令和6年「能登半島地震」被災地域における障がい児などへ支援を(B&G財団)

寄付受付開始日:2024/10/08

  • 領収書あり
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障がいや特性を持つ子供たちとそのご家族など災害弱者は被災後の困りごとが増えています(2024年2月21日撮影、七尾市)

公益財団法人B&G財団

プロジェクト概要

更新日:2024/12/06

困難を抱える「能登半島地震」被災地域の障がい児やそのご家族など、災害弱者に寄り添い、支援します

B&G財団は、全国約380の地方自治体と連携し、地域の防災力を高め、災害からの復旧・復興を迅速にできるよう「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業を展開しています。

令和6年能登半島地震においても、いち早く各地の防災拠点と連携し、スライドダンプを現地派遣するなど、被災地の復旧活動を進めてまいりました。

甚大な被害を受けた穴水町、志賀町、七尾市を中心に支援活動を行っています(2024年2月21日撮影、志賀町)
B&G防災拠点福島県塙町から現地派遣中のスライドダンプ(2024年1月19日撮影、珠洲市)

また、「B&GフレンドシップPROJECT2024」を立ち上げ、運動や遊ぶ機会を失った子供たちの心の支援のため、石川県穴水町・志賀町・七尾市の被災児童を対象に、温水プールでのマリンスポーツ・レクリエーション体験会を実施したほか、体育館・グラウンドにて体を使ったさまざまな遊びやニュースポーツなどの機会を提供するプレイパークも実施いたしました。

がんばろう 能登半島! B&Gわくわく水上運動会for七尾を開催
がんばろう能登半島! B&Gプレイパーク in 穴水を開催

2024年7月に開催したプレイパーク。障がいや特性を持つ子供たちは残念ながら参加が難しかったようです(2024年7月6日撮影、穴水町)

しかし、家族や周囲のサポート無しでは移動や行事への参加が難しい障がいや特性を持つ子供たちは、外出が困難な状況が続き、不登校に陥る子も。運動支援など生活の質を向上するための十分な支援が届いていないのが現状です。
そして追い打ちをかけるように発生した令和6年9月「能登豪雨」。

運営スタッフや建物の被災により、やむを得ず閉業した障がい者関連施設も複数あり、障がい児・者など災害弱者を取り巻く環境は困難を極めています。

そこで当財団では、自宅・学校施設の被災など生活環境の変化により、心身のストレスが増大している障がい児・者、特性を持つ子供たちやそのご家族にも、全身を動かしスポーツ・レクリエーションに親しんだり、周りを気にせず遊ぶ機会、体験活動に参加する機会などを提供していきたいと考えています。

当財団では、障がい児などすべての子供たちが体験活動に参加できるよう、体験格差解消にも取り組んでいます

また、田舎ならではの「周りの目が気になって外出できない」という根深い課題の解決に向けて、障がい者理解促進事業や、障がい児・者などの災害弱者を支えるご家族や事業者の皆さんへの復興支援なども行ってまいります。

なにとぞご理解、ご協力をお願い申しあげます。

当事者だけでなく、パラスポーツ体験などを通して地域住民や健常児の障がい者理解促進にも注力しています

<寄付受付期間延長のお知らせ>
当財団では特別支援学校や放課後等デイサービスなどとの協議を重ね、障がい児を対象とした出張軽スポーツ教室など複数イベントの開催が決定いたしました。発災から約1年を迎えても、被災地の障がい児・者や傍らで支えるご家族などは引き続き困難を抱えて生活されているため、引き続き現地のニーズに応じ、当事者に寄り添った支援を届けたいと考えているため、寄付受付期間を延長いたします。引き続きのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。(2024年11月28日更新)

■領収書の発行について
B&G財団は、2012年4月に内閣府の認定を受けた公益財団法人です。そのため、当団体へのご寄付は寄付金控除等の税制上の優遇措置の対象です。

1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。

※手続き完了後の発行や再発行はできません。
※当団体からの領収書発行時期:寄付手続き日から約2カ月~3カ月程で領収書を発行いたします。
(寄付手続き日の翌月末日頃が当団体への入金のため、入金された月の翌月末頃までに発行)
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Vポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
公益財団法人B&G財団
電話:03-6402-5313
メールアドレス:jigyo@bgf.or.jp

寄付金の使いみち

令和6年能登半島地震の被災地域(主に穴水町・志賀町など)における障がい児・者などへの直接支援および災害弱者・要支援者を取り巻くサポート環境改善に向けた取り組みに活用させていただきます。

<主な支援内容>
・運動不足解消や心身のストレス解消のための障がい児・者対象軽スポーツ教室などの開催や遊び場の提供
・障がい者理解促進事業の実施
・その他災害弱者・要配慮者への支援活動
(乳幼児や高齢者、障がい児・者など、被災により困難を抱える方々への支援など)

