しました。

その後、AMDA派遣チームはスリランカ支部とともに、同じく豪雨による被害の大きかったスリランカ中部州のキャンディに車で4時間移動し、州保健事務所を訪問しました。被災当初、軍の協力を得ながら孤立した集落にはヘリで、巡回診療が行われたことなど、災害による被害とその対応について、同事務所より説明がありました。
さらに、インフラの復旧、医療サービスの正常化、心のケアや、今後の災害への備えなど、復興期に取り組もうとされている点について共有がありました。
派遣チームからは、特に要配慮者に対する医療の継続、洪水発生時の母子保健情報への継続的アクセスの確保、山間部にある病院における有事のコミュニケーション手段の構築、の3点が提案され、今後、州保健事務所で検討いただくことになりました。
国連が定めた「教育の国際デー」である2026年1月24日、AMDAとスリランカの団体、International Organization of Professionals (IOP)は、コロンボにて、「災害から立ち直る力のある未来を、次世代に」というスローガンのもとセミナーを共催し、IOPから、医師、看護学生、エンジニア、企業の管理職など、様々なバックグラウンドを持つメンバー25名が参加しました。

セミナーでは、AMDAの紹介の後、AMDA派遣チームの医師2名が講師として、それぞれ発表しました。日本から活動に参加した平山医師は、災害時における妊産婦、高齢者、障がい者をはじめとした要配慮者に対して、平常時より、若者人材を活かした、コミュニティーにおけるソーシャルサポートの向上についての提案を、ご自身のブータンでの活動と今回のスリランカにおける復興支援活動を交えて、紹介しました。
また、インドから派遣されたカマト医師は、過去の災害事例を用いながら、災害時に直面する公衆衛生上の課題や対応の実例を発表しました。
AMDAスリランカ支部は、IOP、コロンボ郊外の地方保健局とともに、医療支援を計画中です。
派遣チームは、今後、スリランカ支部、現地協力団体、関係者などへの訪問を予定しています。
2026年1月18日にスリランカに到着したAMDA派遣チームは、AMDAスリランカ支部および現地関係機関と合流しました。
1月19日、*IIHS(International Institute of Health Sciences/国際保健科学学院)にて、防災・災害対応力向上のための講義とワークショップを組み合わせた1日研修を実施しました。
*IIHSは、スリランカに拠点を置き、医療・公衆衛生分野を中心に国際的な高等教育を提供する教育機関です。
災害リスク管理の基礎から、事前準備・初動対応・復旧までを、実際の災害事例やシミュレーションを通して共有。
公衆衛生の課題や、子ども・高齢者のウェルビーイング、地域の支え合いについての講義もありました。
スリランカ現地の救急医による後半のワークショップでは、多数傷病者発生事案を想定したシミュレーションが行われました。それをもとに、IIHSの学生たちは少人数のグループに分かれて、トリアージの判断についてディスカッションを行い、AMDA講師陣はファシリテーターを務めました。


2026年1月20日、スリランカ西部州コロンボ県コロンナワにある Kolonnawa Maternity Home & Clinic にて、AMDA派遣チーム、AMDAスリランカ支部、IIHSの学生、スリランカの市民団体 Sarvodaya のメンバー、ならびにクリニック責任者とともに支援活動を行いました。
同クリニックは、コロンナワ地域の約5,500名の住民を対象に、予防医療およびマタニティーケアを中心とした医療サービスを提供する地域密着型の医療施設です。
ここでは、洪水の被害が大きかった地区に暮らす貧困家庭の母親と乳幼児を対象に、支援物資の配布および聞き取り調査を実施しました。
ヒアリングでは、成人女性45名(うち妊婦8名)、2歳以下の子ども25名の計70名を対象に、生活状況や健康状態について聞き取りを行い、医師による症状確認ののち、クリニックスタッフに薬の使用に関する助言を行いました。また、グループごとに応援の歌を合唱しました。
あわせて、タオルやブランケットなどの支援物資50セットを配布しました。

