寄付受付開始日:2024/09/23
更新日:2025/01/24
豪雨の被害にあわれた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
2024年9月21日、地震被害の傷も癒えない能登半島に、無慈悲な豪雨がおそい、深刻な被害が広がっています。避難されている方々、再建に向けて前を向かれている方々に、かける言葉もないほど、心を痛めています。
私たちは、2024年元旦に発生した能登半島地震の支援に、発生直後から継続して、道路啓開、炊き出しや避難所の支援物資の配布、倒壊家屋からの貴重品だし、車の救出、被災家屋の再建など、現地のその時のニーズに合わせた支援活動を実施してきました。
また、2024年7月末より、この活動と並行して、山形県の豪雨災害の支援も続けています。
今回の豪雨は、すでに昨日から炊き出しや浸水家屋の泥だし、家財出しや清掃を始めています。今後は、土砂撤去や家屋再生など緊急性の高い支援から、地震の支援でつながっている区長さんや公民館や集会所など地域の方々と情報共有を図りながら、自治体・奥能登他団体と連携して広域に取り組んでいきます。
オープンジャパンでは、これまでもさまざまな被災地において、発災直後から、被災した地域が自立的に立ち上がれるようになるまで、地域に寄り添い支援してきました。
これまでの被災地での活動についてはホームページをご覧ください。
度重なる災害、近づく冬。つらい被災生活が続きますが、私たちも、少しでも早く復旧・復興ができるよう全力を尽くしますので、皆さまのご支援もよろしくお願いします。
最新の活動情報についてはSNSで発信しております。
皆さまからのご支援は、被災地の状況やニーズに合わせて、以下のような活動を通じて、令和6年9月能登半島豪雨の被災された方たちの生活再建につながる活動に使用させていただきます。
1.専門スタッフ派遣
自治体や社会福祉協議会、各種支援団体との連携調整、重機作業や被災家屋の応急対応などの経験がある専門的なスタッフを派遣します。派遣するための人件費、旅費交通費など。
2.重機や車両などの活用
ブロックなどの危険物除去、搬出、倒壊家屋から貴重品などの取り出し作業などに利用する重機や車両などにかかわる費用。
3.炊き出し、物資・備品・資機材購入、提供
炊き出しなどによる調理器具や材料の提供、支援活動に必要な物資・備品・資機材の購入、提供
4.被災家屋の応急対応や保全活動
地震により損害を受けた被災家屋等の危険物除去や応急的な保全活動
なお、ご支援いただいたご寄付のうち、5%程度を運営管理費として予定しています。あらかじめご了承ください。
更新日:2025/01/24
各地でカフェやサロン、重機による土砂撤去が続いています。
長野からはHope Appleのメンバーがきてくださり能登町と輪島でカフェとミニライブ。
みんなで音楽に聞き入りながら体を揺らしていました。
美容ボランティア・コンセントのメンバーも能登入りし、カフェやマッサージ・鍼灸(しんきゅう)サロン、パーソナルカラー診断などをおこなわれました。
また能登高校では就活にむけたメイクアップ講習を地元の美容師、まれちゃんといっしょに行われました。
重機チームは晴れ間を縫って家裏からの土砂撤去。
山あいの日陰は雪も残っており山水で泥はタプタプの状況でした。
泥だらけになりながら一件一件活動を続けています。
そして2025年1月19日には能登町で「寒ブリ祭り」が開催されました。
ひさしぶりの晴天に恵まれ、街中が活気に満ちていました。
私たちも行けるメンバーは顔を出して地域の皆さんともご挨拶しながら寒ブリのご相伴にあずかりました。能登の寒ブリ、本当に逸品です!
