寄付受付開始日:2024/01/03
更新日:2024/11/21
地震の被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
令和6年1月1日、石川県能登地方で発生した地震による、深刻かつ広範囲な被害が報告されています。私たちは、昨年5月の地震で珠洲市に入り、被災した方々を支援してきましたが、それから日が浅いこともあり、とても心を痛めております。
昨年の珠洲市での活動の様子はこちら
オープンジャパンでは、これまでもさまざまな被災地において、発災直後から、被災した地域が自立的に立ち上がれるようになるまで、地域に寄り添い支援してきました。
これまでの被災地での活動についてはホームページをご覧ください。
今回も、地元の自治体、社会福祉協議会、関係機関、各種支援団体と連携調整し、現地のニーズに合わせた支援活動を実施していきます。
被災された方々には、長く、つらい時間が続くことが予想されます。私たちも、少しでも早く復旧・復興ができるよう全力を尽くしますので、皆さまのご支援も宜しくお願いします。
最新の活動情報についてはSNSで発信しております。
<寄付受付期間延長のお知らせ>
地震に続く豪雨災害。地震による山や河川のダメージが被害を増大させました。被災された方々の生活再建が遅れています。私たちは活動地域を広げ、重機やダンプも追加して地震対応を続けています。冬を目前にサロンやイベントも地域の皆さんと行い、雪による孤立に備えた物資配布なども行います。みなさまとともに「その先の笑顔のために」つながる支援を拡大したく、寄付受付期間を延長いたします。さらなるご協力をお願い申し上げます。(2024年11月21日更新)
皆さまからのご支援は、被災地の状況やニーズに合わせて、以下のような活動を通じて、被災された方たちの生活再建に使用させていただきます。
1.専門スタッフ派遣
自治体や社会福祉協議会、各種支援団体との連携調整、重機作業や被災家屋の応急対応などの経験がある専門的なスタッフを派遣します。派遣するための人件費、旅費交通費など。
2.重機や車両等の活用
ブロックなどの危険物除去、搬出、倒壊家屋から貴重品等の取り出し作業等に利用する重機や車両等にかかわる費用。
3.炊き出し、物資・備品・資機材購入、提供
炊き出し等による調理器具や材料の提供、支援活動に必要な物資・備品・資機材の購入、提供
4.被災家屋の応急対応や保全活動
地震により損害を受けた被災家屋等の危険物除去や応急的な保全活動
なお、ご支援いただいたご寄付のうち、5%程度を運営管理費として予定しています。あらかじめご了承ください。
"#2024notopeninsulaearthquake"
更新日:2024/11/21
山形での活動開始と並行して能登でも活動を継続しています。
2024年8月2日から4日にかけては「橋の下世界音楽祭」のみなさんが能登の各地に音楽を届けてくださいました。アイヌ音楽を奏でる「OKI&REKPO」さんがコンサート。
2024年8月2日に珠洲市乗光寺にて開催。
2024年8月3日には縄文遺跡で有名な能登町、真脇遺跡縄文館にて開催。
縄文遺跡でアイヌの調べ。館長の高田さんによる縄文トークにあわせて私たちはサロンを開きました。
そして2024年8月4日、能登町宇出津のいやさか広場大屋根会場において宇出津大屋根盆踊りを開催しました。
酒樽神社宮司の祝詞からはじまり、地元の和太鼓鼓友(こゆう)さんの太鼓で幕を開けました。
太鼓に合わせステージには能登高校書道部の書が掲げられます。
準備中はあいにくの土砂降りでしたが、宮司の祝詞ともに雨がやみ、青空が広がっていきました。
ハシノシターズ、OKI&REKPOさんたちの演奏、皆さんの太鼓、たくさんの方たちが音楽に合わせ体を揺らし、子供たちは自然と踊りリズムをとっていました。
私たちは会場のむかい、海辺の芝生で能登高校の生徒たち、地元・新村地区の新友会のみなさんといっしょに子ども縁日も開催しました。
木工ワークショップでは鵜川のお寺さんから鐘楼の廃材をいただいてきました。木をこどもたちが自分で切って願い事を書いてから、一本の樹にみたてて木片をつなぎ合わせます。少しずつ希望の再生の樹が成長していきました。
会場では地元の商店のみなさんが出店をだしてお祭り気分は最高潮です。
「好きなものをちゃんとお金出して飲んで食べるっていうのは大事なことなんよ」
生ビール片手のおばあちゃんがお話してくださいました。
会場の一角では先日の豪雨で被害を受けた山形、秋田の皆さんに向けて土のう袋に応援メッセージを能登の皆さんに書いていただきました。
その思いも携えて山形、秋田の皆さんにお渡ししてきます。
最後は「宇出津地区婦人会」による盆踊り。
浴衣をまとった婦人会の皆さん、輪になって能登町音頭から踊り始めました。
町民の皆さんも、ボランティアも踊りの輪に加わってみんなでずっと踊り続けました。
地域のみなさんがみずから立ち上がって、動いてできた盆踊り。
2024年1月からともに支援を行ってきた仲間である橋の下、ボンジャス、結のみんなと一緒にわたしたちも楽しい時間を持つことができました。
能登の皆さんの笑顔に励まされて、山形の支援にも思いを新たに出発することができます。
能登での活動ももちろん継続します。しばらく2拠点での活動です。
どこにいても、私たちの活動は「その先の笑顔のために」。
わっちゃ、やっぞ!!
