From3.11 岩手×北欧で若者が希望を持てる地域づくりを(SET)
寄付受付開始日:2023/02/20
寄付受付開始日:2023/02/20
更新日:2023/10/02
私たちは、人口3,000人の漁師町(陸前高田市広田町)に、これまで40人以上の20代の移住者を輩出してきました。
そして2023年1月時点で、参加者の約40%がそのまま定住している4カ月の滞在型プログラム運営を行っています。
特徴的なのは、移住してくる若者たちが、高い志を持ち、地域ビジネスを試みている訳ではなく、元の環境で人生を歩むことにどこか不安を持っていることです。
若者たちは、広田町での4カ月程度の暮らしを経て、生きることへの活力や、他者への信頼が向上し、新たなライフスタイルを形成しています。また、半数近くの参加者がそのまま地域に定住し、地元住民と協力をしながら町の産業を担ったり、新たな移住者を支えることをしています。
このような若者と地域の関係性は、これからさらにニーズが高まっていると言えます。
現在日本の若者は、諸外国に比べ自己肯定感が低い現状にあります。
その背景の一つとして、かつて存在していた地域コミュニティの希薄化などが挙げられます。かつての日本の若者たちには、家族と社会の間に位置する地域社会で、さまざまな世代との人間関係を学び、社会性を育む機会がありました。
しかし、現在人口の大都市集中により、地域コミュニティが消滅しています。結果として若者たちは、他者への信頼を寄せる体験や自分を認めてもらう体験が欠如したまま、社会の一員であることを求められるようになっています。
このような現状でありながら、行政と連携した若者支援では、就労につながった数などが成果として見られ、結果的に若者自身に成果を求めてしまう構造になりかねません。若者が自信を取り戻すには、時間をかけて見守る環境や期間が必要です。しかしこれは成果としては見えづらいものでもあります。そのため、共感していただいた皆さんにご寄付をお願いするに至りました。
※類似した取り組みとして、デンマークにある成人教育機関フォルケホイスコーレ(以下、FHS)があり、現在正式に連携をして運営をしています。FHSはデンマーク国内に70校あり、運営費は個人負担だけでなく、法律で制定されている補助金などを用いながら運営が行われています。
■領収書の発行について
1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
※寄付金控除について:当法人は認定NPO法人などの寄付金控除団体ではありませんので、寄付金控除の対象外です。ご注意ください。
※手続き完了後の発行や再発行はできません。
※当法人からの領収書発行時期:毎年2月頃に、前年1年分(1月1日~12月31日)を発行いたします。
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当法人への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Tポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人SET
電話:0192-47-5747
メールアドレス:set.forjapan@nposet.com
お問い合わせフォーム
皆さまからのご寄付は、当法人の以下のような事業・活動に大切に活用させていただきます。
1.経済的に参加が難しい方への奨学金制度の整備や体験プログラムの開発にかかる費用
2.より多くの対象者に、確かな客観的なデータを元にアプローチできるための広報施策と調査のための費用
3.現場運営の職員がより現場業務に集中できるためのバックオフィス運営体制構築の費用
「2022年度活動報告書」(PDF)
"#2023.311"
更新日:2023/10/02
【プロジェクト実績】
・2017年10月:第1期実施 4名参加
・2018年4月:第2期実施 5名参加
・2019年4月:第3期実施 11名参加
・2020年4月:第4期実施 12名参加
・2020年10月:第5期実施 7名参加
・2021年4月:第6期実施 5名参加
・2022年4月:第7期実施 10名参加
累計54名参加
※うち、33名がその後1年以上の滞在。21名が定住。
【課題の認知拡大に関する実績】
・2022年6月
日本NPO学会 第24回研究大会にて投稿
「成人期への移行における人生再考の場〜陸前高田市での日本型フォルケホイスコーレ活動を事例に〜 」(PDF)
※38ページが該当
・2022年9月
岩手朝日テレビにて特集
・2022年10月
共著「フォルケホイスコーレのすすめ」出版
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東日本大震災を機に、2011年3月13日より活動を始めました。
陸前高田市広田町を拠点に、都市部の若者と地域住民の交流を生み、両者をエンパワメントする町づくりを開始しました。具体的には、1週間の地域づくりインターンシップや、地元中高生向けキャリア教育事業、修学旅行民泊の誘致をこれまで行ってきました。人口3,000人の町で、約800人の地域の方に関わっていただいています。
現在は、当該プロジェクトであるデンマークと連携した若者のための学び舎事業に加え、岩手県の他自治体(岩手町、葛巻町)にも拠点を置き、ユースセンター事業や関係人口創出事業、自治体職員研修なども各自治体と協力しながら行っています。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
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