令和6年1月能登半島地震地域コーディネーター支援募金(エティック)

寄付受付開始日:2024/01/02

  • 領収書あり
[ 令和6年1月能登半島地震地域コーディネーター支援募金(エティック)]の画像
発災後、地域を支える人材の支援に取り組んでいます(2024年1月2日の輪島市付近)

特定非営利活動法人エティック

プロジェクト概要

更新日:2024/11/20

被災者のニーズの隙間を埋める

2024年1月1日に石川県能登地方で震度7の地震が発生したという情報を受け、NPO法人ETIC.ではチャレンジ・コミュニティ・プロジェクトの会員である石川県能登エリアの株式会社御祓川、金沢市では株式会社ガクトラボ、富山市では合同会社ハピオブを通じて、人材支援や物資支援を視野に入れた情報収集を行っています。

今後の中長期的な地域の復興のためには初動での支援や必要なニーズの調査が欠かせません。我々はこれまで地域で活動してきた団体の信頼関係を活かし、拾いきれていない様々なニーズの調査・人材支援を行う予定です。
被災地での活動に何卒、ご支援をよろしくお願いいたします。

私たち認定NPO法人ETIC.(エティック)は社会や地域の課題解決に取り組む団体の支援をしている団体です。
ETIC.では2004年から地域の中で新たなプロジェクトを生み出す経営者やリーダーたちの右腕となる学生や社会人を繋ぐ中間支援組織を育成することで、地域を支える新たな事業を生み出してきました。現在では全国100以上のエリアで新しいプログラムを生み出す経営者や、それを支える中間支援組織とのネットワークを育んできました。

今回の被災エリアである能登では株式会社御祓川、金沢市では株式会社ガクトラボ、富山市では合同会社ハピオブがネットワークメンバーであり、地域の若者のチャレンジや外部人材を通して地域のチャレンジを生みだし、伴走をしてきました。

中間支援組織を通して大学生や外部の人材を受け入れ、地域に住む人たちの生活を支えるプロジェクトを実施しています

これまでも2011年に発生した東日本大震災では、復興に取り組む東北の経営者や地域のリーダーを支えていくために、リーダーの右腕になる人材を1年間派遣する「右腕派遣プログラム」を実施しました。5年間で150を超えるプロジェクトに、262名の人材を派遣し、6割以上の方が、派遣期間終了後も東北に残って、新たなまちづくり、経済づくりの担い手として活躍しています。
 
●災害時が発生した時の「隙間」を埋める
近年、毎年のように大きな災害が日本各地で発生しています。
日本では、行政・社会福祉協議会・災害専門NPOなど、多様な支援の仕組みが整っています。
そうした支援を毛細血管のように被災した方々一人ひとりにまで届けていく存在として、その重要性を指摘されているのが、地域に根差した中間支援組織であり上記の3団体が担い手となれます。

●地域の中長期的な復興を支える存在として
復興はその土地に暮らす方々にとっては、片付けや避難生活が終わったからと言って終わるものではありません。半年、2年、3年そして、その後もずっと続いていくものです。

災害が発生してから半年後まではボランティアや専門のNPOの支援を支えにしつつ、復興を支える存在は徐々に地域内の人材に移っていきます。
例えば、発災後2カ月を経過してから要約中小規模の事業者さんは本格的な再稼働や支援制度の確認・申請などが始まりますし、子どもたちもさまざまな場面でこれまでと違う日常に遭遇した影響がそのあとも残っていくことも多くあります。

そうした一人ひとりの変化に寄り添い、後押ししていくことが地域に根差した中間支援組織には求められます。
日常的に地域との関係性を育んでいるからこそ、災害時だけでなく、その後の中長期的な地域の復興を支えることができるのです。
現状では地域の中間支援組織はいずれも小規模で運営しており、今回も人的・資金的な余力はありません。

