寄付受付開始日:2024/09/23
更新日:2024/11/14
豪雨の被害にあわれた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
2024年9月21日、地震被害の傷も癒えない能登半島に、無慈悲な豪雨がおそい、深刻な被害が広がっています。避難されている方々、再建に向けて前を向かれている方々に、かける言葉もないほど、心を痛めています。
私たちは、2024年元旦に発生した能登半島地震の支援に、発生直後から継続して、道路啓開、炊き出しや避難所の支援物資の配布、倒壊家屋からの貴重品だし、車の救出、被災家屋の再建など、現地のその時のニーズに合わせた支援活動を実施してきました。
また、2024年7月末より、この活動と並行して、山形県の豪雨災害の支援も続けています。
今回の豪雨は、すでに昨日から炊き出しや浸水家屋の泥だし、家財出しや清掃を始めています。今後は、土砂撤去や家屋再生など緊急性の高い支援から、地震の支援でつながっている区長さんや公民館や集会所など地域の方々と情報共有を図りながら、自治体・奥能登他団体と連携して広域に取り組んでいきます。
オープンジャパンでは、これまでもさまざまな被災地において、発災直後から、被災した地域が自立的に立ち上がれるようになるまで、地域に寄り添い支援してきました。
これまでの被災地での活動についてはホームページをご覧ください。
度重なる災害、近づく冬。つらい被災生活が続きますが、私たちも、少しでも早く復旧・復興ができるよう全力を尽くしますので、皆さまのご支援もよろしくお願いします。
最新の活動情報についてはSNSで発信しております。
皆さまからのご支援は、被災地の状況やニーズに合わせて、以下のような活動を通じて、令和6年9月能登半島豪雨の被災された方たちの生活再建につながる活動に使用させていただきます。
1.専門スタッフ派遣
自治体や社会福祉協議会、各種支援団体との連携調整、重機作業や被災家屋の応急対応などの経験がある専門的なスタッフを派遣します。派遣するための人件費、旅費交通費など。
2.重機や車両などの活用
ブロックなどの危険物除去、搬出、倒壊家屋から貴重品などの取り出し作業などに利用する重機や車両などにかかわる費用。
3.炊き出し、物資・備品・資機材購入、提供
炊き出しなどによる調理器具や材料の提供、支援活動に必要な物資・備品・資機材の購入、提供
4.被災家屋の応急対応や保全活動
地震により損害を受けた被災家屋等の危険物除去や応急的な保全活動
なお、ご支援いただいたご寄付のうち、5%程度を運営管理費として予定しています。あらかじめご了承ください。
更新日:2024/11/14
◇輪島市南志見地区
海岸沿いの地域も水が押し寄せ、海へと注ぐ川の堤防がえぐれてしまっており、海岸沿いには押し流された車や流木が堆積しています。
敷地内に流れてつもった土砂を重機で鋤(すき)とり、搬出しています。細かいところは人力で。
通る住人さんたちがみんな「ありがとう!」「おつかれさま!」と声をかけてくださいます。
「地震の片づけもまだ済んでないんだけど、まぁ泥を先に出してしまわんとだからねぇ」と活動現場近くの方がシャベル片手にお話ししてくださいました。
◇能登町神社案件
お正月の地震で倒壊した鳥居や狛犬(こまいぬ)。
いまだ片づけることができずそのままのところもたくさんあります。
住宅や道路など生活に直結するところを優先しているため、お待ちいただいている案件もあります。
ただ地域の管理となっている神社も多く、住民さんたちはいつまでもそのままでは神様に申し訳ない、地域のよりどころがきれいにならないと落ち着かない、とおっしゃられます。
少しでも地域の皆さんのお気持ちが和らぐよう、せめて大事なお社がきれいになればと思います。
また機会に応じて公共性の高い案件も進めていきます。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
本日の重機チームの現場は倉庫裏の土砂撤去でした。
と言っても、水害による被害ではありません。2024年1月1日の震災で裏山が擁壁ごと崩れ、倉庫に流れ込んだままになっていたのです。
住居周りの土砂撤去など緊急性の高い案件を優先しているため、すぐには対応できないことは快くご了承いただいてはいたものの、やっと着手できたのが2024年9月半ば。それが2024年9月21日の大雨被害でまた中断となっていた案件でした。
発災から10カ月たってようやく完了。私たちもホッとしましたが、依頼者さんに大変喜んでいただけたことが何よりでした。
奥さまも、「においがきつくて近寄れなかったのよ。これで倉庫に入れるわ」とのこと。
長らくお待たせして申し訳なかったです。
地震と水害の二重災害を受けた能登、まだまだ活動は続きます。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
徳島市から2回目の参加、おのっちです。
私がオープンジャパンに参加する理由。
それはひとりでも多くの方に能登の今を知ってほしいから。
2日間、輪島市南志見地区のお宅に泥出しに行きました。
お父さんが少しでも笑顔になって、前向きになってくれたら嬉しいな! と明るくみんなで話もいっぱいしました。
泥が床上まで堆積していました。
皆んなで泥出しをして奇麗になってくるとお父さんも自然と笑顔に。
まだまだ道半ばかもしれませんが、先に作業されてたボランティアの方からのバトンをしっかり受け継ぎ、次の方にバトンをお渡しできるようできる限り奇麗にして、本日の作業は終えました。
先月訪れた際にも被害は想像をはるかに超えるもので、どうなるのか、と思っていました。少しずつですが一歩ずつ前へ進んでいる光景に希望を感じました。
しかしまだまだボランティアの支援も必要です!
