【釧路湿原】
周辺地域も保護して未来へ
(トラストサルン釧路)

寄付受付開始日:2021/11/04

  • 領収書なし
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釧路湿原は面積がおよそ1万9,600ヘクタールの日本最大の湿原です。

特定非営利活動法人トラストサルン釧路

プロジェクト概要

更新日:2021/11/04

多くの動植物の貴重な生息地である釧路湿原に保護地を作り、美しい湿原を次世代に残したい。

特別天然記念物のタンチョウをはじめとして、オジロワシやイトウ、キタサンショウウオなど希少な生物の生息地になっています。

湿原に暮らすタンチョウ・オジロワシ・イトウ・キタサンショウウオ

釧路湿原の流域では長年続いてきた開発行為によって荒廃が目立ち、生態系の破壊が深刻な問題になっています。

中心部は天然記念物やラムサール登録湿地に指定されていますが、周辺部では開発が進み、また、水源となる周辺丘陵地では森林伐採による湿地への土砂流失などが起こり、湿原面積は減少し、環境の悪化が続いています。

伐採が続く湿原周辺の丘陵地

トラストサルン釧路はナショナル・トラストの理念のもとに、皆様からの寄付を原資にして、法的に保護されていない湿原や、湿原周辺の丘陵地を購入、もしくは協定によって、釧路湿原の保護を進めています。

開発された草地に隣接する湿地のトラスト地
湿原周辺の丘陵地帯のトラスト地(植林実施中)
達古武沼湖畔のホタルが生息するトラスト地

保護地となった丘陵地では伐採によって裸地化したところもあり、もともとのような森林に戻すために植樹作業にも取り組んでいます。

過去に伐採された保護地に植樹

植樹活動は会員やボランティアなどによる市民参加をベースに行っており、生物多様性保全の観点から、地元産の苗木を育てるところからはじめ、植樹を続けています。

また、釧路湿原保全の大切さを伝えるために、自然観察会や森づくりのためのイベントなども開催しています。

保護地を巡る湿原観察会
釧路湿原を未来へ

寄付金の使いみち

皆さまからいただいたご寄付は、釧路湿原に保護地を作り、維持管理するために活用させていただきます。

管理している保護地への植樹活動
植樹する苗木を育てる活動
観察会や植樹会などのイベント開催
・会の維持管理など

皆さまからの温かいご支援が、美しい釧路湿原を次世代に残す活動につながります。

活動情報

更新日:2021/11/04

釧路湿原および周辺丘陵地に保護地を作り、維持管理しています。

2021年8月現在、46カ所、およそ534ヘクタールの保護地を管理しています。

取得した保護地

湿原周辺の丘陵地にある2カ所の保護地において、伐採によってササ原になってしまった箇所で植樹作業を続けています。

植樹作業

また、植栽地にはエゾシカによる食害を防ぐためにネットの設置などもしています。それらの維持管理も定期的に行っています。

植栽地のネット補修作業

保護地内に苗畑をつくり、地元産の種子を採取し、種子から苗作りを進めています。2020年度末でおよそ8,000本の苗木の管理をしています。

苗木づくり

保護地の観察会や、湿原の水鳥観察会などを開催しています(現在は新型コロナ感染症拡大の影響で休止中)。

湿原水鳥観察会
当会の活動を伝える動画

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寄付人数
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プロジェクトオーナー

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特定非営利活動法人トラストサルン釧路

NPO法人トラストサルン釧路は、保護されず開発が続いている釧路湿原や、その水源となる丘陵地帯の保護を目指してナショナルトラスト(国民の自発的意思に基づく拠出金で自然環境の保護などを目的に土地などを購入し自主的に管理する市民活動)を進めています。

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