しかし、代表者や思いあるスタッフが「地域のため」という一心でボランタリーな活動で情報を集め地域をつないでいる現状があります。
ETIC.では、この取り組みを支援する仕組みとして、「災害支援会員制度」を創設しています。
今回の募金もこの支援の枠組みにいれることで、上記3地域を中心に中間支援を支える動きを促進していきます。

SSF 災害支援基金プロジェクト

<寄付受付期間延長のお知らせ>
エティックでは、全国の仲間たちとともに、能登半島地震の中長期的な復興を見据えて、石川県七尾市の中間支援組織である株式会社御祓川さんをはじめとする能登・金沢のハブ的団体へ右腕人材の派遣などの後方支援活動を行ってきました。また2024年9月21~22日に発生した能登半島での豪雨に際しては、民間ボランティアセンターを実施している、のと復耕ラボ(輪島市)・siensienwest(七尾市)への右腕派遣をはじめ、能登町定住促進協議会とETIC.独自の活動としてボランティア人材の派遣も行っています。

今後は、能登地域での新たな担い手の育成や、関係人口の拡大につながる支援を行い、能登の持続可能な地域としての復興に貢献するため、寄付受付期間を延長いたします。引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。(2024年11月20日更新)

■領収書の発行について
エティックは、2017年10月に東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当法人へのご寄付は、税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。

1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。

※お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。
※当法人からの領収書発行時期:毎年1月下旬~2月上旬頃に、前年寄付分(1月1日~12月31日)の発行を予定しております。早めの発送を希望される場合には、下記<お問い合わせ先>に記載のメールアドレスまでご連絡ください。
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当法人への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Vポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。

領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人エティック
メールアドレス:kifu@etic.or.jp

寄付金の使いみち

今回のご支援は、令和6年能登半島地震に関係する中間支援のサポートをするために2つの視点で活用します。また、ご寄付の余剰分につきましては、次の災害への備えに使用させていただくとともに、我々が平時に取り組むプロジェクトへ活用させていただきますこと、あらかじめご了承ください。

1)支援金
中間支援団体に支援金として支払います。支援団体として人件費、交通費として使っていただき収支報告書を提出いただきます。

2)人材支援
中間支援団体の人的リソースが足りない場合は、ETIC.を始めとした災害支援会員制度の別地域からコーディネーターを派遣し活動してもらいます(派遣元の組織に支援金として払います)
(人件費・交通費として使ってもらいます)

※ご協力いただいたご寄付のうち10%を管理運営費として使用させていただきます。

これまでの支援

"#2024notopeninsulaearthquake"

活動情報

更新日:2024/11/20

【令和6年能登半島地震】豪雨被害ボランティアのご報告(2024年11月20日更新)

<能登豪雨被害支援ボランティア活動報告>
多くのご支援をいただき、ありがとうございます。
2024年9月下旬、豪雨災害により復旧・復興に向かっていた被災地域が再び大きな被害を受けました。

多くの農地も被災しました。地震を機に離農した方もいるなかで、農業を続けると決断し育ててきた作物が、収穫直前に被害にあいました。一度水につかった稲は機械では刈れないので手作業での稲刈りが必要です。今、能登がお米を失うことは、収入源だけでなく、生産者の生業や心までも失うことになるのではないか。そんな思いで、エティックでは豪雨被害支援ボランティアを募集・派遣しました。

石川県能登町にて(2024年10月)

<能登豪雨被害支援ボランティア参加者の声>
・農家の方の「足が悪いのでどうにもできず、収穫間近の稲が水につかりダメになってつらかった。少しでも収穫してもらってスッキリした」という言葉が印象的でした。

・「また行くよ!」「がんばるよ!」が飛び交っていました。支援する側とされる側の関係を超え、困難を分かち合い、励まし合う積み重ねが増えるとみんな頑張れるのだと思います。

・いつか私たちも被災する立場になることもあると思います。そういう意味で言葉通り「お互いさま」と言えます。

・稲刈りしながら村の方と話しました。「にぎやかな過疎を目指して、関わる人を増やし、村として存続していきたい」という話が心に残っています。魅力的な村にこれからも関わりたいと思いました。

