溺れる人をなくすために(日本ライフセービング協会)

寄付受付開始日:2023/08/04

  • 領収書あり
[溺れる人をなくすために(日本ライフセービング協会)]の画像
溺れる人をなくすために活動しています。

公益財団法人日本ライフセービング協会

プロジェクト概要

更新日:2025/04/25

「溺れないためにどうすればいいのか」ライフセーバーから広めたい

■日本は世界で2番目に溺れて亡くなる人が多い
世界では毎年372,000人の溺死が発生しており、わが国はロシアに次いで世界で2番目に溺死数が多いという現状があります(※1)。

屋外での水難者数は年間に1,500~1,800人になり(※2)、このうち死者・行方不明者は約50%にもなります。また、発生場所は50%ほどが海で起きており、行為は魚とり・釣り中の事故が最も多く、次いで通行、水泳、水遊びとなっています。

※1 WHOより Japan:8,999人(2011年)/Russian:11,981人(2010年)
※2 警察庁の統計より

海での事故に注目すれば、遊泳と釣りが多くなります。
2015年の海での遊泳中の水難事故者301人のうち死者行方不明者は110人という報告もあり、海での遊泳中の事故の場合は約1/3が尊い命を失う重大な事故につながっているのです。

■ライフセーバーによって救助される人は年間で2,000〜3,000人
ライフセーバーが活動している全国約200カ所の海水浴場において、重症な溺水に至る前にライフセーバーにより救助された遊泳客は年間で2,000~3,000人になります。つまり、公的救助機関が公表する遊泳中の水難事故者数の7~10倍にも及ぶ事故が全国各地で起きています。

その海水浴場における溺水の自然的要因は、オーストラリアなどの諸外国と同様に離岸流(リップカレント)が多く、次いで風による流れ、沿岸流になります。また海水浴場における溺水の人的要因は、泳力不足が最も多く、次いで、疲労、パニック、飲酒になります。

私たち日本ライフセービング協会は「水辺の事故ゼロ」を掲げ、幅広い活動を行っています。

そして「溺れないためにどうすればいいのか」という知識や技術を多くの人々へ知ってもらいたい。そして行動できるようになってほしいと考えています。

「スイム&サバイブ」
日本ライフセービング協会(JLA)は、水辺におけるさまざまな活動において、危険な状況にならないように、「楽しみながら安全を考えて行動できる能力」を身につけるための教育を進めています。

子どもたちが水辺の事故防止の心構えや、安全のための知識と技能を身に付け、楽しく活動できることを願い、教材も制作しています。
守ろう!いのち 学び合おう!水辺の安全

実際にライフセーバーにならなくても、ライフセービングの知識(心肺蘇生法、水の中で自分自身を守る方法、海で安全に遊ぶ方法)を知っているだけでも水辺の事故を未然に防ぐことができます。

そしてライフセーバーとは、水辺の事故を未然に防ぎ、何か起こったときには迅速に救助するための専門知識をもった人のことです。
日本ライフセービング協会では毎年講習会を開催し、ライフセーバーを輩出しています。

水辺の事故を未然に防ぐ

2021年、ライフセーバーを含む一般市民が心肺蘇生・除細動を実施した傷病者数は1,092人、心肺蘇生・除細動を実施しなかった傷病者数は10,816人でした。
その傷病者の1カ月後の生存率は、実施した場合で581人(53.2%)、実施しなかった場合で882人(8.2%)となり、その差は6.5倍にも及びます。

日本全国の溺れて亡くなる人を出さないために、「スイム&サバイブ」の知識を広める活動にご協力ください。

笑顔あふれる水辺を創造する
もしものときの技術と知識をもつライフセーバー

■領収書の発行について
日本ライフセービング協会は、2019年4月に内閣総理大臣より公益認定を受けた公益財団法人です。そのため、当協会へのご寄付は寄付金控除等の税制上の優遇措置の対象です。

1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。

※お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。
※当協会からの領収書発行時期:当協会への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)の翌月末頃に発行いたします。
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当協会への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Vポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。

領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
公益財団法人日本ライフセービング協会 事務局
電話:03-3459-1445(平日12:00~18:00)
メールアドレス:info@jla.gr.jp
お問い合わせフォーム

寄付金の使いみち

皆さまからのご寄付は、溺れて亡くなる人を一人でも減らすため「スイム&サバイブ」の知識を広げる活動などに大切に活用させていただきます。

・子供たちに向けた、心肺蘇生や溺れない技術が学べる無料体験会(サポーター講習会)実施のための活動費
・溺れて亡くなる人を一人でも減らすためのシンポジウムの運営費
・印刷物の配布や国民向けホームページの運用費(広報費) など

活動情報

更新日:2025/04/25

2024年度活動報告(2025年4月25日更新)


■日本初※のコンソーシアム型『海のそなえプロジェクト』始動 水難事故防止策の常識を疑う
(※複数団体による水難事故対策防止のためのプロジェクトにおいて)
一般社団法人うみらい環境財団、日本水難救済会とともに日本財団が企画・統括する「海のそなえプロジェクト」が始動し、日本ライフセービング協会も参画しております。

本プロジェクトは日本初の複数団体による水難事故対策防止のためのプロジェクトで、水辺の危険に対する正しい理解形成、有益な対処法の整理と開発、こども世代を中心とする対策の普及活動と実地教育での確立を検討することなどを目的に展開してまいります。