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
昨年末(2024年)、東京で行われた9treeの能登報告会でOJのことを知った若者ふたりが実際に足を運んでくれました。
とても感受性のゆたかなふたり、またあらためて訪れたいといって東京へと帰っていきました。
帰路、ふたりから送られてきた感想です。
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一軒の家の一部屋の泥を出すのに、10人近くいても半日かかってしまうことに驚いた。
しかし考えてみれば当たり前で、家を壊すわけにもいかないし、「少しでもきれいなままにしてあげたい」「少しでも気持ちを和らげたい」というみんなの思いが、膝をついて手を使って何度も何度も一輪車に乗せて往復する後ろ姿に感じられた。
活動中に言われた「捨てるか残すかの選択肢を増やすお手伝いだけでも住人さんの心は安らぐ」という言葉がすごく新鮮でした。
普段情報のあふれる東京で生活をしながら、選択肢が多すぎることが返ってストレスだと思っていた自分がどれだけ恵まれていたかを実感しました。
自分の生きる上でのスタイルをもう一度内省する必要があると痛感しました。
皆同じ地球人なのに、「能登に行きたい」と思うまで、どうしてこうも気にも留めていなかったか、過去の自分たちに対してすごく不思議でなりません。
困ってる人に目をつぶるような生き方だけは、もうしないと僕らは心に決めました。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
連休中に来てくれた仲間に、熱海土石流災害の支援で出会った若者がきてくれました。
能登に来て感じることがたくさんあったと、レポートを送ってくれました。
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はじめまして。いっつみーです。
2025年1月13日は輪島市で災害NGO結のみなさんと一緒に活動をしました。
内容は、二軒の自宅の間を通る側溝の泥出しです。
土砂や大きな岩が流れ込み、水があふれ出している状態でした。
傾斜地の作業で体力的には大変でしたが、側溝の泥を出し切り、水が流れる様子が見られた際の達成感は大きなものでした。
これで少しでも住民さんの生活がしやすくなったのならば、能登に来て良かったなと思う時間でした。
OPEN Japanの活動は静岡県熱海市の災害をきっかけに知りました。
熱海で働いていた時に、さまざまな方にご支援いただきました。
熱海でのご恩はもちろん、能登で見た雄大な景色・美味しいお魚などは忘れられないものとなりました。
能登の活動には初めて参加しましたが、友人に伝えつつ、また帰って来たいと思います。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
連休中日からは能登町では雪も降りやみ、ときおり太陽が顔を出してくれました。
各地からボランティアにきてくださいました。
北海道からは「一本」のみなさんがマッサージサロンを輪島、珠洲、能登町で開催。
福島県いわき市や静岡県熱海市など過去の災害現場で出会った皆さんもきてくださいました。
昨年(2024年)のアースデイ東京で私たちの話を聞いて以来、ボランティアに参加し2024年9月21日の豪雨発災時にも能登にいたみなさんがボランティア団体「虹の戦士」を設立、今回も5名できてくださいました。
みんなの力を合わせて重機、泥出し、サロン活動、各地で活動をおこなっています。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
雨と晴が交互に入り混じる天気が続いています。
引き続き能登町と輪島市で活動しています。この二日間は各地からボランティアに参加してくださいました。
初参加の金沢からの大学生が感想を送ってくれました。
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2024年12月17日(火)にボランティア活動に参加させていたしました。活動内容としては、主に、泥出しをしました。
ボランティア活動はこの日が初めてで、地震後の輪島や能登の姿を生で見たのも初めてでした。
テレビで見るのと、生で見るのとではやはり、雲泥の差があります。
テレビでは、目と耳からの情報しかないですが、現地では、五感でその現状が感じさせられました。
輪島や能登は本当に、美しい場所です。あの頃の景色に戻すには、まだ時間がかかると思いますが、みんなで協力し合うことで少しでも、早められるのかなと思います。
今回、オープンジャパンさんのボランティアに参加し、みなさん説明が丁寧で人柄も良く、本当にすてきな方々ばかりでした。いい経験をさせていただきありがとうございました。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
各地から集まってくれる仲間たちと安全第一で活動を行っています。重機を扱うメンバーも増えてきました。中でも、過去に被災し、自分で重機に乗ることができればと思った方たちが実際に一歩踏み出し、さらには同じ境遇にある方たちのお手伝いができればと来てくださっています。
静岡県からいつも来てくださるご夫妻、今回は奥さんおひとりでの活動参加でした。レポートをおくってくださいました。
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[災い転じて福となす]
10回目の能登支援活動。
これまでは主人と共に参加してきましたが、初めて1人での参加。
はじめは意気込んでいましたが、予定日が近づくにつれ緊張したり……
が、“案ずるより産むが易し”とはこのこと!!