皆さまからのご寄付は、学生ボランティアの交通費補助にも活用させていただきました。

ボランティアについては以下をご覧ください。
能登豪雨支援のためのボランティア募集延長のご案内(24.10.31)※11/13更新

<復興を支えながら、今後の災害に備えた全国ネットワークをつくっています>
東日本大震災をきっかけに始まったエティックの「右腕プログラム」を能登でも実施しています。復興に取り組むリーダーの右腕となる人材を全国各地から能登に派遣しています。

静岡市を拠点に、まちづくり事業に取り組むNPO法人ESUNE副理事の斉藤雄大さんは、今年(2024年)3月から約5カ月間、右腕として能登の復興支援に取り組みました。以前から、将来的に大規模な地震が起こると言われてきた静岡での災害支援体制をつくりたいという意図をもっての参画でした。現在も能登と静岡を行き来しながら、能登の情報を静岡に伝え、静岡からはボランティアを呼び込んでいます。

斉藤さんの活動については以下の記事をご覧ください。
能登と静岡をつなげて、大規模な災害に備えた支援体制をつくる。右腕プログラム参画後、七尾市の企業に転職した斉藤雄大さん【能登復興の右腕(3)】

エティックの災害支援は、災害復興支援基金プロジェクトとして、復興を支えながら、次の災害に備えたネットワークを全国に広げていく取り組みへと進化しています。

<現地での活動をウェブメディアDRIVEで発信>
震災直後に現地の団体を中心に発足した能登復興フットワーク(愛称 : いやさか)が、2024年9月26日にオンライン開催した活動報告会のレポート記事をウェブメディアDRIVEに掲載しました。

震災と豪雨の二重被害から能登が未来へ向かうために、一緒に考えることが急務―能登半島地震復興支援 9月活動報告会レポート(前編)

また、能登復興特集ページも開設し、ETIC.の能登での活動を中心に、能登の復興情報をお伝えしています。

【特集】能登から日本の未来を一緒につくる 能登復興支援

私たちは、今後も能登の能登らしい復興のために引き続き支援を続けていきます。皆さまの応援が力になります。どうぞよろしくお願いいたします。

【令和6年能登半島地震】活動報告書を公開。豪雨被害を受けボランティア派遣も行っています(2024年10月3日更新)

<活動レポートを公開しました>
多くのご支援をいただき、ありがとうございます。
NPO法人ETIC.は、多くの皆さまからのご支援を受け、全国の中間支援組織のネットワーク「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト」の仲間たちとともに、能登半島地震の被災地における緊急支援・復旧、そして中長期的な復興を見据えて、地元・七尾市の中間支援組織、株式会社御祓川さんをはじめとする能登・金沢のハブ的団体への後方支援活動を行っています。

このたび、2024年1月から2024年6月までの半年間の活動報告書を作成いたしました。
ご覧ください。
「能登半島地震復興支援 活動報告(2024.1.1-6.30)」を公開しました(24.9.25)

<能登豪雨支援のための緊急ボランティアを派遣しています>
2024年9月21~22日に発生した能登半島での豪雨災害により被害を受けた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今回の豪雨被害に際し、私たちも少しでもその一助になれるよう、ETIC.として被災地への緊急のボランティア活動の支援を実施しています。

皆さまからのご寄付を原資に、ボランティアとして参加する大学生に交通費補助を行っています。

詳細はこちらをご覧ください。
能登豪雨支援のための緊急ボランティア募集のご案内(24.9.27)

<現地での活動をウェブメディアDRIVEで発信>
秋田でまちづくりに取り組む株式会社なんで・なんでから、右腕として七尾市での活動に参画した、スタッフの篠原さん、珠洲市の起業家・事業者支援を行った代表の須田紘彬さんのインタビュー記事を公開しました。