このプロジェクトは次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

■株式会社イトマンスイミングスクールとパートナーシップ協定を締結
株式会社イトマンスイミングスクールと「水辺の事故ゼロ」に向けた啓発活動・教育活動を協力して行っていくためのパートナーシップ協定を締結し、2024年7月15日(月)に締結式と公開Water Safety講習会を実施しました。

当日は、元競泳日本代表選手、ロンドン五輪銀メダリスト、100m・200m背泳ぎ日本記録保持者の入江陵介さん(元イトマン東進所属:株式会社ナガセ社員)が特別サポーターとして参加してくださいました。水泳が得意な小学生の皆さんでしたが、初めて体験するライフジャケットを着用した浮き方などに、興味を持って参加してくれました。

いざという時のサバイバルスイムや水の特性を知る事は、自分の生命や大切な人の生命を守る事につながります。これからもWater Safetyを広げてまいります。

■元競泳日本代表松田丈志さん 2024Water Safetyキャンペーン動画に出演
2024年7月に実施した2024Water Safetyキャンペーンの一環で制作した水辺の事故防止啓発動画に、元競泳日本代表の松田丈志さんにご出演していただき、TikTokなどで公開しました。YouTubeでもご覧になれます。

■2024Water Safetyキャンペーン7月「身につけようWater Safety月間」普及運動
水辺での死亡事故が増える2024年6月1日から9月31日までの4カ月間を「2024 Water Safetyキャンペーン」と位置付け、そのうちの、6月を「知ろうWater Safety月間」、7月を「身につけようWater Safety月間」、8月を「行動しようWater Safety月間」、9月を「誰もがライフセーバー月間」とし、国民に向けた水辺の事故防止活動につながる水辺の安全教育「Water Safety」の普及・啓発活動を実施いたしました。

特に7月の「身につけようWater Safety月間」では、公官庁、市町村、団体、企業と連携し、都道府県協会シンポジウムの後援、「7・25世界溺水防止デー」の周知を図る情報発信、カヌースラロームセンターでの水辺の安全体験イベントの開催、海水浴場開設期間に津波避難訓練を通じて津波フラッグのさらなる周知・普及を図る事業などを実施しました。

■ライフセービング世界選手権LWC2024 日本代表が2つの金メダルを獲得し総合6位
2024年8月28日から9月1日の競技日程で、SERC競技、プール競技、オーシャン・ビーチ競技に出場しました。初日のSERC競技では日本勢初の金メダルを獲得し幸先の良いスタートをきるものの、次のプール競技では他国が予想以上にレベルアップしておりプール競技終了時点での総合順位は8位でした。

しかし後半のオーシャン・ビーチ競技ではビーチフラッグス種目で、男子堀江星冴選手が金メダル、女子石黒七都選手が銅メダルを獲得するなど、追い上げをはかり、最終種目の男女混同ライフセーバーリレーでは6位に入賞。閉会式で発表されたすべてをトータルした総合順位は過去最高の6位を獲得することができました。

全日本ライフセービング選手権大会が50回目の開催 ゴールの先に救う生命がある
2024年10月12日(土)〜14日(月)の全3日間、片瀬西浜海岸(神奈川県藤沢市)にて、第50回全日本ライフセービング選手権大会を開催しました。併せて「いのち」と「環境」をテーマにした「ふじさわLIFE FEST」も開催し、さまざまなブースやイベントを実施、キッチンカーの出店、オーストラリア協会(SLSA)から役員3名が来日するなど、多くの方に楽しんでいただく記念大会となりました。

「水辺の事故ゼロ」をめざして(2023年8月4日更新)

Water Safety 水辺の事故ゼロをめざして

水の特性を理解し、溺れないための行動ができるようになる! 溺れた人を見つけたらどうすればいいのか? 水辺で安全に楽しく過ごせる人になる!

Water Safety 講習会

日常生活でも起こりうる心肺停止の対応を学ぶ! AEDの操作、正確な胸骨圧迫ができるようになる! 救急車が到着するまでの間、命のバトンをつなげる人になろう。

BLS講習会

プールの監視方法や水中での救助法、プールサイドへの引き上げ方法などを学びます。

プールライフガーディング講習会

日本ライフセービング協会では「教育」を軸として「救命」「スポーツ」の活動を通し「水辺の事故ゼロ」を実現していきます。

ライフセービングプロジェクト

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
114,809
寄付人数
667
現在の継続寄付人数:2
毎月の継続的な応援が大きな支えになります。

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • PayPay
    PayPay残高(PayPayマネー)で1円から寄付できます。
  • Yahoo!ウォレット
    クレジットカードで100円から寄付できます。
  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。

プロジェクトオーナー

[公益財団法人日本ライフセービング協会]の画像
公益財団法人日本ライフセービング協会

公益財団法人日本ライフセービング協会は、「水辺の事故ゼロ」を掲げ、「人と社会に変革をもたらす」法人として「教育」「救命」「スポーツ」「環境」「福祉」といった領域における生命尊厳の輪を普及していく社会貢献活動を行うため、全国のライフセーバーの活動をサポートし、かつ全国のクラブをまとめることを中心に各種事業を展開しています。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

団体のプライバシーポリシー

公益財団法人日本ライフセービング協会のプライバシーポリシーは、https://ls.jla-lifesaving.or.jp/privacy/をご覧ください。
 
なお、Yahoo!ネット募金に関し、LINEヤフー株式会社より提供を受けた個人情報については、次の目的の範囲においてのみ利用します。
・ 寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)
以上

Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします

記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)

※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。

  • Facebookでシェアする
  • X(旧Twitter)でシェアする

注目のプロジェクト