寄付受付開始日:2025/09/11
![[2025年インド・ブッダガヤ洪水緊急支援活動]の画像](https://donation-pctr.c.yimg.jp/dk/donation/projects/1757061618/f3e0da50-8a33-11f0-ba7f-4d6ba83fa23b.jpeg?q=75&w=1100)
更新日:2025/09/10
2025年8月22日、インド・ブッダガヤを流れるファルグ川が継続的な大雨により氾濫し、周辺の村々が深刻な被害を受けました。特に、ブッダガヤ中心部にあるAMDAの母子保健事業拠点から約10km離れたバタスプール(Bataspur)村とゴンガリア(Ghogharia )村の住民は、洪水発生から2週間たった今も過酷な状況に置かれています。

洪水発生後、AMDAが行った被災地調査によると、2つの村では半数以上の家屋が全壊し、住む場所を失った人は学校や公会堂で暮らしています。土壁でできた大半の家は、洪水で壁がとけていました。また、家に保管していた米や豆は流され、自分たちで育てていた野菜も洪水の被害に遭い、その上、牛、ヤギ、鶏などの家畜も流されてしまいました。日々の食糧とともに、生活の糧も奪われました。

衛生面においては、水が引いた後も水たまりが残り、蚊が発生しやすい時期も重なり、デング熱やマラリアなど蚊が媒介する感染症の流行が懸念されます。さらに、洪水により壊れた井戸も複数あるため、住民は限られた水源を利用しています。

このような状況を受け、AMDAは被災された方々を支援するため、緊急支援活動の実施を決定しました。

被災者の方に、必要な支援が迅速に届けられるよう、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。
■領収書の発行について
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特定非営利活動法人アムダ
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・現地調査、支援調整、支援活動にかかる費用 (交通費、人件費など)
・食糧、医薬品などを含む物資支援
・その他、被災地・被災者が必要とする支援
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更新日:2025/12/26
被災したブッダガヤ郊外の村を調査した結果に基づき、2025年9月8日に第一弾として食糧支援を、2025年9月12日には第二弾として物資支援を行いました。
物資支援では、被害の大きかったゴンガリア村とバタスプール村で約600人に蚊帳、生理用ナプキン、ビスケットのセットを配布し、支援に並んだ住民に対して安全な水に関する衛生教育を行いました。調査中、村の住民から、洪水前と比較して、蚊やハエの数も急速に増えていると伺ったことを受けて、蚊が媒介するデング熱、マラリアなどの感染症の流行も懸念されるため、蚊帳の配布を決めました。
また、持ち物が洪水で流された女性は生理中、古布で対応していることが分かりました。それに伴い、以前から村の女性が使用している生理用ナプキンも支援物資に加えました。さらに、煮沸しないで水を飲む住民がいること、下痢症状を訴える人も出てきていることから、水の煮沸の重要性を住民へ啓蒙(けいもう)する、衛生教育も実施しました。


「洪水で家も持ち物も失った。今は、外で暮らしている。このような時に、AMDAチームが家族のように駆けつけてくれた。この物資支援は私たちがこれから前に進むための勇気もくれた。」と話し、さらに、ビスケットを受け取った子どもたちの顔には笑顔が戻っていました。

発災から3カ月経過した2025年11月末に日本から職員が被災地を訪問した時には、日中は気温が20度くらいまで上がるものの、朝晩は冷え込む季節になっていました。村の方からは、インド政府からの食糧支援により、生活を維持できているという話を伺いました。あわせて、被災した家の修繕はほぼ完了しており、住民の多くが自宅での生活に戻り、農業も再開するなど、元の生活を取り戻していたことを確認し、活動を終了いたしました。
皆様から寄せられたご支援は、村の人々の気持ちを前向きにし、生活再建の一助となりました。ご支援いただき誠にありがとうございました。

事前に行った被災地調査をもとに、被害が特に深刻であったゴンガリア村を対象とすることに決定し、まず、地元のニーズが一番高い食糧を支援することになりました。

2025年9月8日、地元スタッフ、関係者、ボランティアからなるAMDAチームは、洪水による被害の大きかったゴンガリア(Ghongharia)村で、75世帯に食糧を支援しました。日常的によく使う食材、米5kg、豆類2kg、じゃがいも2kg、玉ねぎ1kg、マスタードオイル500ml、スパイス類に加えて、ビスケット1袋を配布しました。これは、4~5人家族が1週間程度、食べられる量です。

村の人たちに話を聞くと、「土壁でできている家の大半は洪水で全半壊した。昼間は外で暮らし、夜は学校や公会堂の避難所に行く人もいる。雨期が終わりに近づき、今度は冬が間近に迫っているから早く家の修繕を進めたい。冬に外で暮らすことは厳しい。
しかし、修理に必要な資材を購入するにもお金がかかるし、家族が食べる物も確保しないといけない。出稼ぎに行って、食糧や資材を買ってきて、の繰り返し。今日は、食糧を支援いただけて嬉しい。食糧を買うお金を資材購入に回せる上、出稼ぎに行く代わりに、家の修理に専念できる。」と話されました。

被災地域では、洪水の水は引いているものの、灌漑(かんがい)用水路や田畑に囲まれていて、外で寝泊まりされている方も多くいることから、蚊の影響が懸念されます。後日、AMDAはこれに対する支援も行いました。

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特定非営利活動法人アムダ
特定非営利活動法人アムダは、戦争・災害貧困に苦しむ世界の人々に対して、保健・医療を中心とした人道支援活動を行う岡山市認定の「特定非営利活動法人」です。
1984年設立以来、世界67カ国でプロジェクトを実施。内、緊急支援活動は62カ国250件に上ります(2025年3月現在)。紛争、災害が発生した際、被災者に医療などの緊急支援を行うだけでなく、復興支援も実施しています。また、インドでの母子保健、モンゴル・ネパールでの内視鏡技術移転などの中長期にわたる活動も継続的に行っています。
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