寄付受付開始日:2024/01/03
更新日:2025/02/07
令和6年1月1日に発生した能登半島地震において、2024年1月3日から現地入りし、現在まで(2024年11月末)、能登町を中心に、奥能登の各自治体、社会福祉協議会、関係機関・団体や、多くの仲間たちとともに、さまざまな支援を継続しております。
発災直後は、温かいものが食べられない避難所を中心に、連携団体とともに炊き出し(約7万食)を行いました。
過去の活動地をはじめとした各地からの支援物資配布や、長引く断水地域での給水車による水の供給にもあたりました。
また、重機を使い、倒壊した家屋に阻まれた道路の啓開も行いました。
その後はフェーズの変化に伴い、重機によるがれきの撤去や大工活動による家屋の応急復旧、貴重品の取り出し、災害ボランティアセンターのサポートなどを行っています。
並行して炊き出しやサロンなど心のケアのための活動も継続しています。
能登町では地元の味を守るため、九代続くお醤油やさんの樽の救出なども行いました。
また、能登の心のよりどころであるお祭を絶やさないために、神社の崩れた鳥居の撤去など、日常生活とコミュニティーの復興につながる活動も行っています。
11カ月間に、当団体独自のネットワークを活かし、各地から個人、企業・団体など延べ4,400人の仲間が活動に参加しています。
まもなく1年がたちます。まだ復旧・復興には長く時間がかかります。私たちも、引き続き、被災された方々の“その先の笑顔”のために、できることを続けていきます。
みんなで能登を忘れず、ともに歩めるよう、引き続きのご支援をよろしくお願いします。
能登半島地震の活動の動画は以下をご覧ください。
これまでの被災地での活動についてはホームページをご覧ください。
最新の活動情報についてはSNSで発信しております。
<寄付受付期間延長のお知らせ>
地震に続く豪雨災害。地震による山や河川のダメージが被害を増大させました。被災された方々の生活再建が遅れています。私たちは活動地域を広げ、重機やダンプも追加して地震対応を続けています。冬を目前にサロンやイベントも地域の皆さんと行い、雪による孤立に備えた物資配布なども行います。みなさまとともに「その先の笑顔のために」つながる支援を拡大したく、寄付受付期間を延長いたします。さらなるご協力をお願い申し上げます。(2024年11月21日更新)
皆さまからのご支援は、被災地の状況やニーズに合わせて、以下のような活動を通じて、被災された方たちの生活再建に使用させていただきます。
1.専門スタッフ派遣
自治体や社会福祉協議会、各種支援団体との連携調整、重機作業や被災家屋の応急対応などの経験がある専門的なスタッフを派遣します。派遣するための人件費、旅費交通費など。
2.重機や車両等の活用
ブロックなどの危険物除去、搬出、倒壊家屋から貴重品等の取り出し作業等に利用する重機や車両等にかかわる費用。
3.炊き出し、物資・備品・資機材購入、提供
炊き出し等による調理器具や材料の提供、支援活動に必要な物資・備品・資機材の購入、提供
4.被災家屋の応急対応や保全活動
地震により損害を受けた被災家屋等の危険物除去や応急的な保全活動
なお、ご支援いただいたご寄付のうち、5%程度を運営管理費として予定しています。あらかじめご了承ください。
"#2024notopeninsulaearthquake"
更新日:2025/06/02
ゴールデンウィークもいろいろな方々が能登に来てくれて、みんなでワイワイ作業しています。2025年5月4日からは去年に引き続き、啓明学院の生徒のみなさんが50名ボランティアに参加してくれました。
豪雨被害の大きかった能登町北河内地区の光明寺で床下の泥出しと庭の泥出しを行いました。
それとは別に立正大学から10名も来てくださり、別班で住民さんと交流会を行いました。
久しぶりに北河内に若者があふれかえり、住民さんも『何十年ぶりにこんな景色見たやろ』と言ってくださり、活気づきました。
街中にも里帰りしている家族がちらほら見え、公園で帰ってきた孫が遊ぶ姿を嬉しそうに見つめるおばあちゃんたちもいたり、ゴールデンウィークらしい景色が見えました。
来たボランティアの方にはいつも意識して伝えていることがあります。
それは「ここに来て見たこと。感じたことをしっかり周りに伝えてほしい。自分だけにとどめないで、こられなかった人たちにシェアしてほしい。そうやってみんなでつながり、つなげて、能登を忘れない、風化させないようにしてほしい」と。
最近よくいろいろな住民さんの口から出るのは「能登を忘れないでほしい」という言葉です。その言葉をみんなにしっかりつなげていきたいと思います。
