【重要なお知らせ】

令和6年能登半島地震 能登が能登らしく復興するために
(能登復興ネットワーク)

寄付受付開始日:2024/06/14

  • 領収書なし
[令和6年能登半島地震 能登が能登らしく復興するために (能登復興ネットワーク)]の画像
発災直後の輪島の様子(2024年1月2日 輪島市朝市通り)

能登復興ネットワーク

プロジェクト概要

更新日:2025/05/21

被災地の復興・復旧を進める活動にご協力お願いいたします

令和6年能登半島地震の発災から1年。あっという間の時間でした。けれど、これはきっと始まりに過ぎず、ひとつの通過点でしかありません。自然と共に、つつましく暮らしていた能登の人々の日常は、揺り動かされ、破壊され、失われ、傷ついてしまいました。元日の発災だったということもあり、帰省中に帰らぬ人となった方々もいます。

さらに、2024年9月21日の能登豪雨での二重災害は、復興に向けて前を向き始めていた能登の人々の心をくじきました。なぜ、能登が。なぜ、この日に。そんな怒りにも似た問いかけに、答えを出せるのは、これからの私たちの歩みにかかっていると感じています。

最初は、能登災害支援ネットワークという名前で、呼びかけをはじめました。中心となったのは、七尾市で民間まちづくり会社として、2007年の能登半島地震以来、中間支援機能を担ってきた(株)御祓川と、能登でコミュニティー財団の設立を準備していた「七尾未来基金設立準備会」です。

しかし、ほどなく災害支援だけではなく、復興の歩みを支えるために「能登復興ネットワーク」として実に多くの方々からの支えをいただきながら、支援活動を展開してきました。私たちの活動を支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

災害時には、さまざまな支援活動が動きますが、一団体でできることは限られています。それは行政であっても社会福祉協議会であっても同じです。それぞれが役割を果たすことができるように、つながりをつくり、ネットワークの力によって、一団体ではできないことを可能にしていきます。長期化するであろう復興に取り組むための体制を整えながら、これからも、地域外のリソースと地域内の課題をつなげていきます。

「能登らしさとは何か?」という問いを探求しながら、「能登が能登らしく復興するために」歩みを進めてまいります。
私たちの復興への歩みは、まだ始まったばかりです。これまでのご支援に心からの感謝をお届けし、これからのさらなるご支援をお願い申し上げます。

のと発酵的復興会議(2025年2月15日 輪島市)

<寄付受付期間延長のお知らせ>
いつもご支援いただきありがとうございます。能登半島地震から一年半がたとうとしています。世の中の関心が薄れてきた今だからこそ多くの課題が浮かび上がってきました。能登を能登らしくつないでいくために、引き続き能登復興ネットワークとして、情報発信や外部人材とのマッチングにつとめていきますため、寄付受付期間を延長いたします。ご支援よろしくお願いいたします。(2025年5月21日更新)

寄付金の使いみち

皆さまからのご寄付は、令和6年能登半島地震で特に被害が甚大だった3市3町(珠洲市・輪島市・能登町・穴水町・志賀町・七尾市)を活動エリアとして、以下の活動の人件費および交通費などの活動経費として活用させていただきます。
※活動エリアは今後増える場合があります。また、具体的な活動内容も被災地の状況により追加・変更になる場合があります。

1. 避難所・避難者のアセスメント
七尾市との連携協定のもと、避難所および避難者のアセスメントを実施します。避難所の運営管理リーダーや避難者のニーズ・課題をお聞きし、行政機関・福祉機関・民間の支援につなぎます。

2. 支援物資・炊き出し・ボランティアの調整
被災者のみなさまの暮らしを支える物資や食事、ボランティアを必要な場所・人に届けます。必要に応じて、外部からの物資や炊き出し、ボランティアと現地ニーズとのマッチングを行います。

3. 地域の復興に取り組むプロジェクトの支援
事業やコミュニティーの再生に取り組む地域の事業者や、地域外の事業者と連携したプロジェクトの立ち上げを支援、およびそれを支える人材のコーディネートを行います。

【プロジェクト例】
・地域の中小企業の復興計画立案サポート
・教育や遊びの機会を失った子どもの居場所づくり
・能登の伝統あるキリコ祭りをはじめとする祭事や神社など地域文化の復興サポート
・酒蔵の再興サポート
・七尾市一本杉通り商店街の再生など

4. コミュニティー財団(里山里海未来基金)の設立
地域の中長期の復興を支え、能登の美しい里山里海を守る中間支援機能として、コミュニティー財団を設立します。長期的には、「能登が能登らしく」あるための復興を見据えて、循環型の社会を形成していく必要があります。そのためにも、産業復興と地域内の社会的困難者を支える活動をなめらかにつないでいくことが不可欠です。能登らしい復興を推し進めるための「しくみ」をつくっていきます。