その後、被災地域の川沿いの家屋をまわり、洪水による被害状況を確認しました。

同日、コロンナワ地域の予防医療やマタニティーケアを担う MOH Office(地域保健事務所) を訪問し、職員から被災当時の状況について共有いただきました。
その中で、日常的にデータベースと紙媒体の両方で診療情報を管理しているものの、今回の洪水により紙ベースの記録が大きな被害を受けたとの説明がありました。
また、被災後支援訪問してくれたのは国内外を通じて初めての団体だと伺いました。
今回の訪問では、被災により影響を受けた業務環境の再整備を目的として、ファイル類やホワイトボードなどの文具・備品を提供しました。

今後もAMDA派遣チームは、AMDAスリランカ支部および現地協力機関と連携しながら、復興支援につながる活動を継続していく予定です。
スリランカでは、2025年11月下旬に上陸したサイクロン「ディトワ(Cyclone Ditwah)」に伴う豪雨により、各地で洪水や土砂崩れが発生し、甚大な被害が生じました。
スリランカ災害管理センター(DMC)によると、2025年12月17日時点で、約170万人が被災し、死者643人、行方不明者183人が報告されています。

■AMDAスリランカ支部の対応
AMDAスリランカ支部は、災害発生直後より、救助および緊急支援活動を実施してきました。避難者を対象とした保健医療キャンプの実施に加え、飲料水、食料、生活必需品の配布などの支援を行いました。
現在、緊急支援活動はおおむね落ち着きつつある一方で、生活再建や地域機能の回復が十分に進んでいないコミュニティーが各地で確認されています。
このような状況を受け、AMDAは、復興への移行期に焦点を当てた支援の実施を決定しました。

■日本およびインドからAMDA派遣チームが出発
2026年1月17日に、日本から医師1名および調整員1名、インドから医師1名を派遣しました。
AMDA派遣チームは、AMDAスリランカ支部をはじめとする現地の関係機関と連携し、地域住民の健康状態や生活上の課題の把握を進めるとともに、地域に既にある支援体制や資源を生かしながら、被災地の関係者が主体となって課題解決に取り組めるよう支援し、持続的な復興につなげていくことを目的としています。

活動の詳細については、今後、随時お知らせする予定です。
2025年12月27日、AMDAインドネシア支部のあるインドネシア・スラウェシ島マカッサルにて、インドネシア豪雨被災者緊急支援活動の報告会を実施しました。
本支援活動は、AMDA本部、AMDAインターナショナル、AMDAインドネシア、インドネシア・ムスリム大学(UMI)が協働して実施し、ドクターや大学の学部長・副学部長などをはじめ、関係者が報告会に集いました。
日本からは難波 妙(AMDA副理事長)が参加し、AMDAインドネシア支部長のワヒド医師とともに、支援活動の関係者一人ひとりに感謝状を手渡しました。



当日は派遣者より、現地入りまでの移動経路、被災地の状況、ならびに実施した医療支援活動の内容について報告が行われ、被災者が置かれていた厳しい状況や、支援活動の詳細についての報告がありました。

また、日本から派遣された看護師3人と現地医療スタッフが連携し、協働体制のもとで医療支援を実施したことに対する感謝の言葉が、現地関係者から寄せられました。

AMDAは、今後もインドネシア支部と連絡を取りながら被災地の状況を注視し、必要に応じて被災者の心のケアを含む支援活動の継続を検討していく予定です。
皆さまのご理解とご支援に、心より感謝申し上げます。
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特定非営利活動法人アムダ
特定非営利活動法人アムダは、戦争・災害貧困に苦しむ世界の人々に対して、保健・医療を中心とした人道支援活動を行う岡山市認定の「特定非営利活動法人」です。
1984年設立以来、世界67カ国でプロジェクトを実施。内、緊急支援活動は62カ国250件に上ります(2025年3月現在)。紛争、災害が発生した際、被災者に医療などの緊急支援を行うだけでなく、復興支援も実施しています。また、インドでの母子保健、モンゴル・ネパールでの内視鏡技術移転などの中長期にわたる活動も継続的に行っています。
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