秋田から能登へ。中間支援組織として、人と未来をつなぐ―株式会社なんで・なんで 篠原万里さん&須田紘彬さん【能登復興の右腕(2)】

また、ETIC.が運営するウェブメディアDRIVEでは、特集ページを開設し、ETIC.の能登での活動を中心に、能登の復興情報をお伝えしています。
【特集】能登から日本の未来を一緒につくる 能登復興支援

私たちは、今後も能登の能登らしい復興のために引き続き支援を続けていきます。皆さまの応援が力になります。どうぞよろしくお願いいたします。

【令和6年能登半島地震】復興に取り組むリーダーのもとに右腕人材を派遣しています(2024年7月18日更新)

ここまで多くの方に関心を寄せていただき、ご支援をいただき、ありがとうございます。能登半島地震から半年が経過しました。私たちは能登半島地震の被災地における緊急支援・復旧、そして中長期的な復興を見据えて、地元・七尾市の中間支援組織である、株式会社御祓川さんをはじめとする能登・金沢のハブ的団体への後方支援活動を行っています。

発災直後から2024年5月末時点まで、以下のような支援を行いました。

・中間支援組織、ハブ組織への後方支援件数 5件
(株式会社御祓川、能登復興ネットワーク、第3職員室、のと復耕ラボ、惚惚)

・主な直接的支援(ETIC.の災害支援基金プロジェクトから地域の中間支援組織への支援)
資金提供総額1,071万円(直接助成734万円、右腕派遣経費337万円)
資金調達支援総額1,100万円(能登復興ネットワークが実施したクラウドファンディング支援)
右腕派遣のべ26人、合計571人日(御祓川、能登復興ネットワーク、のと復耕ラボ、第3職員室、惚惚)※全国16団体からの人材出向協力で実施(2024年7月11日時点)

・その他の関連した後方支援活動
人材マッチング支援、情報発信支援、休眠預金による資金助成

<インタビュー記事>
能登の復興リーダーのもとで活動する右腕へのインタビュー連載がウェブメディアDRIVE(ETIC.運営)で始まりました。

石川県輪島市三井町の「のと復耕ラボ」の右腕として活動したNPO法人Chance For Allの川合福太郎さんと、川合さんを送り出した代表の中山勇魚さんにお話を伺いました。ぜひ、ご覧ください。

左からNPO法人Chance For All 川合福太郎さん、代表の中山勇魚さん

「自分たちの当たり前は災害支援で役に立つのか」自問自答した子どものための居場所づくり―NPO法人Chance For All 川合福太郎さん&中山勇魚さん【能登復興の右腕(1)】

今後も引き続き支援を続けていきます。皆さまの応援が力になります。どうぞよろしくお願いいたします。

【令和6年能登半島地震】人材支援を継続的に実施しています (2024年3月27日更新)

ここまで多くの方に関心を寄せていただき、ご支援をいただき、ありがとうございます。能登半島地震からおよそ3カ月が経過しました。私たちは能登半島地震の被災地における緊急支援・復旧、そして中長期的な復興を見据えて、地元・七尾市の中間支援組織である、株式会社御祓川さんをはじめとする能登・金沢のハブ的団体への後方支援活動を続けています。

(1)情報共有会議の開催サポート
2024年1月3日に始まった能登半島の各市町で支援活動に取り組む地元や移住者などとの「情報共有会議」の運営サポートを続けています。

珠洲市・輪島市・能登町・穴水町・志賀町・七尾市などの各現場で支援活動をされている方々や、金沢市を拠点にした民間物資支援事務局、また外部からの支援団体などが集い、お互いの地域の状況や、現状の困っていることを共有しあい、外部支援リソースも活かしながら課題解決を続けています。初期は毎晩、その後隔日開催となり、2024年1月17日以降は週1回の開催を続けています。これまでに21回開催してきました。