困っている方が少しでも前向きに、笑顔になってもらえるように、皆様もそれぞれできることで、支援を一緒にお願いいたします。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
春に団長が1人で能登町の保育園でサーカスをやってくれたのがはじまりでした。
「かならずまた団員を連れて帰ってきます」といって帰っていかれた団長さん。
その投稿を見た珠洲市の中学校の校長先生から「ぜひ珠洲の子供たちにもお願いします」と公演のご依頼をいただきました。
珠洲市教育委員会や珠洲市社会福祉協議会と連携し、珠洲の小中学生を招待することができました。
そして、団長は約束どおり、本日多くの仲間を引き連れてサーカスを披露してくれました。
珠洲市はコロナ明けであった昨年(2023年)5月にも地震が起こり、そして今年(2024年)新年早々にも地震、さらに追い打ちをかけるように9月の豪雨災害に見舞われました。
ずっと遠足や修学旅行、学校事業をできずに過ごしてきた子供たちがたくさんいます。
そんな子供たちが今日は目をきらきら輝かせ、楽しそうにサーカスを見てとても喜んで笑顔で帰っていきました。
言葉じゃないもので伝える。それによってお互いの心がつながり通じ合う。顔の表情だったり体の動作。
これを糧に子供たちも災害に負けずに立ちあがり、珠洲市がまた復活できるようになっていくきっかけとなってくれればと思います。
クロワッサンサーカスの皆さん、ありがとうございました!
たくさんの笑顔が早く能登半島に戻ってくるといいな。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
雨予報に備えて、急きょ、輪島市の南志見地区へ。
家裏で土砂崩れが起きたお宅で、家に雨水が流れ込まないよう、側溝が埋まってしまったあたりに水の道を作る作業です。
重機作業の予定でしたが、水をたっぷり含んだ土砂は長靴が膝まで埋まるほどのぬかるみで、途中から重機では無理と判断。
はまり込んだ重機をもう一台の重機で救出した後、スコップの出番となりました。
重たい泥に難儀したものの、4人の力で何とか完了することができました。
住民の方もひとまず安心されたようですが、家周りの大量の土砂撤去はこれからです。どうか雨がひどくなりませんように。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
私たちは地震以来、能登町にベースをおかせてもらい活動を続けています。
奥能登の各地へと出やすい立地でもあります。
今回の豪雨にあたっても、近隣に入る連携団体のお手伝いで各現場にも訪れています。
孤立の続いた輪島市南志見地区へも入るようになりました。
金沢からかけつけてくれた「ひっと」が活動レポートを送ってくれました。
同じ県内からのボランティア、心強い限りです。
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今回、金沢から4度目のお手伝いです。
主に泥出し、畳を出す作業です。
力が強くない私ですが、住民さんに一輪車の運び方のコツを教えてもらいながら、水をたくさん含んで重たくなった土砂を地道に捨てました。
住民さんともお話ししながら作業をし、「いつの間にかここまで進んだね!」と住民さんが「ビフォーアフターの写真撮ればよかったー!」と嬉しそうにしてらっしゃる姿はとても嬉しいものでした。
また頑張ろうって思えます。
こちらのお宅へお手伝い行ったのが、私含め3人みんなが女性。力仕事だけど、大きな力は出せなくてもコツコツとお手伝いできます。
また時間を作っては金沢から来るので、頑張らせてください。
金沢のみんなにも、もっともっと能登の復興お手伝いに積極的になってほしいです。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
地震から引き続き、OPEN JAPANと連携して写真洗浄をおこなっているあらいぐまK1さんからのレポートです。
大切な思い出、すこしでも残すことができるように取り組んでおられます。
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地震による倒壊や津波、豪雨による浸水、土砂流入で大切な写真アルバムも被災してしまいました。
OPEN JAPANとあらいぐま能登は協働で写真洗浄会を実施することにしました。
住民の皆さんの写真を、できるかぎり救いたいと思っています。
写真が水にぬれて表面が溶け出してしまっても、捨てる必要はありません。捨ててしまうと取り返しがつかないのが「写真」です。
水にぬれたままの写真アルバムがありましたら、応急処置としてページを広げて乾かしておいてください。
長いことぬれたままにしておくと、バクテリアによる侵食が止まらず、やがて写真像が消えてしまいます。
乾いてしまえば写真洗浄は片付けが落ち着いてからやるということで大丈夫です。
ボランティア参加も歓迎しています。
