寄付受付開始日:2022/10/21
更新日:2023/02/21
「少子高齢化」や「不平等問題」、「環境問題」に「エネルギー問題」、「教育格差」に「健康格差」……誰もが一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか。現代日本研究センターではこのような問題のメカニズムについて研究を行い、世界へと発信しています。
これらは日本だけに限った問題ではありません。現代の日本社会に表れているさまざまな問題は、程度の差はあっても世界に共通します。日本から研究発信することで、どのような世界貢献ができるのかを、われわれはいま真剣に考えています。
日本が他国、さらには世界に共通する課題を抱えている今、現代の日本について研究することは、われわれに共通する社会生活の質を向上させるための研究につながります。専門分野が違っても、人文・社会科学的研究は誰もがよりよく生きていくことをめざしているからです。
現代日本研究センター(TCJS)は、2020年7月に設立された東京大学の全学的な組織で、日本のみならず世界の諸問題についての研究を紹介し、議論することを目的とします。そのため、TCJSでは東京大学に加え、国外の連携大学、機関の多種多様な分野の研究者や大学院生が連携することで、文理横断型の研究の紹介、連携を支援します。
日本から積極的に国際貢献できる若手のグローバル知的人材の育成を目指す本センター運営のため、みなさまからのご寄付をどうかよろしくお願いいたします。
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現代日本に関連するグローバルな視点からの研究プロジェクト支援(会議開催や学会報告等支援)のための研究費や、大学院生や若手研究者によるセミナー・フォーラム運営、さらには情報発信のための広報活動事業、といった運営費として活用します。
更新日:2023/02/21
現代日本研究センター(TCJS)は、2020年7月、日本にフォーカスする研究の推進を企図して設置されました。日本研究というと、研究者含め古いイメージにとらわれがちですが、他のアジア諸国や欧米とも共通する課題を抱える日本にあって、その実態について政策的観点もいれた学術的議論を展開するためにはじめました。ここでは、総合大学である東京大学内の文理の枠を超えた研究者、また、国内外からの研究者や政策関係者を招いて、国際共同研究のプラットフォームとしての機能を強化してきました。
設立後、2年半を経て、累計150以上のセミナーを開催し、延べ3,900人もの参加者がありました。2022年に入ってからは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を取り入れて、国連大学でのBig Idea Dialogue Seriesと積極的に連携して、国際レベルの議論を展開しています。
本センターは文系部局からの構成員による運営委員会を中心に種々の企画、運営を進め、人文社会系研究科、教育学研究科、法学政治学研究科、経済学研究科、総合文化研究科、工学系研究科、農学生命科学研究科、新領域創成科学研究科、情報学環、公共政策大学院、社会科学研究所、生産技術研究所、先端科学技術研究センター、東京カレッジ、ヒューマニティーズセンター、の15部局と連携して多様な報告内容と報告者が登場しています。
また、海外のリーディング大学である、プリンストン大学、ハーバード大学、コロンビア大学、オックスフォード大学、カリフォルニア大学バークレイ校、ソウル大学の日本研究所と密接に連携しています。特に、代表的な日本専門家からなる国際諮問委員会を組織し、種々のアドバイスを得ながら円滑なセンター運営を行っています。
本センターの主な活動は、以下のとおりです。
(1) 共同研究プロジェクトの推進
東京大学内の15の連携部局に所属する多様な専門分野の研究者・大学院生による研究報告、海外の連携大学からの若手・中堅研究者や大学院生によるセミナー開催。現代日本における重要課題である人口問題(少子高齢化)やジェンダー格差(Gender in Japan)についての現場からの専門家を含むセミナー実施。国連大学とのSDGs課題に関する国際ネットワークを活用した研究紹介。東大-プリンストン大学との連略的パートナーシップのもとでの若手研究者派遣。
(2) 教育プログラムへの貢献
教養学部、文学部、経済学部、教育学部が参加する学部横断型教育プログラム「国際総合日本学」の運営
(3) 研究業績の海外発信
本センターは、東京大学を超えた国内外への研究紹介ならびに、グローバルネットワーク形成のためのきっかけ作りとなるようなプラットフォーム機能としての発信を中心に事業を展開しています。中堅以上の研究者によるTCJSセミナーシリーズ、若手による次世代研究者フォーラム、そして後期博士課程学生による大学院生研究フォーラム、の3つを柱とするセミナー運営が本センターの中心となっています。
Gender in Japanプロジェクトシリーズでは、研究者のみならず行政担当者、さらには企業関係者からの多様な分野からスピーカーを招いて発信。例えば、徳島市長の内藤佐和子氏、日本ロレアル株式会社本部長の楠田倫子氏、株式会社日本総合研究所の翁百合理事長、アーティストのスプツニ子!氏にご登壇いただきました。
2022年1月~12月のセミナーなどの実施状況は、TCJSセミナーシリーズ(16回)、次世代研究者フォーラム(16回)、院生研究フォーラム(17回)、日本のジェンダーシリーズ(5回)、合計54回開催されました。それぞれの参加者数は延べ数で、TCJSセミナーシリーズ410人、次世代研究者フォーラム220人、院生研究者フォーラム260人、日本のジェンダーシリーズ330人、と合計1,220人でした。
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設立後、1年半を経て、累計100以上のセミナーを開催し、延べ3,000人もの参加者がありました。そこでは、これまで東京大学が保有していたネットワークを最大限活用し、さらなる学内外の分野横断的ネットワークを構築しました。
また、海外のトップスクールとの連携については、ハーバード大学、コロンビア大学、コロンビアビジネススクール、オックスフォード大学、カリフォルニア大学バークレイ校、プリンストン大学、ソウル大学の日本研究関係組織からの著名な日本専門家からなる国際諮問委員会を組織し、種々のアドバイスを得ながら円滑なセンター運営を実施しています。
本センターの主な活動は、以下の通りです。
(1)共同研究プロジェクトの推進
プリンストン大学や早稲田大学との包括的協定の下での共同研究プロジェクト、社会連携の側面を含む学際的研究プロジェクトGender in Japanの実施、人文学との連携事業、東大-プリンストン大学との連略的パートナーシップのもとでの若手研究者派遣
(2)教育プログラムへの貢献
教養学部、文学部、経済学部、教育学部が参加する学部横断型教育プログラム「国際総合日本学」の運営
(3)研究業績の海外発信
中堅以上の研究者によるTCJSセミナーシリーズ、若手による次世代研究者フォーラム、そして後期博士課程学生による大学院生研究フォーラム、の3つを中心に、テーマ別の講演会の開催
皆さまからいただきましたご寄付は、センター事業の発展のために大切に活用させていただく所存です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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東京大学は開学以来、学問の礎を築き、学術研究の最先端を切り開いてきました。国際的に卓越した研究力と独創的な知をもって、総合大学の特徴を生かし、分野や組織を横断した活動の支援と産官学のネットワーク形成を進めています。
研究成果を積極的に社会に還元しつつ社会の要請に応える研究・教育活動を創造し、大学と社会の双方向的な連携を推進します。
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