(2)御祓川さんへの人的支援
能登半島において、震災後に情報のハブ的な役割を果たしている御祓川さんの体制を支えていくために、2024年1月8日からリレー形式での人的支援を開始しました。

●ここまでの派遣実績
・のべ14名派遣、67人日稼働
●主な役割
・ボランティアマッチング支援
・その他支援申し出と現場ニーズのマッチング支援
・七尾市アセスメントの企画・調整・運用支援
・能登復興ネットワークの立ち上げ、資金調達支援 他

(3)金沢・奥能登エリアのハブ組織への右腕派遣を開始
御祓川さんへの人的支援に続き、二次避難者が増えている金沢市でお子さんを抱えた避難をされている方々への支援や元のコミュニティーとの分断が危惧される中高生支援をしている一般社団法人第3職員室への右腕派遣を開始しました。

金沢市の第3職員室での右腕派遣の様子(2024年2月19日)

また、輪島市の三井エリアで地域のボランティア拠点づくりや子供たちの居場所支援などを行うのと復耕ラボへも右腕人材派遣を実施しています。

輪島市三井での右腕とボランティア支援の様子(2024年3月16日)

今後も輪島市や珠洲市など、現地のハブとなる団体に対して継続的に人的支援を行っていきます。

【令和6年能登半島地震】私たちの取り組みをメディアに取り上げていただきました (2024年3月13日更新)

ここまで多くの方に関心を寄せていただき、ご支援をいただき、ありがとうございます。能登半島地震から2カ月半が経過しました。私たちは能登半島地震の被災地における緊急支援・復旧、そして中長期的な復興を見据えて、地元・七尾市の中間支援組織である、株式会社御祓川さんをはじめとする能登・金沢のハブ的団体への後方支援活動を進めています。

また、コーディネート人材についてなどわれわれの活動をメディアに取り上げていただきましたのでご紹介させていただきます。

・2024年2月14日共同通信
共同通信社配信の記事「【能登地震からの復興】地域、産業再生に右腕派遣 人の流れを生み出す(ETIC.シニアコーディネーター・共同創業者 山内幸治)」が東奥日報、愛媛新聞、山陽新聞、信濃毎日新聞、日本海新聞他に掲載されました。
詳細はこちら

・2024年3月11日朝日新聞デジタル(社説)
朝日新聞デジタル(社説)東日本と能登の震災 誰も取り残さないためにに掲載されました。
(社説)東日本と能登の震災 誰も取り残さないために

その他、能登半島地震における私たちの取組は、下記のウェブページでもご紹介させていただいております。
SSF 災害支援基金プロジェクト

現状の能登は、能登半島という地理的な条件、また交通や水道インフラの復旧の遅れなどの影響もあり、ボランティアや支援団体が入りにくい状況が続きました。明らかに支援リソース不足の状況であり、ここからの支援がとても大事になってくると思います。

今後に向けては、金沢・奥能登でのハブ的役割を担う団体への右腕派遣を強化するとともに、さまざまな専門NPOや企業の皆さんが能登半島支援に加わっていただけるような流れづくりを進めていく予定です。
ご寄付いただいた資金は、御祓川さんの活動支援や、外部からの人的支援などに使わせていただいております。
皆さまの共感とご支援が何よりの力になります。引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

【令和6年能登半島地震】御祓川さんへの人的支援を始めています(2024年1月15日更新)

能登半島地震の被災地における緊急支援・復旧、そして中長期的な復興を見据えて、地元・七尾市の中間支援組織である、株式会社御祓川さんへの後方支援活動を進めています。

(1)2024年1月3日に始まった能登半島の各市町で支援活動に取り組む地元や移住者などとの「情報共有会議」の運営サポートを続けています。
珠洲市・輪島市・能登町・穴水町・志賀町・七尾市などの各現場で支援活動をされている方々や、金沢市を拠点にした民間物資支援事務局、また外部からの支援団体などが集い、お互いの地域の状況や、現状の困っていることを共有しあい、外部支援リソースも活かしながら課題解決を続けています。