参加のハードルが低いというのも写真洗浄の良いところです。誰でもできます。特別な技術は要りません。
この活動はできれば地域の皆さんと一緒にやっていきたいなと考えております。地域再始動のきっかけになれたら、それ以上の喜びはありません。
「何かしたいな」と考えている方は、地域の中にもかなりいらっしゃるのではないかと思っています。申し込みは不要です。途中参加・途中退出もOKで、ちょっとの時間でも大丈夫です。お気軽にお越しください。
皆んなで写真を洗いましょう。
(K1)
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
重機チームは能登町内の山間部での活動が続いています。
地震で弱っていた山が雨で崩れ家裏に押し寄せている状態です。
一軒のお宅がそれぞれご立派で宅地も広いため、土砂撤去の範囲も広く、家裏からの搬出も不整地運搬車などを活用しながら進めています。
輪島市門前の深見地区での活動も続けています。
住民さんたちとのコーヒータイムもすっかり定着し、作業前や休憩などはご近所の皆さんと歓談の時間です。
同じく輪島の南志見地区でも活動を開始しました。
地震以来、能登町社協と連携して活動しています。
現地調査に一緒に訪れながら、社協ボランティアさんとわれわれで行う現場の振り分けや、共同してできる部分のすり合わせ、技術的なアドバイスなども行っています。
また他市とくらべ外部の応援が少ない状態で、豪雨災害ボランティアセンター運営と地震対応、支えあい事業、通常業務を並行して町単位社協で行っておられるため、週末のボランティアセンター運営のサポートも行っています。
能登町社協の皆さんも多忙の中、長く続くボラセン対応を行いながら、ニーズの漏れがないようにと細かく住民さんとお話をしながら運営を進めておられます。
私たちも必要とされることを行いながら、地域の皆さんといっしょになって活動をすすめています。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
3連休にはたくさんの方が活動に参加してくださいました。
神戸からは啓明学院高等学校のみなさんが能登町へ。
1、2年生39名と職員6名が来てくださり、豪雨での被害を受けた柳田地区で活動しました。
学校が30名の定員で募集をかけたところ、たくさんの応募があったそうです。3年生は進路のこともあり、今回は1、2年生の希望者全員で来てくれました。
今の高校生は親が阪神淡路大震災を経験した世代。
私たちの源流も神戸元気村にあること、2024年1月の地震からあらたな災害を受けた地域のお話、若者だからこそできる支援があることをお伝えさせてもらい一緒に汗を流しました。
「能登は本当に星がきれいです」と高校生が教えてくれました。
3日間、しっかりと汗を流し、住民さんともお話をし、能登の美しさを体感して神戸へと戻っていかれました。
たくさんの元気と笑顔をありがとうございました。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
能登では社協と連携しながら活動し、輪島では連携団体と協力しながら日々活動しています。
どんどん住民さんとの距離感が縮まり、いろいろな会話をしてくれることが増えるこがとても嬉しい。
週末はKEENも参加、タープをおいてカフェを行い、住民さんの集まり所なども設けました。
いろいろなことを話してくれるなかで「地震より洪水の方がしんどいわ〜」「目の前でいろいろなものが流された」「でもこうやってみんなと話せることが幸せ。来てくれてありがとう」と後ろ向きな正直なお気持ちと、いろいろな人が来てくれることの喜びも感じ取れました。
豪雨災害はやっぱり時間との戦いです。
地震からようやく心が前向きになっていた矢先にまた振り出し、マイナスなる二重災害。
住民さんに、やっぱり“能登を忘れない”ということ伝えて、少しでも前向きになって、また能登にたくさんの笑顔が戻ってほしいなと思います。
『能登はやさしや土までも』
(りき)
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一般社団法人OPEN JAPAN-オープンジャパン(旧ボランティア支援ベース絆)は、日本全国にネットワークを持つ団体や個人の集まりです。2011年3月11日から約1週間後、震災直後から東北入りしていた、過去の災害地でも行動をともにした仲間が石巻に集結しましたそれぞれの得意技を生かしたボランティア活動で着々と地元の方々とつながりが生まれてきました。
これまでに、熊本地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、九州北部地震、福島県沖地震、熱海土石流、秋田豪雨、能登半島地震、秋田・山形豪雨など全国各地の被災地で支援活動をしてきています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
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