帰宅前夜、帰宅予定の延期を考えてみたり……
私が支援活動に参加するようになったきっかけは、自分も被災者になったことです。
2022年台風15号による静岡豪雨災害です。
深夜に避難し、明るくなって自宅に戻った時、半分土砂に埋まった家を見てあぜんとしましたが、数えきれないたくさんの方々に助けられて泣かずにすみました。
そして、この時ほど『ありがとう』を言ったことはないです。
また、(今までもそうですが)今回の1人での活動参加も、OPEN JAPANの皆さんに支えられ、笑顔で終わることができました。
これから、つらい事が起きても感謝の気持ちを常に持ち、前向きにいきます。
そして、今、つらい思いをされている方々にも、同じような気持ちを持っていただけるように微力ながら支援したいと思います。
(あき)
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
能登町と輪島市の町野や深見、南志見など各地で活動が続いています。
気温も一桁となり雨や強風、時にはひょうが降る気候で床下もすっかり冷え込んでいます。
週末に通ってくださっているガクさんからレポートが届きました。
各地から集まってくださる心強い仲間たちです。
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週末を中心に11回目の能登。
今日伺ったのは、裏山が崩れて、おうちの中に土砂が入り込んだおうち。
家裏に大量にあった土砂は、重機隊の面々が別日に出してくれていて、「ここへ来た当初はこんなだったんだよ! 変わったでしょ!」とボランティア仲間が当時の写真を見せてくれました。
それをうけて、今日は屋内での活動。
多くの部屋は既に床板がめくってあります。
床下の土砂をまず今日は、運び出しやすいように窓際に集めるところまで。
豪雨から1カ月半ほどたちますが、土砂は水分を含んでいて粘っこいので、かき出しにくいし、運ぶのも重たい!
さらに、床板のめくれないフローリングの部屋や玄関まわりは、潜り込んでの作業。
作業が進んで奥へ入るにつれ、潜る人数を増やしてバケツリレーの要領でかき出します。かき出した土砂は山のようになりました。冬には屋根まで雪が積もる集落。
雪が積もってしまうと、活動は困難。
水分含んだ土砂が残ったままだと、カビが発生して、家主さんの健康も心配になります。実際、奥の部屋の畳にはカビが生えてたらしく、その入れ替えも今日の活動の中で対応。
床下には、少しでも乾燥が進むようにと、送風機も設置。
「雪が降る前に何とかしたい」
被災されたみなさんが、そう思ってます。
でも、人手が必要だし、すべてが一気にできるわけでもない。
来月には地震から1年を迎えますが、能登の復旧はまだまだこれからです。
現地へ行ける人は現地へ!