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
東京から高校生たちがボランティアに来てくれました。
ドルトン東京学園から高校生有志18名と引率2名が能登高校に一年間「留学」に来ている地元高校生2名といっしょにボランティアに参加してくれました。
初日は雨天、家屋内案件とサロン、地元団体が行っている輪島塗洗浄の三カ所に分かれて活動を行いました。
中高一貫で新設6年目という学園です。自主性を重んじる教育方針ということもあり、高校生たちもみんな積極的に活動してくれました。
二日目は家屋内案件、土のうづくり、サロンの三カ所で活動。
かなり蒸し暑い中でしたが、休憩しつつチームワークを発揮してその日のミッションを達成してくれました。
住民さんともお話をしながら、それぞれが肌で能登の今を感じていました。
作業終了後、語り部のひと時を持ちました。
東日本大震災で被災したOJのばんちゃん、熊本地震で被災したNPO「きままに」の吉村静代さんがそれぞれの経験と、若者に伝えたいことをお話しました。
また、今回の能登半島地震で被災し家屋の倒壊により大切なご家族を失い、ご本人も長期入院を余儀なくされていた能登町の森さんもその経験を高校生のみんなにお話ししてくださいました。
高校生ひとりひとりそれぞれに感じたことを持ち帰ってみんなで共有し、またその感想を伝えてくれるとのことです。
最初は声の小さかったみんな、帰るときは大きな声であいさつをしてくれました。
また能登でみんな来てくれることを待っています。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
連携団体のツンさん率いるちょんまげ隊と仲間たち、能登にも何度も支援に入っておられます。
カタールワールドカップで、会場を清掃する日本人サポーターとしてニュースにもなったみなさんです。日本代表サポーターとしてサッカー代表を応援しながら、被災した地域の子供たちをワールドカップに招待するプログラムも行われています。
今回のパリオリンピックにも能登の子供たちを連れて行こう、と募集をし、申し込みのあった5人の子供たちとパリへと旅立ちました。たくさんの仲間たちの応援もありました。
OPEN JAPAN奥能登支援ベースの村長を務めるリキもドイツでサッカーをしていた経験もあり、前回カタールに続き今回も能登の子供たちの引率役として同行しています。
のと里山空港から旅立つときは家族の皆さんとお見送りに行きました。一緒に旅立ったリキからの出発報告です。
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こんばんは!!
どんどん暑くなってきましたねー!!
そんなこんなで、約90日前にちょんまげ隊ツンさんらとともに決まった"トモに能登の未来へ"の出発です。
3人の子供たちを連れて行くという話から最後は5人になり、時間が無い中でもみんなのお力添えのおかげで5人無事にパリに行けることなりました。
能登への関心、支援も薄い中で子どもたちをパリオリンピックに連れて行く事により、いろんなメディアに出てもらい風化をさせないこと。
そして、避難所生活や被災して心に大きな傷を負った子どもたちにいろんな世界を見てもらうために。
最後に能登を助けてくれた世界の方々に感謝を伝えに。
能登の未来にむけたプロジェクトです。
まぁ僕が一番楽しんでいそうな気がしないこともないんですけど笑(りき)
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
全国的な猛暑、能登半島も暑さが続いています。
大工案件はおうちのお片付けのお手伝い。
解体を前に必要な荷物を取り出したいというお宅も多いです。
この日はお肉屋さんの業務用冷蔵庫の移動。
みんなで汗だくになりながら地域の方と一緒に活動しました。
また別のお宅では空き家になっていたお宅の片づけと応急復旧案件。避難所の閉鎖が近いため、戻るお宅の居住空間を確保します。
損壊判定が半壊に満たないため仮設にも入れず、応急復旧修理制度も使えないため社協と役場から相談を受けた案件でした。
どうしても制度の隙間におちいってしまうケースが生まれますが、各所連携しながら対応方法を見つけて活動をしています。
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サロンなどで訪れている仮設住宅の住民さんたち、お話をしているとお味噌づくりに興味があるとのことでした。
ならば作ってみよう、ということでみんなでお味噌づくり。
麹(こうじ)をゆずっていただけるところを探しながらお話を聞いていると能登のお味噌は少し味が濃い目なんだとか。
仮設の集会所に集まってみんなでお味噌を仕込みました。
「私は京都から嫁に来たから少し違うかも」「うちはなんにでもお味噌を使うから」とお話にも花が咲きました。
お味噌ができるまでの楽しみな時間も一緒につくることができました。
こちらの仮設では大工班が午後からお部屋の棚づくりにもお邪魔しています。少しでも生活に暮らしやすさと楽しさが増えるきっかけづくりをお手伝いできるように努めています。
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しばらく雨続きです。強い雨にゆるんだ地盤の心配もしつつ、休みも入れながら安全第一で作業を続けています。
サロン班はヨモギを使ったワークショップ、大工班は重さ100kg近い仏壇の搬出作業などを行いました。
