寄付の受付は終了しました。
合計で100,082円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

重力波が映し出す、
新たな宇宙を探る(東京大学)

寄付受付開始日:2022/08/03

  • 領収書あり
[重力波が映し出す、 新たな宇宙を探る(東京大学)]の画像
宇宙の謎を解き明かすため、日々研究を続けています。

国立大学法人東京大学

プロジェクト概要

更新日:2023/05/02

アインシュタインからの最後の宿題に挑戦~宇宙をとらえる新しい目「KAGRA」

大型低温重力波望遠鏡(愛称:KAGRA)は、宇宙に響き渡っていると考えられている“重力波”という波動現象を捉えることを目指したプロジェクトです。重力波の検出は、アインシュタインがわれわれに与えた最後の宿題です。重力波の検出により、宇宙に存在する万物を内包する入れ物である時空の根源的性質に迫り、重力波天文学に貢献することを目指しています。

〈設置責任者〉 教授 梶田 隆章
大型低温重力波望遠鏡(愛称:KAGRA)
KAGRA鳥観図

東京大学宇宙線研究所では、国内外の多数の大学および研究機関の協力を得て、このKAGRAプロジェクトを進めています。重力波を検出する挑戦は1970年代の構想から約45年が経過しています。アインシュタインからの最後の宿題に答え、重力波天文学を創生することで、人類の知の地平線を開拓し、21世紀の物理学と天文学に貢献したい。この計画には、そんな研究者たちの45年分の思いが結集しています。

この重力波天文学は始まったばかりです。今後この重力波を、より明瞭に、かつ、数多く検出するには、望遠鏡の高性能化と世界規模での望遠鏡の連携・その安定的運用が必要とされます。このKAGRAが、なお一層、国際的に競争力と魅力を持って重力波天文学を発展させるには、皆様からのご支援が不可欠です。

私たちとともに、重力波で観測する新たな宇宙の目撃者になりませんか?

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■領収書の発行について
本学へのご寄付は税法上の優遇措置が適用されます。

1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望された方に、領収書を発行いたします。

※手続き完了後の発行や再発行はできません。
※本学からの領収書発行時期:寄付手続き日から約2カ月~3カ月程で領収書を発行いたします。
※領収書の日付は、ヤフー株式会社から本学への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Tポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
東京大学基金事務局
〒113-8654 東京都文京区本郷 7-3-1
Tel:03-5841-1217 (10:00~12:00 13:00~16:00 土日祝除く)
Fax:03-5841-1219
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寄付金の使いみち

ポスドクや学生の国際会議への派遣旅費、雇用・謝金、さらには若手研究者の研究環境整備などに大切に活用させていただきます。
※これまでの実績としては、飛騨市から無償貸与を受けている北部会館(地元の公民館)の2階部分を全面的に改装して、若手研究者のための研究スペースを整備しました。

今後もこのように、研究そのものというよりは、KAGRAプロジェクトに関わる若手研究者のために活用させていただきたいと考えています。

活動情報

更新日:2023/05/02

2022年活動報告&お礼のメッセージ (2023年5月1日)

【国際共同観測に向け海外の研究者が協力しコントロールルームにて作業】
大型低温重力波望遠鏡KAGRAは2019年に完成、2020年2月に観測を開始しました。現在は、2023年春に予定されている次回の国際共同観測O4開始にむけ、準備作業を進めています。新型コロナウイルスが世界的に再拡大し、O4開始時期も遅れていますが、それに対応すべくさまざまな工夫もしています。また、ウィズコロナのプロジェクト運営を考慮しながら、徐々に海外との交流再開にも着手しています。

【飛騨市神岡町船津座にて一般講演会およびオンライン配信】
2020年、2021年はオンラインにて飛騨市と共同主催の一般公開を行いましたが、2022年は飛騨市神岡町の船津座にてオンライン配信と現地20名程の観客を入れて講演会を行うことができました。

重力波観測研究施設長の大橋正健よりKAGRAにおける飛騨市や地元企業との連携について、また重力波の愛称の由来などを紹介しながら重力波とは何か、どのように重力波を捉えるのか、世界の重力波望遠鏡検出器、また今後の観測への期待について説明を行いました。質問コーナーにおいては、会場からの質問やオンラインの質問に対して一つずつ時間をかけて回答しました。

詳細はこちら

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この度は大型低温重力波望遠鏡KAGRAへのご寄付を賜り、厚く御礼申し上げます。

本ページを通じて、延べ270人を超える皆様からご支援をいただきました。
多くの方々にKAGRAの研究を支えていただき、大変ありがたく存じます。
皆様おひとりおひとりのご支援が、教職員にとって大きな励みになっております。
貴重な財源ですので、有効に研究に役立てていく所存です。

現在KAGRAは、今年開始される国際共同観測に向けての準備を着実に行っております。
ご寄付いただいた皆様に成果をお見せできるよう、また、重力波天文学の一層の発展に寄与できるよう取り組んでいます。

これからも教職員一同、ご期待に沿えるよう日々まい進して参る所存ですので、引き続きご支援のほど、お願いいたします。
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【大型低温重力波望遠鏡KAGRAを改良中】

2020年春の観測開始後は、いったんKAGRAを解体して、ミラーの防振系の改修や冷却装置の交換、散乱光を防止するためのバッフルの設置などさまざまな改良作業をしており、この状況はオンライン一般公開でもお伝えしました。

また、より高性能なレーザーを富山大で準備中で、いずれKAGRAに組み込まれる予定です。これらは感度を向上させるために必要な作業で、これから日米欧で行う国際共同観測を実現させるだけではなく、一日も早く重力波を自力でとらえて重力波天文学に貢献できる研究成果を出すことを目指しています。

改良作業の様子
2021年11月20日に開催されたオンライン一般公開の様子

【研究環境の整備】
岐阜県飛驒市の施設である北部会館(岐阜県飛驒市)全体を、宇宙線研究所附属重力波観測研究施設の実験施設として改修し、若手研究者や学生用の研究スペースとして使用しています。日頃から、研究者や学生が活発な研究活動を行うなど、大変貴重なスペースとなっています。

【岐阜県飛騨市との連携】
岐阜県飛驒市と宇宙線研究所は、学術研究の発展や人材育成、地域の活性化を目指し、「岐阜県飛驒市と東京大学宇宙線研究所との連携協力に関する協定書」を2017年に締結しました。また、岐阜県飛騨市から北部会館を無償で借り受けています。この他にも、サイエンスカフェや一般向け見学会の開催など、KAGRAのさまざまなイベントの運営にも多大な支援を受けています。

【広報活動】
一般公開や坑内ライブツアー、出張講義やオンライン講義など、宇宙線研究所主催のイベントでKAGRAのPRを行いました。
また、NHK番組「575でカガク」などで紹介されました。

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寄付総額
100,082
寄付人数
275

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  • T-point
    Tポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

国立大学法人東京大学

東京大学は開学以来、学問の礎を築き、学術研究の最先端を切り開いてきました。国際的に卓越した研究力と独創的な知をもって、総合大学の特徴を生かし、分野や組織を横断した活動の支援と産官学のネットワーク形成を進めています。

研究成果を積極的に社会に還元しつつ社会の要請に応える研究・教育活動を創造し、大学と社会の双方向的な連携を推進します。

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領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
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団体のプライバシーポリシー

国立大学法人東京大学のプライバシーポリシーは、https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/general/privacy_policy.htmlをご覧ください。
 
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