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連休に入り各地から仲間たちが集まっています。
20代のわかものたちが中長期で参加、穴水では倒壊した倉庫からの貴重品出しやサロン、能登町での土のう運びなどいろいろな現場に参加、毎日あたらしい発見をしたと教えてくれます。
また石巻のご縁からWe Are All Oneの皆さんが参加、とてもパワフルでチームワークを発揮して土留めの土のうづめに大活躍でした。
輪島の大沢地区でも活動されました。
また茨城県牛久からは高校生40名が参加しました。地元能登校、また大学生も合流し、能登町真脇地区で活動しました。
地域のご婦人たちとお昼ご飯づくりにも挑戦し交流のひとときも持ちました。
たくさんの有志が行き交いながら、地域の皆さんと交わりお互いに元気づけ励ましあいながら活動していく毎日です。
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ゴールデンウイーク前半に入り各地から仲間たちが能登入り。
家族連れで参加してくれた仲間は、能登町で二日間側溝の掘り出しをおこなってくださいました。子どもたちの姿に住民さんたちが喜んでくださいました。
「きのどくなねー、こんな小さいうちから本当にすごいわ、私も元気出た」と笑顔でお話をしておられました。
連携団体のSeeds of hopeがコーディネートしている輪島市大沢地区では大工活動。
以前泥出しなどでお邪魔したお宅の仮床張りを行っています。
浜では住民さんたちが重機を扱い、地震で隆起した港に、豪雨で流れ込んだ土砂を取り除きながら船が出せるよう水路を掘っておられました。
床張りに入ったお宅ではお昼にタケノコとワカメのおみそ汁をいただきました。
やっとの思いで海にこぎ出し、採ってくることができた自慢のワカメ。今が旬とあって柔らかく甘みがあってとてもおいしかったです。
「船がでられるようになったら、みなさん乗っけて海にいくから」
とご主人は昼食をとられると浜へ水路堀りに出ていかれました。
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しばらくアースデイ出展や宮城への資機材移動などで人が少なかった能登での活動。
重機チームを中心に、こつこつと能登町での土砂撤去を行っています。
高台の石垣が崩れ下のお宅にかかってしまっている状態です。
慎重に崩れた個所を撤去しながら、急な坂道を不整地運搬車を使用して土砂を運び出していきます。
ゴールデンウイークに来られるみなさんと土留めの処置ができるよう、準備にとりかかっています。
能登も桜が散り、日中は暖かい日が続いています。
海鳥にまじりつばめが、姿を見せるようになりました。
宇出津の町並みをみおろせる現場で、いましばらく活動が続きます。
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重機チームは、輪島市の大沢地区で連携団体とともに活動を行っています。
地震で隆起したあとに豪雨で、山からの土砂が流れ込み堆積してしまった漁港。
春のわかめ漁シーズンを迎え、なんとか船を出したいという地域のみなさん。
連携団体のSeeds of hopeとDRTのみなさんが漁港から流木を取り除き、仮の船着き場を作りました。さらに堆積した土砂を取り除いて船が出られるように水路を沖に向かって掘り進めています。
掘り進める作業とともに、土砂をフレコンパックにつめて水路の両脇においていくための下準備をおこなっています。
フレコン詰めに使う道具も、能登町の業者さんが貸してくださいました。
山形でも一緒に活動したタビイクのメンバーにも、お手伝いいただいてみんなで活動を続けています。
もう一カ所の水路を掘るために、大きな重機を動かしているのは建設業者でも働く地元の漁師さん。
少しずつ、春の海にこぎ出していく日が近づいています。
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大阪や東京、各地から美容ボランティア「コンセント」に集まるみなさんが能登町にやってこられました。地元能登町や輪島の美容師さんも加わって28名の大人数。
午前中は能登町の各地に分かれてヘッドスパや耳つぼマッサージなどのサロン活動を行ってくださいました。
午後は、能登町の海側と山側にわかれて土砂出しに。地震や豪雨で孤立した北河内では重機で土砂をかいたあとに残っていた泥をかぶったお墓の清掃を行いました。
おうちの方が入院されておられ、ご自身でやりたいけどできないから、とご依頼をうけていました。
豪雨災害以降、足しげく通う中でいろんな交流がある地区ですが、今日が一番住民さんが集まられていたかもしれません。
