困難な状況にある子どもたちに体験学習の機会を

寄付受付開始日:2022/05/12

  • 領収書あり
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障がい児、ひとり親家庭、児童養護施設など、困難な状況にある子どもたちの体験格差の解消に取り組んでいます。

公益財団法人B&G財団

プロジェクト概要

更新日:2023/10/24

広がる支援と広がらない支援 未来を担う子どもたちの体験格差の現状を知ってほしい

自然体験学習は学びの宝庫
B&G財団は、設立以来、海辺や水辺での自然体験学習を通じた子どもたちの育成活動を続けてきました。

少年期の自然体験活動は、コミュニケーション能力や自尊心など「社会を生き抜く力」の醸成、規範意識や道徳心の育成などのほか、学力にも良い影響を与えます。最近の研究では、子どもの頃の体験が豊富な大人ほど、学歴が高い・収入が多い傾向にあることが明らかになるとともに、脳の発育にも良い影響があり、非認知能力も高まることが分かっています。

自然から子供たちはさまざまなことを体験的に学んでいきます

特に水辺での自然体験活動は、潮流や干満など刻々と変化する自然環境に臨機応変に対応しなければならない場面が多く、その体験が子どもたちの新たな能力を引き出し、生きる力を育んでいく教育効果の高いものです。

さまざまな団体がキャンプなどの自然体験学習を行っていますが、その参加費用は1日につき1万円程度。身体的、家庭的、経済的な理由で、参加したくても参加できない子どもたちがいます。

体験学習は二人一組のバディで実施。バディで相互監視することにより安全性を高め、信頼関係を構築していきます。
バディで協力して体験することで、協調性やコミュニケーション能力を高めていきます

参加したくても参加できない子どもたち
困難な子どもたちへの支援は、子どもの貧困対策の推進に関する法律が施行されるなど、国や自治体をはじめ多くの組織や団体、企業が支援をしています。しかし残念なことに、体験活動、とりわけ自然体験活動は「単なる遊び」と考えられ、支援する団体は極端に少なく、取り残された状況にあります。

教育効果のある自然体験活動に参加できる子どもと、参加したくても参加できない子ども。これも教育格差の一つなのです。

自然体験学習は大切な少年期の教育の一つです

私たちB&G財団では、このような「注目されない格差」を改善するべく、2015年度から、企業協賛など広く寄付を募りながら、無料の自然体験学習会を企画し、ひとり親家庭の親子や児童養護施設で生活する子どもたち、放課後等デイサービスを利用する障がい児を招待。体験格差の解消に取り組んでいます。

未来を担う子どもたちの成長のために、少額からでも毎月継続してご支援いただくことで、体験格差の解消への支援が広がり大きな支えになります。継続寄付をぜひご検討ください。

自然体験学習会では普段経験できないスポーツにチャレンジし、子どもたちの小さな冒険心を満たし、自尊感情を育てていきます

■領収書の発行について
B&G財団は、2012年4月に内閣府の認定を受けた公益財団法人です。そのため、当団体へのご寄付は寄付金控除等の税制上の優遇措置の対象です。

1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
※手続き完了後の発行や再発行はできません。
※当団体からの領収書発行時期:寄付手続き日から約2か月~3か月程で領収書を発行いたします。
(寄付手続き日の翌月末日頃が当団体への入金のため、入金された月の翌月末頃までに発行)
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
※Tポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
公益財団法人B&G財団・Yahoo!ネット募金係
電話:03-6402-5310
メールアドレス:keiri@bgf.or.jp

寄付金の使いみち

皆さまからのご寄付により、B&G財団ならびに全国465カ所にあるB&G海洋センターで、ひとり親家庭や児童養護施設の子どもたち、放課後等デイサービスの利用者など、困難な状況にある子どもたちを対象とした無料の海辺や水辺の自然体験学習会を実施いたします。

学習会では、小さな成功体験を狙うカヌーやSUPなどのマリンスポーツのチャレンジ、環境への関心を高める水辺の環境清掃やビーチクリーン活動などを行います。

活動実績

活動情報

更新日:2023/10/24

ひとり親家庭を対象に「マリンスポーツ体験会」を開催(2023年10月24日更新)

Yahoo!ネット募金に「体験格差」への支援をお願いしてから約1年半が過ぎました。多くの方々へこの支援が届きにくい格差の現状について関心を持っていただくことができました。また、多くの寄付もお預かりすることができました。改めて感謝申し上げます。