・初期は孤立避難所の情報収集を行い、自治体や自衛隊への情報共有も行われました。また集まった情報のリスト化やデータ化をチャレンジ・コミュニティー・プロジェクトの呼びかけで集まった学生ボランティアチームがサポートしながら、現地での物資支援などにもつなげています。

石川県七尾市での会議の様子(2024年1月12日)

(2)御祓川さんへの人的支援を2024年1月8日から開始しました。
・能登半島において、震災後に情報のハブ的な役割を果たしている御祓川さんの体制を支えていくために、2024年1月8日からリレー形式での人的支援を開始しました。2024年1月8日からは、岐阜県飛騨地域の一般財団法人ひだ財団さんから1名、2024年1月9日~12日にはチャレコミ会員である金沢市のガクトラボさんから1名、さらに2024年1月12日~は福井県のakeruさんから1名が加わっています。今後も継続して人的支援を行っていきます。

今後に向けては、被災事業者支援活動の立ち上げを検討しています。
ご寄付いただいた資金は、御祓川さんの活動支援や、外部からの人的支援などに使わせていただきます。
皆さまの共感とご支援が何よりの力になります。引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

【令和6年能登半島地震】活動報告(2024年1月5日更新)

エティックとチャレンジ・コミュニティ・プロジェクト(チャレコミ)では、被災当日から支援活動を開始されているチャレコミのパートナー団体である七尾市の株式会社御祓川(みそぎがわ)の皆さんの伴走支援を開始しました。

現在は、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の呼びかけで2024年1月3日に立ち上がった、能登半島の地元支援団体のみなさまを中心とした情報共有会議の運営サポートや、チャレンジ・コミュニティ・プロジェクトの仲間たちが呼びかけた学生ボランティアチームとの七尾市内における避難所アセスメントの支援を行っています。

西日本豪雨でいち早く支援体制を築いた、岡山NPOセンターの石原さんにもアドバイスをいただき、円滑な情報共有と、支援体制の整備を進めていきます。

当面は緊急支援に必要な支援を届けるため、現地での避難所アセスメント調査を行い、情報共有会議で共有しながら、現地で求められている支援を届けていきます。

そのために必要な人材や物資の確保も同時に進めています。特に、能登半島でのハブ的役割が期待される御祓川の皆さまの負担が急増している状況を緩和するために、御祓川への人的支援を進めていきます。
これまでの全国の中間支援組織や、企業・団体の皆さんとのネットワークを活かし、現地の中間支援組織の皆さんをしっかりとサポートしていきたいと思っています。

皆さんの共感とご支援が私たちにとって何よりの支えになります。
引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

石川県七尾市の様子(2024年1月4日)

今後も輪島市や珠洲市など、現地のハブとなる団体に対して継続的に人的支援を行っていきます。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
14,188,250
残り日数
あと 222
2025/07/02 18:00 まで
寄付人数
3,287

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

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特定非営利活動法人エティック

1993年発足。新しい事業づくりを通して社会課題解決に挑戦する起業家型リーダーを育成するNPO法人。学生が企業やNPOの経営者の右腕として参画する「長期実践型インターンシップ」(97年-)、社会的事業を立ち上げる若者を支援する「社会起業塾イニシアティブ」(02年-)、地域で若者の挑戦機会を創り出す中間支援組織が参加する「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト」(04年-)、東日本大震災直後には「震災復興リーダー支援プロジェクト」(11-18年)など全国80地域で人材育成プログラムを実施。これまで約12,500名の若者たちが変革・創造の現場に参画。1,900名以上の起業家を輩出。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

団体のプライバシーポリシー

特定非営利活動法人エティックのプライバシーポリシーは、https://etic.or.jp/privacy/をご覧ください。
 
なお、Yahoo!ネット募金に関し、LINEヤフー株式会社より提供を受けた個人情報については、次の目的の範囲においてのみ利用します。
・ 寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)
以上

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記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)

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