重機隊は重機が入れない家屋裏に転がり込んだ巨石の撤去を続けています。
地道にコツコツと家屋にダメージを与えないよう、バランスをみながらの削岩作業。
社協にもいまだ週2~3件は新規ニーズが上がり続けています。また、私たちに直接ご相談されるニーズも社協につなげながら対応しています。
各地の豪雨情報を追いかけながら、能登での活動もまだまだ続きます。
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私たちがベースを置かせてもらっている能登町宇出津地区。
能登半島に伝わるキリコ祭りの口火となる「あばれ祭り」が開催されました。
「正月はできんかたったけれど、祭りができたら上出来よ」と住民さんがお話してくださいました。
ずっと半年、大変な日々を過ごしながら心待ちにしていたハレの日を迎えたみなさん。
「この祭りだけは絶対に見てほしい」といつもお話しされていた住民さんたちの晴れ姿をまぶたに焼き付けました。
地域の力強さをずっと感じていましたが、その源を見た思いです。
お祭り当日はわたしたちも活動を休止し、ボランティア有志で「よばれ」というお祭りのおふるまいのお手伝いを行い、「キリコ」の担ぎ手として参加しました。
キリコが先導し、その後酒樽神社と白山神社のお神輿が練り歩きました。最後は八坂神社に宮入り。
3社とも氏子さんたちと鳥居の撤去などにあたったお宮です。
半年前から今日まで私たちを受け入れ、大切なお祭りにもおよびくださった地域の皆さん、ありがとうございました。
来年のお祭りに向かってすでに心おどらせている地域の皆さん。
日常の生活をともに過ごしながら、日々の暮らしを取り戻すお手伝いを継続しています。
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先日、宮城県七ヶ浜からきてくださった大工の渡辺夫妻から引きついで、仮設住宅での棚づくりを進めています。
西日本豪雨や胆振東部地震、台風19号での丸森町での仮設でも同様の取り組みを行ってきました。
渡辺さんやジョッキーから習った若者たちが住民さんのご依頼、ご要望にしたがって「ここにちょっと棚があるだけで」「ここに踏み台があるだけで」といった仮設での生活環境改善に取り組んでいます。
宇出津の街中はお祭りを前にキリコが立ち並び少しそわそわした雰囲気がしています。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
2024年7日2日に能登町の旧庁舎あとに大屋根広場が完成し竣工式(しゅんこうしき)が開かれました。2024年3月に完成予定でしたが震災により現在となりました。
お祭りの会場である弥栄広場に面しています。
私たちは2024年1月4日に能登町に入り、その時町の許可を得て車中泊していたのが弥栄広場でした。当時はひび割れだらけの中、吹雪と余震でなかなか寝付けなかったことを思い出します。
式では八坂神社の弥栄太鼓が披露され、最後は宇出津保育園のこどもたちによるキリコ巡業が行われました。町中にも祭のちょうちんがさがり、今日は各町で子どもキリコが練り歩きました。
もう半年、まだ半年
半年という言葉がメディアでも飛び交い、最近は少なくなった報道陣も能登に戻ってきていました。
お話をしていた住人さんは、
「半年っていわれて、もう半年という実感はよくわからないです。あれが三日前っていわれても、一週間前っていわれても不思議じゃないんです」
「でも、世間が半年って注目して能登のことを思い出してくれるならそれでいいのかなって」
そう話してくださいました。
この半年で進んだこと、まだ進まないこと、たくさんのことがあります。そして復旧にはまだまだ時間が必要です。
毎日のどこかで、ふと、そんな能登のことを想い、伝えることもとても大事なことなのだと感じています。
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OPEN JAPANよりご支援のお願い
能登町内各地での重機活動も続いています。
地震以来半年倒壊した倉庫の下にはさまれていた車の引きだしを行いました。
町の中心部に近い場所で人通りもある場所でした。
持ち主の方も、土地の所有者の方もこれで少しでも気がかりが晴れてもらえたならと思います。
サロンも地元の方を交えて毎日行っています。
能登町の宇出津では2024年7月初旬の「あばれ祭り」を前に、少し町がそわそわと高揚しているような雰囲気がしています。
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一般社団法人OPEN JAPAN-オープンジャパン(旧ボランティア支援ベース絆)は、日本全国にネットワークを持つ団体や個人の集まりです。2011年3月11日から約1週間後、震災直後から東北入りしていた、過去の災害地でも行動を共にした仲間が石巻に集結しましたそれぞれの得意技を生かしたボランティア活動で着々と地元の方々と繋がりが生まれてきました。
これまでに、熊本地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、九州北部地震、福島県沖地震、熱海土石流、秋田豪雨など全国各地の被災地で支援活動をしてきています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
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