能登半島地震で被災した子どもたちに安心できる居場所を届けたい
(第3職員室)

寄付受付開始日:2024/04/15

  • 領収書なし
[ 能登半島地震で被災した子どもたちに安心できる居場所を届けたい (第3職員室)]の画像
金沢市内に開設している能登半島地震で被災された中高生向けの「学習&居場所スペース」

一般社団法人第3職員室

プロジェクト概要

更新日:2024/10/15

被災したこどもたちが安心できる居場所を届けたい

私たち第3職員室は、学校と連携した教育支援や、教育イベントの企画運営を行っています。
2023年には、若者の居場所となる「ユースセンター」を金沢市に開設しました。

そうしたなか2024年元日、能登半島地震が発生しました。
発災後、能登から金沢には多くの方が避難してきました。
自宅から遠く離れた慣れない環境で、不安を抱えるこどもたちがいる。その現状を知り、避難先となった金沢市でこどもたちの居場所を開設しました。

能登半島地震発生後の町の様子(2024年1月5日、能登町白丸)

私たちが危惧するのは、広域避難による「隠れ孤立」です。
避難者が個々に遠方へ避難したため、支援が届きにくい状況になりました。
そうしたなか、こどもたちの多くは「他の人はもっと大変だから」と萎縮しがちです。問題なく見えても実はストレスを抱えながら、孤立していることも珍しくありません。

そこで私たちはこどもたちへの居場所・機会・つながりの支援に取り組んでいます。
被災以来、オンラインでは話せても、友達と対面で会えていない子も多く見受けられました。そこで他団体と連携し、交流会やキャンプなどのイベントを企画し、友達と直接会える機会をつくりました。
また、彼らの勉強の機会も確保するため、新たに10代の若者向けの居場所も立ち上げています。

2次避難者の受け入れ先となったホテルのスペースをお借りし子どもの居場所を開設(現在は閉館済)

支援に必要な関係性や運営ノウハウなどは、ユースセンター開設での経験やつながりが活かされました。
さらに、能登地域を中心にこどもたちの支援に取り組む他団体と、情報交換や連携できる体制を整備。
開始当初は、緊急性の高い情報交換の場でしたが、次第に未来の話へと発展しています。

ここで関わったこどもたちは将来、何人かは能登の未来を担うことでしょう。
そうしたときに、こどもたちがのびのびと過ごせる未来を描いてほしい。

そのために私たちは、いま目の前にいるこどもたち一人ひとりと、真剣に向き合っていきたいと思います。

2024年8月には能登にゆかりのある中高生が企画したキャンプを実施(七尾市)

<寄付受付期間延長のお知らせ>
ユースセンターを今後も継続的に運営していくためのご支援をいただきたいため、寄付受付期間を延長いたします。(2024年10月15日更新)

寄付金の使いみち

本プロジェクトで集まったご寄付は、令和6年能登半島地震で被害を受けた地域での若者居場所・学習支援や若者を支援するネットワークの運営支援などに使用させていただきます。

1.居場所支援
被災した子どもたちが安心して時間をすごせるユースセンターの運営費

2.学習サポート支援
被災した子どもたちを対象に居場所での学習サポートをおこなうための運営費

3.相談支援
被災した子どもたちの心のケアをおこなうための運営費

4.ネットワーク事業
各地にある若者支援事業に携わる団体とのネットワーク運営費

また、ご寄付の余剰分が生じた場合には、若者支援活動のために活用させていただきます。ご了承ください。

"#2024notopeninsulaearthquake"

活動情報

更新日:2024/10/15

こどもたちが困難な状況を乗り越え成長できる環境を

活動報告(2024年10月1日)

・みんなのこども部屋
2次避難者の受け入れ先となった、金沢市内のホテルで開設したこどもたちの居場所です。2024年1月10日から2024年4月28日までの約3カ月半のあいだ毎日開館しました。利用者が0〜6歳の乳幼児が中心で、さながら保育園や児童館の雰囲気でした。
ふだん保育士として働くメンバーがスタッフとして常駐し、子どもたちの声に耳を傾けながら、その日やりたいことをみんなで取り組みました。

また、本来こどもたちが経験するはずだった、季節の行事やイベントも企画。節分やひな祭り、お花見からゴスペルのライブまで、多彩なイベントを実施しました。
みなし仮設などへの移動が進んだことで、2024年4月末に閉館。現在は、おもちゃを積んだトラックを派遣するなど、各地に散らばったこどもたちのもとに出向く形での企画に取り組んでいます。

おもちゃを積んだトラックを派遣するイベントを実施(2024年4月20日、金沢市)

・ユースのリビング
みんなのこども部屋が乳幼児を中心とした受け入れの場となるなか、そのスペースの端で勉強する中高生を見かけました。
彼らへの勉強の機会も提供したいということで、10代の若者向けの居場所を、金沢市の青少年交流センターの一室をお借りして開設しています。
こちらは大学生を中心としたユースワーカーが常駐し、一緒に遊んだり、勉強したり、雑談したりと、彼らが本来の自分でいられる場づくりに努めています。

これまでに、みんなで一緒につくるごはん会やダーツ大会など、さまざまなイベントも実施。現在も開館を続けています。

中高生を中心とした10代向けの居場所は現在も開館中(2024年4月21日、金沢市)

これまでにのべ890名を超えるこどもたちに利用いただきました。
震災によって失われたこどもたちの「居場所」「機会」「つながり」を提供し、スタッフがこどもたちに寄り添いながら、一緒に工夫しやりたいことを実現する。
こうした取り組みを通じて、こどもたち一人ひとりが困難な状況を乗り越え、成長できる環境を引き続き作っていきたいと思います。

過去のイベントの様子

目の前にいるこどもたち一人ひとりと、真剣に向き合っていきたいと思います

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
630,576
残り日数
あと 145
2025/04/15 18:00 まで
寄付人数
949

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

[一般社団法人第3職員室]の画像
一般社団法人第3職員室

一般社団法人第3職員室は、子どもたちが、自分らしさを受け入れ、好奇心を大事にし、発見力、つなぐ力、創造力、変革力を身に 着け、自分の殻、社会の殻を破り、この地域で輝いて成長していけるように、学校・自治体・企業・NPOなど多様な主体と連携し、学校教育への支援、さらには社会教育も含めた教育の地域連携・プロジェクト支援・キャリア支援をすることを目的として取り組んでいます。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。

Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします

記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)

※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。

  • Facebookでシェアする
  • X(旧Twitter)でシェアする

注目のプロジェクト