みんなで輪になってお話をしながら、各地からきている美容師さんたちに地域の皆さんが災害の体験談をお話してくださいました。
ここで得たことを、美容師の皆さんが各地でまた伝えてくださることと思います。
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能登町の桜も満開となり、少しずつ気温も温かくなってきました。
重機チームは能登町内のニーズにあたっています。
すこしずつ残ニーズも減る中で、輪島や近隣で活動する仲間たちの応援にも向かっています。
大工チームも現在のニーズをほぼ完了してきましたが、まだぽつぽつと新しいニーズが入ってくるような状態です。
新規ニーズの現地調査も行いながら活動を進めています。
地元のイベントのお手伝いなどもしながら、少人数で活動しています。
うれしいことに、最近は地元の若者たちが常駐的に活動に参加してくれるようになりました。あたらしい春を迎えています。
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OPEN JAPAN奥能登支援ベースの村長としてずっと活動し続けているリキ。
持ち前のコミュニケーション能力ですっかり能登のあちこちで温かく受け入れていただき、いつもみなさんからお声がけをいただいています。
そんなリキが出身地徳島から、所属するダッシュ隊徳島とともに祭りの町能登に阿波踊りをつれてきてくれました。
阿波踊りの本場でもナンバーワンと言われる阿呆連のみなさんのご協力の下、あちこちでたくさんの踊りの輪が広がりました。
重機活動やサロン活動の傍ら、この催しにむけてのと町内のあちこちで住民の皆さんと阿波踊り教室をしながら備えていました。
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能登町内での重機案件やサロン活動などが続いています。
年度替わりにともない社協、能登町役場ともMTG、ニーズのすり合わせや今後についてを打ち合わせました。
地域ニーズのご依頼もあり、国重地区では住民の皆さんが行われる道普請のお手伝い。いっしょに側溝や斜面の清掃を行いました。
3月30日はチームGのみなさんが、メンバーの会社のボランティア部を引き連れて仮設住宅でボッチャ大会を行ってくださいました。
ボッチャとはヨーロッパ生まれの競技でパラリンピックの正式種目としても採用され、誰でも楽しめるスポーツとして普及が進んでいます。
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連携団体のSeeds of hopeがコーディネートする輪島市大沢地区でも引き続き活動。
週末には孤立していた集落に奥能登で活動する各連携団体に集まる80名のボランティアが参加するということで、泥出し準備のために家屋の養生を行いました。まだ泥がはいったままになっていた納屋の泥出しと漁具の洗浄も。
地震で隆起し、豪雨で土砂が流れ込んだ港内の流木撤去をDRTのみなさんが行っておられました。
春のワカメ漁が最盛期に向かう頃です。船を重機で海が来ているところまで運び、仮設の船着き場を作っておられました。
漁師さんたちがみな笑顔でワカメのことや、沖合でとれる魚のことを教えてくれました。
「この辺は天然のワカメを刈っていて、そりゃ柔らかくて甘くておいしいんよ。メカブなんかは煮込んだらとろけるからな」
また、海に出られる。その一点だけでまだ水も電気も復旧していない集落に静かに活気がみちているように感じられました。
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※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
一般社団法人OPEN JAPAN-オープンジャパン(旧ボランティア支援ベース絆)は、日本全国にネットワークを持つ団体や個人の集まりです。2011年3月11日から約1週間後、震災直後から東北入りしていた、過去の災害地でも行動を共にした仲間が石巻に集結しましたそれぞれの得意技を生かしたボランティア活動で着々と地元の方々と繋がりが生まれてきました。
これまでに、熊本地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、九州北部地震、福島県沖地震、熱海土石流、秋田豪雨など全国各地の被災地で支援活動をしてきています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
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