お預かりしたご寄付は、全額上記の支援内容に活用し、当財団の人件費など間接経費には一切使用いたしません。

※全額とは、クレジットカード会社の手数料等(消費税含む)を引いた額となります。

なお、被害状況および支援状況により、皆様からお預かりしたご寄付のすべてを活用できない場合、今後発生する災害において、速やかに被災地で支援活動を行う際の支援金として活用させていただきます。

"#2024notopeninsulaearthquake"

活動情報

更新日:2024/12/06

能登半島地震被災地支援活動レポート Vol.1

2024年11月4日(月・祝)、能登半島地震で甚大な被害を受けた児童養護施設の子供たちやスタッフなどを招待し、「がんばろう能登半島! B&Gプールdeマリンスポーツ体験会」を開催しました。

富山県高岡市福岡B&G海洋センター温水プールで実施(2024年11月4日 富山県高岡市)

能登半島唯一の児童養護施設(石川県穴水町)では小学生から19歳までの子供たちが生活しています。この度の地震による建物被害は甚大で、分園は天井が落下し生活が困難となり、全員が本園に移動して生活をともにしていました。
本園も、子供たちが普段身体を動かすホールや職員トイレ等は被害が大きく使用できず、床は波打ち、壁には多くのクラックが入ってしまったそうです。

厨房(ちゅうぼう)はガス漏れと水道管の故障があり、ほとんどの地域で断水が解消される中、上水道が長らく使えず(2024年11月中旬に復旧)、簡易コンロを使って廊下で調理し、飲料水・料理用水は外部調達する生活が続いていました。
児童養護施設は県立施設であるため、所在自治体への声も届きにくく、まさに「支援の隙間」「災害弱者」となっていました。

そのような状況下で我慢続きの子供たちに、当財団では暑い夏場に学校等に持参する飲料水等の支援を行ってきました。そして今回は、少しでも心から笑って、心身のストレスを発散する機会を提供したいと考え、石川県内にある別の児童養護施設との交流も兼ねて、富山県高岡市福岡B&G海洋センターにおいて、マリンスポーツ体験会を開催することにいたしました。

初めてのメガSUPに挑戦する子供たち(2024年11月4日 富山県高岡市)

参加した小学4年生から高校3年生までの児童・生徒は、初めて体験するスタンドアップパドルボード(SUP)やウオーターロール、ライフジャケット浮遊体験などの水中レクリエーションを目一杯楽しみ、大きな歓声が会場に響いていました。

SUP体験では笑い声が響き渡る(2024年11月4日 富山県高岡市)

お昼休みには提供したお弁当を食べながら、チェキを使って、この日初めて会った他施設の子供たちと写真を撮り合い、交流を深めていました。
その後は、体育館に移動し、しっぽ取りなどで走り回ったほか、シャフルボードやモルック、バッゴーなど初めて見聞きするニュースポーツにも挑戦。身体をいっぱい動かして大満足の表情をして帰途についた子供たちでした。

午後はユニバーサルスポーツ体験で身体を動かした(シャフルボード)(2024年11月4日 富山県高岡市)
障がいの有無にかかわらず楽しめるモルックにも初挑戦(2024年11月4日 富山県高岡市)

<参加した子供の感想>
●地震の影響で施設の体育館が一部壊れていて、運動場も修理のため使えなかったりと、なかなか体を動かすことが出来なくて、最近退屈に感じていましたが、今回の体験で思う存分身体を動かすことができて楽しかったです。
またこのような体験会に参加したいです。

●今年初めてプールに入ったので楽しく泳いだりレクリエーションを楽しむことができた。昼に食べたお弁当もおいしいものばかりが入っていてまた食べたいと思った。他施設の方と交流する機会も少ないため、いろいろな人と遊べていい経験になった。

●溺れている人を見つけた時に助ける方法を知ることができてまずよかったし、久しぶりにプールに入ることができて楽しかった。次行くときはもっと遠慮せずに楽しみたい。

<参加した施設スタッフの感想>
●震災の影響でプールは使えず、海水浴もできなかったため、水と触れ合う機会を今年初めて持つことができた。
子供たちの様子を見ても、とても活き活きと過ごしていたように感じた。また、他施設との合同参加という点でも、子どもたちにとって良い刺激にもなっているように感じた。
思いっきり体を動かして遊ぶという体験が難しい状況の中、このような機会を設けていただき、ありがとうございました。

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残り日数
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プロジェクトオーナー

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公益財団法人B&G財団

B&G財団は、1973年の設立以来、海などの水辺の自然体験学習を通じた子供たちの健全育成活動を、全国約480カ所のB&G海洋センターおよび所在自治体と連携しながら続けてきました。
2021年度からは「防災拠点の設置および災害治相互支援体制構築」事業にも着手し、これまでに全国54カ所の防災拠点整備を完了。拠点に配備している重機や救助艇を使用した拠点スタッフの各種研修などを通じ、地域の防災力強化を目指しています。

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領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
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