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
能登町から見える立山連峰もだいぶ雪が積もり始めました。
久しぶりに大きな余震があり、住民の皆さんと一緒にすこしどきどきとする感覚を思い返したりしています。
この数日は3チームに分かれ、能登町と輪島市で重機案件を行いました。
気になっていた土砂が無くなり、笑顔になる住民さんの顔を見ると、言葉にしがたい気持ちになります。
住民さんは家裏土砂が撤去されると「これでやっと前に進める」という声をよく言ってくれます。本当にそう思ってくれることがとても嬉しい。
住民さんが前に進む何かのきっかけになればいい。ただそれだけ。
午後からはボランティアセンターと町役場とのニーズのすり合わせを行いました。
定期的に技術系会議を行い、目線をしっかり合わせて漏れがないように話し合っています。
ただ、日本海側はこれからどんどん天気が悪くなってきて家裏の土砂撤去の作業が難しくなったり、大雪と言われている今年(2024年)の冬をどう迎えるのか? などいろんな問題があります。
しっかり話し合いの上、住民さんがいち早く笑顔を取り戻せる日々を過ごせるようにサポートしていきたいと思いました。
そして三者連携をしっかり行い、スムーズにすすめるようにしていきたいです。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
今日は午前中、この一年で3回孤立した北河内地区で橋が流されたお父さんのお宅からスタッドレスタイヤを回収し、午後からは宇出津地区の家裏土砂撤去の搬出を行いました。
タイヤの回収は最初は「一人でやるから大丈夫」と言っていたお父さんでしたが、一人では危ないと思いサポートに入らせてもらいました。
お宅の入り口にある橋が流されてしまい、谷間を長はしごでおり、そのはしごを川にかけてわたり、また対岸にはしごをかけなおしてお宅にようやくアクセスできる状態です。
おうちはそんなに被害がないのに、橋が流されたために帰れなくなり、今は地区を離れて違う地区の町営住宅に住んでいます。
いろんな想いはあると思いますが、強く生きられている背中をみさせていただきました。
午後からは行政がなかなか入れずにいる、崩れた土砂が納屋にかかってるお宅の土砂撤去でした。今日で2日目ですが無事敷地内の泥撤去は完了し、「本当にありがとう。これでやっと納屋を直して作業ができる」と笑顔で言ってくれました。
自分がその場に入れないからと朝から温かいコーヒーをいれてくださり、メッセージを置き手紙に残してくれました。
もちろん見返りを求めるつもりはないですが、そういうお気持ち、やってもらえるのが当たり前ではないと伝わってくる瞬間があるとこちらもとても嬉しい気持ちで活動が行えます。
どんどん寒くなってきてこれからの住民さんのメンタルも心配です。しっかり大事なことを見つめながら、こころを寄り添わせていけたらなと思います。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
本日はおとなり富山県の氷見高校から有志13名がボランティア活動に参加してくれました。能登高校からも1名参加し交流しました。
能登町北河内地区での泥出し活動をおこなっていただきました。
現場に来て作業するだけでなく、しっかり現場の当時の様子なども知ってほしいとの想いから、作業の前に区長さんに当初のお話もしてもらいました。
高校生たちもその想いを背負い、住民さんと一緒に雨の中でとても頑張ってくれました。
住民の方々も久しぶりの若者との交流でたくさんの笑顔があふれ、少し北河内が明るくなった気がします。
そんな氷見高校生からのレポートです。
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本日は僕たちに被災地復興に関するボランティアを経験させていただきありがとうございました。
僕たちが能登に到着したときはこのような状況で、どうすればいいのか不安な気持ちでいっぱいでした。
しかし、オープンジャパンの皆様の的確な指示や能登の皆さんの温かい笑顔や対応のおかげで、とても学びのあるボランティアになりました。
僕にとって本日の体験や皆様の笑顔は一生忘れることのない宝物です。
本日は本当にありがとうございました。
氷見高校 ロギ
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一般社団法人OPEN JAPAN-オープンジャパン(旧ボランティア支援ベース絆)は、日本全国にネットワークを持つ団体や個人の集まりです。2011年3月11日から約1週間後、震災直後から東北入りしていた、過去の災害地でも行動をともにした仲間が石巻に集結しましたそれぞれの得意技を生かしたボランティア活動で着々と地元の方々とつながりが生まれてきました。
これまでに、熊本地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、九州北部地震、福島県沖地震、熱海土石流、秋田豪雨、能登半島地震、秋田・山形豪雨など全国各地の被災地で支援活動をしてきています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
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