2022年度の活動に引き続き、2023年度の夏休みには、ひとり親家庭を対象に「夏休みマリンスポーツ体験会」を開催しました。コロナ禍では、さまざまな我慢を強いられてきた子供たち。久しぶりにマスクを外した夏休みに子供たちの笑顔が戻ってきました。

・日程:2023年8月10日(木)
・場所:若洲海浜公園(東京都江東区)
・対象:東京都内在住 ひとり親家庭の親子
・参加者:小学1年生~高校1年生までの親子18組38名
・内容:SUP(スタンドアップパドルボード)・カヌー・ボート遊覧・海遊び

今回参加したのは全員シングルマザーのご家庭でした。「体験格差」は、経済的・身体的な理由も一つですが、シングルマザーの場合、自然体験、特に海でのレジャーは安全確保の観点から「自分一人で子供を連れていくのにはハードルが高い」とちゅうちょしてしまうこともあるようです。事後アンケートによると参加者の多くが「初めて子供と一緒に海に来た」もしくは「簡単な海水浴程度しか一緒に行ったことがない」と回答していました。

体験会では、子供たちだけではなく、お母さんにも一緒にマリンスポーツを体験してもらったことで、親子で楽しいひと時を共有することができたととともに、「子供の方が上手だった。成長を改めて感じた」「海へ連れていくことへのハードルが少し下がった」との感想も聞かれました。

【活動の様子】

SUP(スタンドアップパドルボード)。親子で一緒に乗ってみます。
カヌー。親子で息を合わせてこぐのがポイントです
ボート遊覧。海上からディズニーランドも眺めました。スピードが出るため風と水しぶきを肌で感じます
飛び込みも挑戦。初めは怖がっていた子供たちも、こんなジャンプができるようになりました。
集合写真

詳細はこちら

B&G財団では、今後も体験格差解消に向けて、水辺の活動を中心にさまざまな自然体験活動を提供してまいります。

「小さな力を集めて大きな支援へ」なくそう!体験格差!!

ひとり親家庭・児童養護施設・障がいのある子どもたち1,000人に水辺の体験活動を楽しむ機会を提供(2023年5月23日更新)

おかげさまで、2022年度は、31カ所の海洋センター、海洋クラブで地域のひとり親家庭、児童養護施設、フリースクール、障がいのある子どもへ水辺の体験活動を提供することができました。体験活動を楽しんだ子どもたちは、1,045人。長引くコロナ禍のなか、特に障害児や集団で生活を行っている児童養護施設などは、積極的な外出を控える傾向もあり、さらに体験格差が広がることを懸念していましたので、少人数や実施時期の変更、温水プールの活用など実施方法を工夫し、子どもたちの期待に応えるようにいたしました。

海辺の生きものや漂流物を観察するビーチコーミング
フロートに乗って波を体感しました
初めて行ってみた海上からしか行けない場所
天気が悪くてもプールで実施

参加した保護者からは「体を動かす機会が減っている中、このような体験の機会があるのはありがたい」との感想があり、子どもたちからお礼の感想文も寄せられました。

参加者からの感想文

2023年度は、コロナも5類感染症に移行し社会生活が戻ってきました。今年度は、コロナ禍で手薄となっていたひとり親家庭の子どもたちへ自然体験活動を提供する体験教室を開催できるうよう準備を進めています。

「小さな力を集めて大きな支援へ」なくそう!体験格差!!

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寄付総額
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寄付人数
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プロジェクトオーナー

公益財団法人B&G財団

体験を通じて学ぶ自然体験学習は、子どもたちの心と体の成長には欠かせない教育の一つで、少年期の経験は将来にわたり影響を与えます。
B&G財団は、1973年の設立以来、海辺や水辺の自然体験学習を通じた子どもたちの育成活動を全国にあるB&G海洋センターや海洋クラブと連携しながら続けてきました。
2015年度から、今まで培ってきた自然体験学習のプログラムや運営ノウハウ、指導者などを活用し、身体的、家庭的、経済的な理由により困難な状況にある子どもたちの自然体験学習の機会を支援する「体験格差解消」に着手しました。
現在は、企業協賛やクラウドファンディングなど広く寄付を募り、支援活動を続けています。

※2023年4月に、団体名称を「公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団」から「公益財団法人B&G財団」に変更しました。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

団体のプライバシーポリシー

公益財団法人B&G財団のプライバシーポリシーは、https://www.bgf.or.jp/policy/ をご覧ください。

なお、Yahoo!ネット募金に関し、LINEヤフー株式会社より提供を受けた個人情報については、次の目的の範囲においてのみ利用します。

・寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)

以上

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