"#2024notopeninsulaearthquake"

活動情報

更新日:2025/05/22

2024年1月1日発災以降の活動経過(2025年5月21日更新)

・現状報告会の開催
月に一度、能登の外へ能登の現状を伝える報告会『シン・いやさか会議』を実施しています。能登への関わりしろを探す人が能登の現状を知り、つながる機会をつくっています。

シン・いやさか会議『能登の今とこれからの話』のようす(2024年11月25日 オンライン)

・記事の執筆、発信
能登らしく復興する過程を取材するインタビュー記事『能登の遺伝子』の発信を行っています。

能登の遺伝子取材のようす(2024年9月19日 輪島市)

・外部人材コーディネート
地域のニーズを拾い、ボランティアや右腕派遣(地域のリーダーの元に右腕となる人材を派遣する)、プロボノなどの外部人材とマッチング、コーディネートする支援を行っています。

右腕派遣活動中のようす(2024年8月31日 珠洲市)

・ツアーの実施
能登の現状をより深く知りたい、関わりしろを見せるために共創ツアーを企画、アテンドします。

・能登に関わりたい人が集う場をつくる
年に一度実施予定の『のと発酵的復興会議』の共催。

のと発酵的復興会議(2025年2月15日 輪島市)

2024年1月1日発災以降の活動経過(2024年12月6日更新)

・避難所・避難者アセスメント
避難者の皆様の生活再建のための課題をお聞きし、行政機関・福祉機関につなぎます。
※この取り組みは、七尾市との連携協定のもと実施します。

避難所アセスメントの様子(2024年2月 七尾市内)

・支援物資、炊き出しの調整
被災者のみなさまの暮らしを支える物資を必要な場所・人に届けます。必要に応じて外部からの物資のマッチングを行います。また避難者の皆様を支える毎日の食事と、外部からの炊き出しの依頼をつなぎ、マッチングします。

・連続勉強会の開催
能登らしい復興に向けて、東日本大震災をはじめとする過去の被災地の知見を学び、復興の担い手の共有知を能登に活かすための連続勉強会を開催しています。
詳細

勉強会の様子(2024年2月 能登各地)

・情報共有会議の開催
どの地域で誰が何をしているかを共有し、ともに課題を出し合い、情報を共有するための場をつくっています。七尾市内の情報共有会議(いやさか会議)、奥能登を含めた広域での情報共有会議(定例会議)

・被災者の仕事づくり
今後の生活再建のために被災者の仕事づくりに取り組みます。

新聞バックづくり(2024年10月13日 穴水町内)

・外部人材コーディネート
被災地の支援ニーズ(要望)に対してボランティアの派遣や、現地団体の長期的な運営サポートとして、地域外からの『右腕人材』の募集、マッチングを実施しています。

輪島市を拠点に活動する団体への右腕派遣の様子(2024年10月 輪島市)

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寄付総額
3,512,092
残り日数
あと 175
2025/12/14 18:00 まで
寄付人数
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プロジェクトオーナー

[能登復興ネットワーク]の画像
能登復興ネットワーク

能登復興ネットワーク(いやさか)は、能登半島地震からの復旧、復興に向けて活動している地域内外の支援団体が参画するネットワークです。それぞれが自律的に活動しながらも、お互いの情報を交換しつつ、復興に向けてのインパクトを最大化できるように、下記の団体が中心となって発足しました。

・株式会社御祓川
能登復興ネットワークの発起人。七尾市を拠点とする能登の民間まちづくり会社として、1999年に設立。当初は、川沿いの賑(にぎ)わい創出を中心に取り組んでいたが、2007年3月に起きた能登半島地震での経験から、地域コミュニティーの担い手を増やす必要性に着目し、自然資源の循環・地域経済の循環・地域人財の循環を通じた「小さな世界都市の実現」=持続可能な社会づくりを目指しています。能登の中間支援組織として、「能登スタイルストア」や「能登の人事部」の取り組みを進めてきました。

・七尾未来基金設立準備会
能登復興ネットワークの事務局。能登地域でのお金と人材のエコシステムを循環させるためコミュニティー財団として設立準備中に、今回の地震が発生しました。中長期の復興を見据えて「里山里海未来基金」と名称を改め、法人化する予定です。

昨年2023年に決定した休眠預金等活用助成事業「社会的困難者が役割と希望を再生するコミュニティー活動」の資金分配団体として、3つの実行団体と共に「誰ひとり取り残されない地域」を目指し、ひきこもり・不登校児童・シングルマザーなどを対象とした活動を展開しています。

今回の震災によって、より社会的困難者は過酷な状況に陥っており、その活動がますます必要とされることは間違いありません。

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領収書発行について

このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。

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ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)

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